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田舎と都会だと高校偏差値同じでも田舎の方が頭いいのは何故ですか進学実績とかが田舎の方がいいのは

A 回答 (3件)

「高校偏差値同じでも」というのは、高校受験のときの受験偏差値のことですよね。

つまり、その都道府県で高校受験した中学3年生の受験偏差値。受験偏差値というのは、模試の結果から、どれくらいの学力レベルならば合格圏内にいるか、というボーダーラインを示すものです。
で、田舎の高校のほうが、その合格ボーダーラインが低い割には進学実績が良い=学力の高い生徒がいるのはなぜか?ということですね。
都会は人口が多く、狭い面積内にいくつもの高校が集中しています。なので、都会に住んでいる中学生からすると、高校の選択肢はいくつもあるわけで、必然的に、高校ごとの学力レベルのランク分けが細かくなります。
これが田舎だと、物理的に通える範囲には高校が1校しかない、なんてことも珍しくありません。お金と時間を掛けて都会の高校に通うか、地元の高校で我慢するか、という究極の二択になることも多いのです。成績優秀でも都会の上位校まで通うことができない生徒も、成績がそんなに良くない生徒も、いろんな学力レベルの生徒が「その地区にある高校」に行くことになれば、その高校の合格ボーダーラインは低く出ます。田舎は人口も少なく、立地的に不便ということも多いので、倍率が低くなります。
つまり、都会の高校は学校内の学力レベルが均質化しているのに対し、田舎の高校は、就職組から国立大学進学組まで様々な進路の生徒がいる、という感じです。受験偏差値では低めに見える田舎の高校でも、進学組はきっちり勉強していますから、進学実績がそこに現れます。
また、離島などハンデのある学校では、先生達が「離島のハンデを克服したい、離島だからこそしっかり教育したい」と、教育に力を入れて、本土の高校よりも良い進学実績をあげている、というような事例も聞いたことがあります。
高校入学時の偏差値は高くなくても、入学後の3年間の教育次第で、進学実績を上げることは可能です。
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この回答へのお礼

素晴らしいありがとうございます!高校数が多ければ近いレベルの人が集まりやすいが田舎だと数が少ないので玉石混交になりやすいということですか

お礼日時:2018/08/20 01:39

高校という集団に対しての評価と


進学実績という個人の評価を
ごちゃまぜに考えていないか?
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最近話題の東京医大に例えて説明します



東京医大に限らず 全ての医学部医学科で共通していることなのですが
さすがに6年生の後期になると みんな勉強を始めます

その時に 現役と浪人の差が出てきます
と言うのは 浪人生が高校卒業後1年あるいはそれ以上の時間をかけて習得したことを
現役生は高校3年間だけで習得できているわけで
そういう意味では 現役生のほうが頭がいいわけです

都市部と地方の関係も似たようなもので
都市部では 親御さんが子供の頭に万札を振りかけるようにして育てて 小学校の時代からずっと塾通いで勉強しているのに対して
田舎はそこまで教育産業の密度が高いわけではないので
必然的に 同じ偏差値になろうとしたら 田舎の高校生(つまり 教育産業による訓練を経ていない)のほうが 比較的高いレベルが要求されるからです
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