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薬でうつ病が治った・寛解した、思うのは勘違いじゃないでしょうか。
年間消費量600億円とも言われれるパキシルの場合、自殺したり、自殺したくなったりする可能性を製薬会社自身が認めているような薬です。
このような薬を体内に長期間投与された状態で、しかも、それを飲み続けながら、「わたしは治った」と思うのは勘違いじゃないかという気がするのですが、いかがでしょうか。
断薬後にそう言うのなら、まだ理解できますが、それは、そもそも服用が無意味であったことの証明にしかなりませんしね。
現状で「治った」と思っている方に対しては、むろんお喜びを申し上げますし、そのことを云々するわけではありません。
しかし、「薬で治った」というのは勘違いではないか、ということです。
副作用の危険が増大している点に目を向けずに「治った」というのは、どこか腑に落ちないのです。

質問者からの補足コメント

  • #9お礼欄からの続き。

    >>(Naslundらの研究)「自殺傾向に対するSSRIの影響は、25歳以上のうつ病患者において有益であり、

    パキシルでは「上昇は認められず、」なのですが、奇妙に謙虚ですね。^^;
    いずれにせよ、24歳には処方しないが25歳には処方するわけでしょうが、まったく疑問はお感じにならないわけですか?

    >うつ病患者の自殺は、SSRI投与で減ります。(増えはしません!)

    どういったデータに基づいているかは不明ですが、「うつ病」の概念自体が、おそらく異なっているような気もしますね。
    (動くのも大変などの)本物のうつ病は、そう多くはないのではありませんか?
    また、投与後の悪化症状を、再発と見るか、SSRIの副作用と見るかによっても違ってくるのでしょう。

    下段へ続きます。

    No.9の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/10/08 23:34
  • 上段からの続き。

    >仕事・家事・学業などの生活を普通に送ることが回復です。

    おっしゃることはよくわかります。
    ただ、「普通」の基準をどのあたりにおくのか、という認識の相違があるのかもしれませんね。

    >>また、通常、断薬の指導までしているものなのでしょうか?
    断薬というより、減薬・中止ですね。当然、減薬・中止まで含めて治療です。

    処方の段階で、当初から『減薬・中止』は組み込まれている、ということで間違いないでしょうか?
    5年とか10年飲み続けているかたは結構おられると思うのですが、その方たちは、どういった状況にあることになりますか?

    >そこから『完全治癒』率となると、残念ながら10~20%程度と推測します。

    感触としては、それほど多いとも思えないのですが、『完全治癒』の概念に対するご見解をお聞かせいただけると有難いです。

    下段へ続きます。

      補足日時:2018/10/08 23:35
  • 上段からの続きです。

    >作家の北杜夫氏が、三環系抗うつ薬を使いながら多くの作品を作られたことは有名です。

    ドクトルマンボウですね。
    しかし、彼の死因も不審といえば不審ですよね。
    個人的には、精神薬の副作用によるイレウスが原因じゃなかったかという気がしています。
    病院側が解剖を拒んだらしくて。

    最後は余談っぽくなっちゃいましたかね。

      補足日時:2018/10/08 23:36
  • #10お礼欄からの続きです。

    その上、医者は医者で詳しく説明しない。
    怖がられて投薬拒否されると商売あがったりですから、まあ気持ちもわかりますが。
    しかし、「医者が自信を持って処方するのだから大丈夫だろう」
    これが一般人の感覚じゃないですかね?
    医者も人の子であり商売人。
    客の命より自分の利益を優先したって何も不思議ではない。
    ということがわかってないわけです。
    背後には製薬会社という巨大産業が控えて万全の態勢をとって宣伝も上手ですから、なかなか気づけませんよね。

    「病気の症状で自殺願望が出て苦しんでいる人」は特に自殺したくなる確率が高い、とも書かれています。しかし、それでも「慎重に投与すれば大丈夫」という説明になっているんですよ?
    そんな薬飲みたいですか?
    「これは自殺したくなる薬です」と説明されなければ飲んでいたのに、なぜ余計なことを言うんだ!
    と言って怒るのですか?

    No.10の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/10/09 00:38
  • #13お礼欄からの続き。

    >副作用を上回る作用があるとされているからだと思います。
    違うというのなら、信頼性の高いソースをお願いします。

    『とされているからだと思います』ということは、ご自身でも確信があるわけではないのですね。
    『副作用を上回る作用』の意味も微妙によくわかりませんが、添付文書には、
    【自殺行動(自殺既遂、自殺企図)のリスクが高くなる可能性がある】
    【基礎疾患の悪化又は自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されている。】
    【、大うつ病性障害の患者において、プラセボ群と比較してパロキセチン投与群での自殺企図の発現頻度が統計学的に有意に高かった】
    などと明記されている。
    製薬会社自身にとって不利な記述なので、これほど『信頼性の高いソース』も無いでしょう。
    あとは、こうした副作用を上回る作用というものが存在し得るのか?
    という素朴な疑問を投げかけるにとどめておきます。
    下段へ続く

    No.13の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/10/10 14:44
  • 上段からの続きです。

    >ここは困っていることを書き込んで問題を解決するサイトですので。

    パキシルは、製薬会社自身が認めているように、
    【うつ病が治るかどうかはわかりません。うつ病がさらに悪化する可能性もあります。自殺したくなったり、実際に自殺を企てたり、あるいは他人に危害を加えるようになる可能性もあります。妊婦が服用した場合、新生児には2%の割合で先天異常(特に心血管系異常)のリスクが増加しました。】
    と明記されています。
    なのに、なぜ服用するのか?という疑問が解決できずに困っています。

      補足日時:2018/10/10 14:47
  • #17お礼欄からの続き。

    >万一投与したとしても薬にならないかわり毒にもならないようですから、重大な医療事故にはなりにくいと思います。

    【有効性が確認できなかった】と表現すれば、そのように考えてくれる人が増えるという製薬会社側の戦略なのでしょうね。
    「有効性が確認できなかった」のではなく、「発現リスクが高くなることが示唆された」のが本当のところです。
    パキシルインタビューフォーム10ページ「1.効能または効果」の(解説)をご参照ください。
    file:///C:/Users/yuu/Downloads/340278_1179041G1020_1_008_1F%20(1).pdf
    下段へ続きます。

    No.17の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/10/10 20:04
  • 上段からの続きです。

    >何度も申し上げている通り、副作用のリスクを上回る効果があるとされているからでしょう。

    パキシルには、
    【うつ病が治るかどうかはわからず、逆にさらに悪化する可能性がある。自殺したくなったり、実際に自殺を企てたり、あるいは他人に危害を加えるようになる可能性もある。妊婦が服用した場合、新生児には2%の割合で先天異常(特に心血管系異常)のリスクが増加する可能性もある。】
    といった副作用のリスクを上回る効果がある、というご見解で間違いありませんね?

    そこまでおっしゃるのなら、見解の相違ということで、めでたく解決に至ったことになりますよ。
    貴重なご見解をお示しいただき、どうもありがとうございました。

      補足日時:2018/10/10 20:06
  • #24お礼欄からの続きです。

    >抗うつ薬未服用のうつ病患者の自殺は決して少なくありません。

    そうかもしれませんね。
    ただ、抗うつ薬服用による自殺も相当多いと思いますよ。
    これらの対比データを作る気がないですよね厚労省は。
    そもそも、うつ病の診断基準は何ですか?
    DSM?
    まともに解釈したら世の中全員うつ病ですよ。
    つまり、医者の主観によって決まるだけだ、ということ。
    そんな病気に、まともな治療法など存在するわけがないでしょう。

    >そして抗うつ薬未服用の理由が、抗うつ薬に対するネガティブキャンペーンのためであれば、直ちに弁護士と相談の上、民事・刑事を含めた法的措置の検討を行うでしょう。

    それはご自由になさってください。
    好き好きですから。
    むろん、抗うつ薬服用による自殺が判明した場合、あなたは自首なさるという覚悟がおありなわけだ。
    それはそれで、ひとつのポリシーでしょうね。

    No.24の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/10/12 01:21
  • #26お礼欄からの続き。

    >誰かの借り物意見や、「素人の推測」を語るべきではありません。

    あなたの意見はすべて一からご自分の頭で捻出されたものなんですか?
    天才ですね。
    「素人の推測」にも色々ありまして、合理的根拠にもとづいてさえいれば、まったく問題ありません。
    専門家を妄信することによって、あらゆる不幸は作られているんじゃないですかね?
    本庶佑氏も言ってますが、まず疑ってみる、という姿勢があなたには欠けています。

    >その昔、「ああ言えば上祐」(年がばれますね)と言われた上祐史浩氏と議論している感じで、正直不毛です。

    不徳の致すところと申し訳なく存じます。
    しかし、彼もすっかり丸くなりましたね。
    わびさびの風情さえ漂わせているかの如き佇まいを見せているようです。
    人間、変わろうと思えば変われるものですね。

    以後、補足欄が使用できません。
    長い投稿は分割していただけると有難く。

    No.26の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/10/12 19:54

A 回答 (51件中21~30件)

たびたび失礼します。

No29の追加補足です。

医師が「再発しそうだなあ」と思ったら、抗うつ薬を継続するでしょう。

医師が「再発の可能性は低いだろうなあ」と思ったら、抗うつ薬は中止するでしょう。

その判断は、うつ病あるいはうつ状態の誘因が多きく関係します。
失職・離婚など、誘因がはっきりしている場合、すなわち反応性抑うつ状態の場合、誘因が解決していれば、医師は「再発の可能性は低いだろうなあ」と判断するでしょう。
そして反応性抑うつ状態の場合は、認知行動療法の有効性が高いことは有名です。

それに対し、誘因・原因がわからない場合、医師が「再発しそうだなあ」と思うでしょう。
誘因・原因がわからない場合は、うつ病の可能性が高く、再発リスクは高く、認知行動療法の有効性はあまり高くありません。

と考えれば、まあ当たり前の結論とも、思えてきました。

少なくとも、内海氏が主張する「この論文によると抗うつ薬を使用しない方が再発しにくい」という話は、原因と結果を取り違えた勘違いです。きっときちんと読まず、さっと斜め読みだけしたんでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
分割に感謝しつつ。

>失職・離婚など、誘因がはっきりしている場合、すなわち反応性抑うつ状態の場合、誘因が解決していれば、医師は「再発の可能性は低いだろうなあ」と判断するでしょう。
そして反応性抑うつ状態の場合は、認知行動療法の有効性が高いことは有名です。

そうなんです。
kattun175さん、実は、ここに最大の問題が潜んでいると思うのです。
まず、認知行動療法を正しく使える医師が少ないように思われる点。つまり、反応性抑うつ状態の場合は薬の投与を断念して心理療法士にすべて委ねるぐらいの度量を備えるべきではないか、ということです。
次に、薬を処方するほうが楽であると考える医師が多いように思われる点。
さらに最大の問題点は、双極性障害との判別が難しい点ではないかと思います。
日本では4割、アメリカでは7割の誤診率とも聞き及びます。
つまり、躁転の可能性が高いわけですから、誘因・原因がわかっていても、医師が「再発しそうだなあ」と判断してしまう確率が格段に高くなるはずだということです。
これを防ぐためには、よほどの緊急事態以外、薬の投与はすべきではないでしょう。

>誘因・原因がわからない場合は、うつ病の可能性が高く、再発リスクは高く、認知行動療法の有効性はあまり高くありません。

「本物のうつ病」との区別がつかない医師が多いのではありませんかね。
単に儲かるから処方しているだけかもしれませんが。
いずれにせよ、弱り切って動けない人に認知行動療法を試す人はいませんよ。
内海氏も緊急時における使用はやむを得ないと明言しているところ。

>内海氏が主張する「この論文によると抗うつ薬を使用しない方が再発しにくい」という話は、原因と結果を取り違えた勘違いです。

一理ありますが、『抗うつ薬を中断すべき』患者にも投与し続けるのが現状。
その意味では、十分に同義となり得るでしょう。
「抗うつ薬を中断すべきと判断したら実際に中断するほうが患者の再発率は有意に低くなる」という因果関係を知らない(あるいは実行できない)医師たちに対しては、『原因と結果を取り違えた勘違い』というより、『原因と結果の再確認』という意味で大いに有効であると思います。
少なくとも、中断すべき(かもしれない)と判断した患者に投与すると再発しやすいという重要な示唆になり得ている。

お礼日時:2018/10/13 23:02

すいませんNo29の補足です。



抗うつ薬の継続・中止が医師に任されていますので、素直に解釈すれば、「医師が抗うつ薬を中断すべきと判断した患者は再発率は少なく、認知行動治療は有効である。継続すべきと判断した症例では、再発率は高く、認知行動治療は無効である。」となりますね。
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Continuation and maintenance use of antidepressants in recurrent depression.


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18087204
に関し、コメントさせていただきます。

このpaperは、AD(antidepressant)によりremissionに至った、recurrent depressionの方の、maintenance therapyとしての cognitive therapy (CT)の価値をrecurrence rateで評価したものですね。

著者らも、"First, the study was not designed to examine the effect of maintenance AD on recurrence. A prospective randomized design comparing maintenance AD to intermittent use and no use (with and without an additional preve-tive psychological therapy) was not considered ethical."と書いており、抗うつ薬による維持に関しての prospective randomized designは組めていません。

ところが著者らが意図した主たる目的では、
Relapse/recurrence rate
Intermittent use of AD (n = 44)
CT 64.0% (16/25) TAU 63.2% (12/19) total 63.6% (28/44) p>0.05
Continuous use of AD (n = 48)
CT 53.9% (14/26) TAU 54.6% (15/22) total 60.4% (27/48) p>0.05
(CT : cognitive therapy, TAU : treatment as usual)
とある通り、有意差は出せていません。

ただ、"The relapse rate in the group of patients who no longer used AD since remission of the last depression before entry (n = 23) was significantly lower compared to the 2 user groups [26% for nonusers vs. 64% for intermittent users versus 60% for continuous users, χ2 (2, n = 115) = 9.653, p = 0.008]."ということで、AD therapyを止めた群が再発率は有意に低くなっています。
ただ、残念なことに著者らも述べている通り、AD therapyはcontrolされたものではありませんので、再発率の低下が、AD therapyの中断によるものか、元々の疾患相の違い等との要因によるかの判断はこのstudyだけではできません。
しかし、nonuser groupの中では、[CT: 8% (1/12), TAU: 46% (5/11), χ2(1) = 4.102, p = 0.043]となっており、けっこう立派な有意差が出ています。
ただ、上に示すuser groupでCTとTAUで差は出ておらず、nonuser groupのnが少ない(CT 1/12、TAU 5/11)点は、残念なところです。

以上から、この論文の結論としては、「抗うつ薬で寛解導入された再発性うつ病患者の、寛解維持療法として抗うつ薬を使わない場合は認知行動療法の併用が望ましいだろうが、例数が少なくさらなる調査が必要。抗うつ薬を使う場合は、認知行動療法の併用の有効性は示されなかった。抗うつ薬不使用群は、再発率が有意に少なかったが、これが抗うつ薬不使用の結果なのか、再発しそうにない患者に抗うつ薬を使わなかったという選択の問題かの判断はできない。うつ病初発時の抗うつ薬使用の可否、うつ病及び抗うつ薬使用に関する自殺、に関してはこの論文内での新たな言及は無い。」といったことになりそうですが、いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

英語は苦手ですので良くは(というより、さっぱり)わかりませんが、邦訳を読むかぎり、
抗うつ薬の継続的な使用⇒60.4%は2年間で再発した。
抗うつ薬の断続的な使用⇒63.6%が2年間で再発した。
抗うつ薬不使用時⇒26%が2年間で再発した。
と書かれているように思うのですが、違っていましたか。

#30のご投稿も拝見しましたが、
>「医師が抗うつ薬を中断すべきと判断した患者は再発率は少なく、認知行動治療は有効である。継続すべきと判断した症例では、再発率は高く、認知行動治療は無効である。」

ということなんですか。
なるほど。
英語のできる方は尊敬します。
そうすると、たしかに『例数』は大事でしょうが、
・医師が抗うつ薬を中断すべきと判断した患者の再発率は有意に低くなる。
ということは(とりあえず)言えそうだ、と考えたいところ。
あとは、医師の判断基準の問題になるかと思うのですが、「継続すべき」と判断した群においても中断した場合どうであったのか、という点についても検証が待たれますね。
再発が明らかだという判断が正しかったから再発したのか、継続したから再発したのか。

お礼日時:2018/10/13 22:10

>そうですか。

-_-;
>「効能」は、多くの方が述べておられるので、わざわざ私が『併記』するまでもないと思うのですがね。
>もちろん、医者も言うでしょうし。
>しかし、副作用を言う人は少ないようですので・・。
でしたら何もしないことです。
そもそも専門家でもない人間が手を出すべき領域ではないと思います。
素人がやっていいのは添付文書をまるっと転載(ここ重要)して私見を述べる程度でしょう。


>>違います。正しいかどうかは別問題ということです。
>なるほど。
>理屈としてはわかります。
>しかし、たとえば車の危険性について注意を促す場合、「便利だという良い面もあるけど、危ないから車に注意するように」のように両方の面を提示した上で注意しないと『不公平』とお感じになります?
>自動車販売業者さんなら別ですが。
その場合「どんな人が」危険を促そうとしているかによります。
あなたの場合「車がそれほど普及していない時代に、車のことをよく知らない素人が、車の便利な点を全て無視して危険な点だけを故意に膨らませて宣伝いる」と感じます。


>>症状が改善した人が改善しなかった人を上回れば主観ではなくて客観的事実です。
>『副作用のリスクを上回る効果』について申し上げたわけですが、このリスクを数値化することはできませんよね。
>1000人で2人の自殺企図の場合「リスクを上回る効果」と言うか言わないかという選択。
>また、今回の件に直接的には関係ありませんが、「改善」の定義もなかなか難しそうですよ。
それを言うなら「自殺企図」の定義も難しいでしょう。リストカットだって自殺企図に含まれるんですから。


>>18歳ギリギリだと微妙な所ですが、あえてそういう薬を使うというなら医師の判断に従うでしょうね。
>わかりました。
>医師に対する圧倒的な信頼感(医師によりけりなのでしょうけど)がおありなのですね。
>貴重なご見解ありがとうございます。
>因みに、「(なんか危なそうな気もしますが)他の方法は全く無いのですか?」的な質問も発する可能性は無さそうですか。
心ある医者なら、聞く前に「なぜあえてこの薬なのか」の説明はするでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>そもそも専門家でもない人間が手を出すべき領域ではないと思います。

もちろんですね。
ですので、専門家のご見解を紹介する形でやっているつもりです。

>素人がやっていいのは添付文書をまるっと転載(ここ重要)して私見を述べる程度でしょう。

必ずと言ってよいほど URL 添付しています。
『転載』よりは正確ですよね。

>あなたの場合「車がそれほど普及していない時代に、車のことをよく知らない素人が、車の便利な点を全て無視して危険な点だけを故意に膨らませて宣伝いる」と感じます。

感じてしまうのであれば仕方ないですね。
ただ、『車の便利な点を全て無視して危険な点だけを故意に膨らませて宣伝している』とおっしゃいますが、添付書でも副作用や注意事項に関する説明のほうが圧倒的に多いですよね?
危険な点を強調するのは、人間としてむしろ当然のことでは?
と思うのですが、そもそも、医者の言うことだから信用すべき、という思い込みをお持ちの方には何を言っても無駄なのかもしれません。
論理的に考えていただければ、それほど難しい話ではないはずなんですけどね。
「そりゃ副作用はあるよ、だけどこんな素晴らしい効果があるじゃないか」と言えば済むはずなのに、なぜかそれをおっしゃらない。
不思議ですね。
副作用を強調されると何か困ることがおありなのかもしれませんので、これ以上申し上げないほうが良いかもしれません。

>それを言うなら「自殺企図」の定義も難しいでしょう。リストカットだって自殺企図に含まれるんですから。

いや、ですから、『今回の件に直接的には関係ありませんが』と添えたはずです。
本題は、『副作用のリスクを上回る効果』について申し上げたわけですが、このリスクを数値化することはできませんよね。』のほうです。

>心ある医者なら、聞く前に「なぜあえてこの薬なのか」の説明はするでしょうね。

説明しないような医者の診察は受けない、あるいは、説明されなければ、こちらから「(なんか危なそうな気もしますが)他の方法は全く無いのですか?」と聞く、ということですね。

お礼日時:2018/10/13 21:05

>わかりました。


>では、その「100%伝えているわけではない」場合に対処するために、副作用の危険性を喧伝することをお許しいただけますか?
個人の主観を加えることなく、データに則した内容を「効能」と併記するならいいと思います。

>そうですか。
>『両方を公正に並べた結果、強い方が勝つのは(正しくはないが)当たり前です。』という意味だったんですね。
違います。正しいかどうかは別問題ということです。

>そもそも、数値で表せるものでもありませんから、「上回る」というのは主観なのです。
例えば、1000人に投与して症状が改善した人が改善しなかった人を上回れば主観ではなくて客観的事実です。

>つまり、誰かがそう思った場合にはじめて「上回る」と表現できる。
いいえ、積み上がったデータを客観的に見て上回っているなら、上回っているのです。
100歩譲って、もし「誰かがどう思うか」という判断が加わっていたのだとしても、あなたや私のような素人の判断は100%加味されません。

>仮にあなたが18歳であっても、添付文書の内容を肯定的に評価して、100%とまでは思わないが効く前提で服用するわけですね。
>【うつ病が逆にさらに悪化する可能性がある。自殺したくなったり、実際に自殺を企てたり、あるいは他人に危害を加えるようになる可能性もある。】という前提があっても懐疑的に解釈したりせず、これはあくまで18歳未満の話だから気にしない、ということですね。
18歳ギリギリだと微妙な所ですが、あえてそういう薬を使うというなら医師の判断に従うでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>個人の主観を加えることなく、データに則した内容を「効能」と併記するならいいと思います。

そうですか。-_-;
「効能」は、多くの方が述べておられるので、わざわざ私が『併記』するまでもないと思うのですがね。
もちろん、医者も言うでしょうし。
しかし、副作用を言う人は少ないようですので・・。

>違います。正しいかどうかは別問題ということです。

なるほど。
理屈としてはわかります。
しかし、たとえば車の危険性について注意を促す場合、「便利だという良い面もあるけど、危ないから車に注意するように」のように両方の面を提示した上で注意しないと『不公平』とお感じになります?
自動車販売業者さんなら別ですが。

>症状が改善した人が改善しなかった人を上回れば主観ではなくて客観的事実です。

『副作用のリスクを上回る効果』について申し上げたわけですが、このリスクを数値化することはできませんよね。
1000人で2人の自殺企図の場合「リスクを上回る効果」と言うか言わないかという選択。
また、今回の件に直接的には関係ありませんが、「改善」の定義もなかなか難しそうですよ。

>18歳ギリギリだと微妙な所ですが、あえてそういう薬を使うというなら医師の判断に従うでしょうね。

わかりました。
医師に対する圧倒的な信頼感(医師によりけりなのでしょうけど)がおありなのですね。
貴重なご見解ありがとうございます。
因みに、「(なんか危なそうな気もしますが)他の方法は全く無いのですか?」的な質問も発する可能性は無さそうですか。

お礼日時:2018/10/13 00:03

>CR錠のほうを見ていましたので。



CR錠含め、全ての添付文書には、有効性の記載があります。CR錠では表になっていますが、以下の記載があります。

HAM-D(17項目)合計点及びベースラインからの変化量 パキシルCR錠 HAM-D(17項目)合計点 ベースライン値(平均値±SD)22.7±2.62 最終評価時(平均値±SD)10.3±6.33 変化量(平均値±SE)-12.8±0.61 群間差(95%CI)-2.4(-3.8, -1.1)(ベースラインのHAM-D(17項目)合計点及び地域(日本及び韓国)で調整した共分散分析)
有意差がありますので有効性は明らかです。
「うつ病が治るかどうかはわかりません。」とは書いてありません。

「HAM-D(17項目)はなんですか」、とか、「共分散分析とはなんですか」、とかつまらない質問をしないでください。必要な資料は全て引用されている文献に記載されてあるか、教科書記載の周知の事実です。

>インタビューフォームについては、「承認時」までの自殺既遂はたしかに見当たりませんが「使用後成績」では2件ありますよね?

ご指摘ありがとうございます。
コメントを失念いたしました。
平成20年の、日本のうつ病患者は704,000人と推計されており、うつ病による自殺者は6,490人です。( https://www.mhlw.go.jp/seisaku/2010/07/03.html
ここから計算すると、うつ病患者の年間自殺率は、約0.986%になります。
使用後成績調査対象者6,482人に当てはめると、6,482人 x 0.986% = 約63.9人となります。
使用後成績は対象期間の記載がないので、単純な比較はできませんが、本来1年で約64人が自殺するところ、パキシル服用者は2人の自殺で済んでいることを意味します。
このデータは、他の研究と一致します。

>>この論文では、SSRIを規定通り飲めば、6%自殺が減ることを示しています。

>どのような前提、あるいは基準での調査なのか不明なので評価は控えます。

是非論文を熟読してください。

>女性の30-39歳、55-64歳
>男性の30-39歳、40-54歳
>では比例しているように見えますが、間違ってませんよね?

ご指摘通りです。
females: –0.04, 0.06, 0.09, –0.82, –0.53, –0.89
males: –0.64, –0.44, 0.04, 0.38, –0.32, –0.91
age groups: 0–19, 20–29, 30–39, 40–54, 55–64, ≥ 65 years
ということで、一部のグループでは、SSRI使用量、自殺率は正相関を示します。
ところが、男女一緒に統計処理をすると、全てのサブグループで負相関を示します。
この矛盾に関し、著者らは"This is an example of Simpson’s Paradox: stratification of aggregated data showing a positive correlation reveals negative associations between SSRI prescription volume and suicide rates within subgroups."と述べています。
(やはり論文を熟読ください。)

>この年代にSSRI処方することに関して警告すべきだと思うのですが、それは為されているのでしょうか?

上記理由でその必要はありません。FDA/厚労省・製薬会社には当然報告が上がっているはずです。

>>ついでにSSRIとうつ病患者の自殺についての研究をいくつかご紹介します。
>どんな立場の方が行った研究なのかをお示しにならないと、あまり信憑性は無いように思われますが。

研究者の立場・背後関係・お金の出どころ・研究者と企業との金銭関係は、全て論文に記載あり、製薬会社の公表資料もあります。
立場についてはご自分で上記資料を元に確認ください。

ただあなたは、小倉謙氏・内海聡氏の講演に関しサイエントロジーとの関連を指摘された際、「何事もそうですが、「誰が言っているのか?」ということではなく、「何を言っているのか?」という、その内容を私は重視しています。」と書いています。
あなたが上の見解を示した以上、ここでもそのポリシーをつらぬき、誰が書いているかで無く、何を書いているかを重視し、熟読吟味すべきです。

お示ししたのはSSRIと自殺の関係についての基本的論文群です。
これを熟読せずに、SSRIと自殺の関係について語ることは止めてください。

>自殺率だけでなく、通院者や入院者の死亡率が示されていないのも不自然でしょう。
>これらは単純な素人の推測にすぎませんが、たとえば、こういった疑念を持たせるような調査は意味がないと思うのですが、どうでしょうね。
>相当丁寧な経緯を示さないと信憑性があると受け止められるのは難しいでしょうね。

とりあえず、お示しした論文を熟読吟味してください。
論文を読まず、「素人の推測」で、うつ病患者とその家族を迷わせることは止めてください。

>そもそも、うつ病の診断基準は何ですか?
>DSM?
>まともに解釈したら世の中全員うつ病ですよ。

うつ病に関するDSMVの診断基準を以下に示します。
----------------------------------------
以下のA~Cをすべて満たす必要がある。
A: 以下の症状のうち5つ (またはそれ以上) が同一の2週間に存在し、病前の機能からの変化を起している; これらの症状のうち少なくとも1つは、1 抑うつ気分または 2 興味または喜びの喪失である。 注: 明らかに身体疾患による症状は含まない。
1. その人自身の明言 (例えば、悲しみまたは、空虚感を感じる) か、他者の観察 (例えば、涙を流しているように見える) によって示される、ほとんど1日中、ほとんど毎日の抑うつ気分。注: 小児や青年ではいらいらした気分もありうる。
(中略)
B: 症状は臨床的に著しい苦痛または社会的・職業的・他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。
C: エピソードが物質や他の医学的状態による精神的な影響が原因とされない。
----------------------------------------
必須項目Aは9項目ありますが、例えばそのひとつは「ほとんど毎日の不眠または睡眠過多。」です。
これらのうち5項目に「同一の2週間に存在し、病前の機能からの変化」が該当する必要があります。
必須項目Bは、「臨床的に著しい苦痛または社会的・職業的・他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。」です。
具体的には、自殺企図・出社拒否・家事放棄・育児放棄等の有無で判断されます。
大分部の人は当てはまらず、「世の中全員うつ病」はあり得ません。
あなたは実際にDSMVを読まれたのでしょうか?
添付文書・インタビューフォームのことを考え併せると、よく読まずにDSMVを批判しているのではないかと推測します。

>それはご自由になさってください。
>好き好きですから。

好き好きでは無く、道義的責任です。

>むろん、抗うつ薬服用による自殺が判明した場合、あなたは自首なさるという覚悟がおありなわけだ。

繰り返しお示しするように、抗うつ薬は自殺を減らすというのが、現在周知の公的見解です。
である以上、抗うつ薬による自殺の蓋然性は低く、抗うつ薬投与中の抗うつ薬に由来する患者自殺に対する故意は阻却されます。
添付文書記載の注意義務を果たしていれば、過失も阻却されます。
故意・過失が阻却される以上、有責性も阻却され、刑事責任は存在しません。
刑事責任がない以上、自首もあり得ません。
不法行為でない以上、民事責任も発生しないはずですが、相手がどう考えるかはわかりませんので、訴訟提起される可能性は常にあります。
先日も外来中に診察室から逃げ出し自殺したケースで、病院側敗訴の判決が出ていました。
実際に訴訟提起された場合は、公明正大に適切な対応をさせていただきます。


あなたは、ご自分で提示する資料でも、ご自分で熟読・吟味しているとは思えません。
添付文書・インタビューフォームは数年おきに改定され、製剤ごとに異なりますが、そのこともご存じないようです。
添付文書・DSMに関しては、小倉謙氏・内海聡氏の主張とほぼ同じことを言われますが、実際にあなたが熟読し吟味されたとは思えません。

私は、あなたのお示しする動画は繰り返し見て、動画の元となった書物も購入し、一通り熟読しています。
意見を書く以上最低限のマナーと思います。
あなたは、私の提示する資料を読んだ形跡は無く、「素人の推測」を語ります。
ご自分の主張と合致する場合と合致しない場合で、その主張をする人の立場重視か内容重視かに関する見解も異なります。

ここまでの、あなたの姿勢は極めて不誠実です。
資料はご自分・相手にかかわらず、熟読吟味すべきです。(ご自分の提示資料を熟読吟味していないのは極めて不誠実です。)
立場・内容に関する基本的ポリシーは一環すべきです。
問題は多くの方の人生と生死のかかった話です。
自分自身での資料吟味なく、誰かの借り物意見や、「素人の推測」を語るべきではありません。

その昔、「ああ言えば上祐」(年がばれますね)と言われた上祐史浩氏と議論している感じで、正直不毛です。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>パキシル服用者は2人の自殺で済んでいることを意味します。

たった2人しか自殺しないなんて、とても素晴らしい薬なんですね。
3241人に一人ということは、704,000人全員に処方しても 自殺するのは たった217人 だけですもんね。

>誰が書いているかで無く、何を書いているかを重視し、熟読吟味すべきです。

「何を書いているか」がわからないと始まりませんよね。

>これを熟読せずに、SSRIと自殺の関係について語ることは止めてください。

再発性うつ病における抗うつ薬の継続的及び維持的使用(2007.12.14)
Continuation and maintenance use of antidepressants in recurrent depression.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18087204
は熟読なさいましたか?

>論文を読まず、「素人の推測」で、

繰り返しになりますが、製薬会社の添付文書が根拠ですので、当てずっぽうの推測じゃあない。

>大分部の人は当てはまらず、「世の中全員うつ病」はあり得ません。

信頼性と妥当性に欠けると NIMH も批判していますね。
そもそも、「ほとんど毎日の不眠または睡眠過多。」って何?
寝だめして健やかという人は多いでしょうに。
「ほとんど」という制約も、たしかVになって初めて採用されたと思いますが、結構いい加減じゃありません?
主観に過ぎないんですよ。

>好き好きでは無く、道義的責任

そう思うのは個人の自由。

>抗うつ薬は自殺を減らすというのが、現在周知の公的見解です。

ですから、それはあなたの主観でしょ?
そもそも、公的見解なら何でも正しいんですか?

>添付文書記載の注意義務を果たしていれば、過失も阻却されます。

まさに製薬会社の走狗ですね。
注意義務は果たしていたが勝手に自殺しちゃったんです、と言えば済むとでも?

>ご自分で熟読・吟味しているとは思えません。

はい、何かと忙しいので。-_-;

>資料はご自分・相手にかかわらず、熟読吟味すべきです。

要点をつかめば良い、というのが私の考え方です。

補足欄へ。

お礼日時:2018/10/12 19:48

>(副作用について)『昔に比べれば説明はしている』と思うが、『(確信をもって)答えられるほど、ケースを知らない』ので、実際的には、『副作用が正確に喧伝されていなかったり、あるいは薬品会社や医者が十分に伝えていない』ケースもあり得る、ということですね。


はい。
ただし「伝えていないケースもあり得る」というよりは「100%伝えているわけではないだろう」といった認識でお願いします。

>『強い方』が正しい、というご見解なのですね。
「強い方が勝つ」とは書きましたが「強い方が正しい」とは書いていませんよ。

>『副作用のリスクを上回る効果がある』というデータはありませんよね?
いや、一体どうしてそのような解釈になるのか。
副作用のリスクを上回る効果のデータが積み上がっているから、薬として認可されているのでしょう。

>というのは、bari_sakuさんご自身の見解ではないのですか?
私の見解というよりも、添付文書に書かれたことをそのまま持ってきているだけです。

>薬の添付文書に「大人には効きます」という意味で書いていても、もしかすると効かないかもしれない、と思っている、ということですね。
逆です。「効く前提で服用するが、効かないこともあるかもしれない」です。
結果的に同じかもしれませんが、あなたは懐疑的な気持ちから入っているのに比べ、私は肯定的な気持ちから入っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>ただし「伝えていないケースもあり得る」というよりは「100%伝えているわけではないだろう」といった認識でお願いします。

わかりました。
では、その「100%伝えているわけではない」場合に対処するために、副作用の危険性を喧伝することをお許しいただけますか?

>「強い方が勝つ」とは書きましたが「強い方が正しい」とは書いていませんよ。

そうですか。
『両方を公正に並べた結果、強い方が勝つのは(正しくはないが)当たり前です。』
という意味だったんですね。そうしますと、
私は『公平に是正するために、弱いほう(副作用)を強調的に取り上げている』わけですが、『本来なら弱いものをあたかも強いもののように取り上げるのは(正しくないものを負けさせようとしているのだから)不公平です。』とおっしゃっているのですね?
つまり、

たとえ正しくない事でも、現状強いという事実を捻じ曲げるようなことをしてはいけない。

こういったご認識だと受けとめざるを得ないのですが、それで間違いありませんか?

>副作用のリスクを上回る効果のデータが積み上がっているから、薬として認可されているのでしょう。

「上回る」なんてどこにも書いてませんよ?
そもそも、数値で表せるものでもありませんから、「上回る」というのは主観なのです。
つまり、誰かがそう思った場合にはじめて「上回る」と表現できる。
『副作用のリスクを上回る効果があるとされているからでしょう。』
というのは、bari_sakuさんご自身が、「上回る効果があるからだ」と思うという意味ですか?
それとも、「薬を作った人とか医療関係者がそう思っているからだ」と思う、という意味ですか?
ということです。

>逆です。「効く前提で服用するが、効かないこともあるかもしれない」です。

なるほど。
仮にあなたが18歳であっても、添付文書の内容を肯定的に評価して、100%とまでは思わないが効く前提で服用するわけですね。
【うつ病が逆にさらに悪化する可能性がある。自殺したくなったり、実際に自殺を企てたり、あるいは他人に危害を加えるようになる可能性もある。】という前提があっても懐疑的に解釈したりせず、これはあくまで18歳未満の話だから気にしない、ということですね。

お礼日時:2018/10/12 02:13

>増えている年齢層もあるとご指摘申し上げましたが、まだご返事はもらっていませんでしたね?



ご指摘いただいているのは、添付グラフと思われます。
これは、"Nakagawa A, et al. Association of Suicide and Antidepressant Prescription Rates in Japan, 1999–2003; J Clin Psychiatry. 2007 Jun; 68(6): 908–916."からの引用です。
前回は、ちょっと見難かったようなので拡大バージョンを添付します。
グラフだけでの増減の判断は困難なので、統計処理結果をお示しします。
"An increase of 1 defined daily dose of SSRI use/1000 population/day was associated with a 6% decrease in suicide rate."(1000人うつ病患者では、SSRIの規定使用量1日1単位ごとに、6%の自殺率減少が認められた。(私訳))
とのことで、この論文では、SSRIを規定通り飲めば、6%自殺が減ることを示しています。

ついでにSSRIとうつ病患者の自殺についての研究をいくつかご紹介します。

"Isaccson G. Suicide prevention- a medical breakthrough? Acta Psychiatr Scand 2000;102: 113-117."では、 抗うつ薬の処方数の増加に伴い、自殺者数が減少しているとの欧州の研究です。

同様の結果が、米国でも認められるということが、"Grunebaum MF, Ellis SP, Li S et al., Antidepressants and suicide risk in the united states, 1985-1999. J Clin Psychiatry 2004; 65: 1456-1462."に記されています。

"Simon GE, Savarino J, Operskalski B et al. Suicide risk during antidepressant treatment. Am J Psychiatry 2006; 163: 41-47. "では、自殺企図は、抗うつ薬療法の導入直前に最も多く、導入後は徐々に減少するという 65,103 名のうつ病患者を対象とした報告をしています。

"Gibbons RD, Hur K, Bhaumik DK, et al. The relationship between antidepressant prescription rates and rate of early adolescent suicide. Am J Psychiatry 2006; 163:1898-1904."では、5~14 歳の児童の自殺率とその群での SSRI の処方数の間に負の相関、すなわちSSRIの処方が増加すれば自殺が減ることを示しています。

"張 賢徳, 堤 敦朗, 藤田 利治, 金 吉晴. 日本の自殺の現況--とくに激増後(1998年以降)の変化とSSRIs処方の関係について , 精神科 (1347-4790)8巻5号 Page347-351(2006.05)"では、自殺率減少県は増加県に比べ、SSRI の処方増加率が高かったことが示されています。すなわち、SSRI処方の多い県は、自殺も減っているということです。

”Grunebaum, M. F., Ellis, S. P., Li, S., Oquendo, M. A., & Mann, J. J. . Antidepressants and Suicide Risk in the United States, 1985-1999. The Journal of Clinical Psychiatry(2004), 65(11), 1456-1462.”でも、SSRIの使用率が10%増えると、自殺率が1.4%低下することが示されています。

自殺の最大の危険因子は、うつ病であり、SSRIがうつ病による自殺を減らす強力な効果を持っていることは、多くの研究が示しています。
逆にSSRIが自殺を増加させるのは、服用直後の一時的なものであり、SSRIが長期的視点で自殺増加させるとの研究報告を見つけることはできませんでした。
日本のパキシル服用者7,906名の調査でも、自殺者の報告は1例もありません。

SSRIの使用が自殺を減らすことはすでに周知の事実です。
SSRI使用をやめさせようとするキャンペーンは、自殺を増加させようとしていることになります。

SSRIによる自殺予防効果が、うつ病に関係する人たちにとって周知の事実である現在、自殺念慮を持ったうつ病患者さんが、SSRI反対キャンペーンを見てSSRI服用をせず、自殺した場合には、そのキャンペーン主催者に対し訴訟提起すべきと考えています。
これは、民事だけでなく、過失致死など刑事罰の対象としての検討価値もあります。
実際に自殺者が出なくても、SSRI服用による自殺予防効果を知り得る状況でありながら、SSRI服用を止めさせようとする行為は、自殺しても仕方ないという殺人の未必の故意あり、と判断しても良いのかもしれません。

抗うつ薬未服用のうつ病患者の自殺は決して少なくありません。
私はドキドキしながら毎日を送っています。
夜中に電話がかかって来た時、誰かが自殺したのではないかとの思いが頭をかすめます。
うつ病で、抗うつ薬未服用で自殺した人を、もし私が知ることがあり、そして抗うつ薬未服用の理由が、抗うつ薬に対するネガティブキャンペーンのためであれば、直ちに弁護士と相談の上、民事・刑事を含めた法的措置の検討を行うでしょう。

以上のことを念頭に、慎重かつ正確な情報発信を希望します。
「うつ病が治るとは?」の回答画像24
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>この論文では、SSRIを規定通り飲めば、6%自殺が減ることを示しています。

そうですか。
どのような前提、あるいは基準での調査なのか不明なので評価は控えます。
ただ、
・女性の30-39歳、55-64歳
・男性の30-39歳、40-54歳
では比例しているように見えますが、間違ってませんよね?
つまり最低限、また当然のこととして、この年代にSSRI処方することに関して警告すべきだと思うのですが、それは為されているのでしょうか?

>ついでにSSRIとうつ病患者の自殺についての研究をいくつかご紹介します。

どんな立場の方が行った研究なのかをお示しにならないと、あまり信憑性は無いように思われますが。
関係者が有利な指標設定で調査することは明らか、且つ簡単ですからね。

> 抗うつ薬の処方数の増加に伴い、自殺者数が減少しているとの欧州の研究です。
同様の結果が、米国でも認められる

米国ではうつ病と診断された患者の7割が、実は双極性障害であったという誤診データがあるようです。(NHKスペシャルでやってました。因みに日本は4割だそうで)
この場合、抗うつ薬処方による急激な躁転を押さえるために抗精神病薬などを過剰に処方され、必要以上の鎮静化状態、いわゆる廃人になってしまう可能性もありそうな気がします。特に自殺企図率が高まるようでして、強い薬を処方される確率が高くなりませんかね。
また、自殺率だけでなく、通院者や入院者の死亡率が示されていないのも不自然でしょう。
これらは単純な素人の推測にすぎませんが、たとえば、こういった疑念を持たせるような調査は意味がないと思うのですが、どうでしょうね。

>SSRIの使用が自殺を減らすことはすでに周知の事実です。

と断定なさるのは早計ではないか、と個人的には思いますね。
最も留意すべきは、SSRIの使用によって自殺したという認定基準が確立されていない点です。
また、SSRIなどの多量摂取によるイレウスなどで死亡しても原因としては認定されないでしょう。
いずれにせよ、薬が必要だと思い込んでいる、あるいは思い込みたい立場の人々にとって、データの捏造などわけもないことです。
相当丁寧な経緯を示さないと信憑性があると受け止められるのは難しいでしょうね。

補足欄へ続く。

お礼日時:2018/10/12 01:09

>因みに、どこに書いてますか?


>ちょっとうまく探せなくて。

驚愕です!
部分的にしか、読んでないってことですか!

添付文書では【効能・効果】および【臨床成績】に、インタビューフォームでは「開発の経緯」・「製品の治療学的・製剤学的特性」「治療に関する項目ー効能又は効果 」「治療に関する項目ー臨床成績」に、有効であるとの記載があります。
そこに記された引用文献を読めば、有効と判断する根拠も全て記されています。

特に探さなくても、ちょっと読めば見つかります。
「妊婦が服用した場合、新生児には2%の割合で先天異常(特に心血管系異常)のリスクが増加する可能性もある。」との記載より、はるかに見つけやすいところに書いてあります。

繰り返し、「添付文書では・・・」「インタビューフォームでは・・・」と主張していましたので、ほぼ丸暗記するほど熟読・吟味しているものと信じていました。
現在は、誰かに教えてもらった話を自分で確認することなく引用しているのでは、と推測しています。
まあ、よく読みもせず、あれだけのご高説を力強く主張できるというのは、ある種の能力ですね。
恐ろしくて、私にはとてもできません。
ただ、常識を持った人間であれば「私はよく読んでませんが・・・」との一言が欲しかったですね。
今後あなたの主張に関しては、よく知らなくても強く自信を持って主張しているという可能性を考慮すべきですね。

あなたはよくご存じないようなので、付け加えますが、有効性の確認ができない薬、有効性のベネフィットを超える副作用のリスクのある薬を厚労省は決して認めません。
医療財政増加や薬害非難を恐れる厚労省は、ちょっとでも問題があれば薬の認可をしません。
この認可は国別に行われます。
日本の厚労省は認め、アメリカのFDAが認めないことも、逆もあります。
製薬会社と厚労省は一体ではありません。
世界中でこれだけ待たれている認知症の薬は、約130種の薬が治験段階まで行きましたが、大部分は厚労省・FDAの要求するデータを示すことができず、治験中止、開発断念に至っています。

パキシルは、その厚労省・FDAなど世界中の個別審査を乗り越えた薬です。
世界110ヵ国以上で、独自に審査を行い、うつ病治療薬として認められています。
厚労省がパキシルを認可した根拠は、インタビューフォームに書かれています。
医療財政増加や薬害非難を恐れる厚労省は、薬を認可したくない強い動機があります。
「にもかかわらず一体なぜ厚労省はパキシルを認可したのだろうか」、その視点でしっかりと「添付文書・インタビューフォーム」を熟読してください。
決して、「どこに書いてますか? ちょっとうまく探せなくて。」などと語ることの無いようにしてください。
もし、「添付文書・インタビューフォーム」を熟読できないのであれば、「添付文書・インタビューフォーム」について語ることはやめてください。
この人は「添付文書・インタビューフォーム」をちゃんと読んだ上でこういっているのだと、読んだ人が誤解します。

蛇足と信じたいのですが、きちんと読んでないと言われるので、URLを付記しておきます。とりあえず誰かの解説を信じることなく、きちんと自分で読んでください。二度と「どこに書いてますか? ちょっとうまく探せなくて。」などと、つまらないことを言わないでください。
 パキシル添付文書:http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/3402 …
 パキシルインタビューフォーム:http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/2/340278 …
これを素直に読んだ大部分の方は、「【(パキシルで)うつ病が治るかどうかはわかりません。うつ病がさらに悪化する可能性もあります。自殺したくなったり、実際に自殺を企てたり、あるいは他人に危害を加えるようになる可能性もあります。妊婦が服用した場合、新生児には2%の割合で先天異常(特に心血管系異常)のリスクが増加しました。】と、添付文書・インタビューフォームに書いてあると主張するのは、悪意ある誤読であると思うでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>きちんと読んでないと言われるので、URLを付記しておきます。とりあえず誰かの解説を信じることなく、きちんと自分で読んでください。二度と「どこに書いてますか? ちょっとうまく探せなくて。」などと、つまらないことを言わないでください。

いや、どうも失礼しました。
CR錠のほうを見ていましたので。

添付文書、たしかに、「うつ病・うつ状態に対して、 1 回10~40mg、 1 日 1 回投与の有効率は50.4%(229/454)であった。」との記載がありますね。
教えていただきありがとうございます。
しかし、有効率が50.4%なら、それは有効な薬だという解釈には驚愕いたします。
また、基礎疾患の悪化又は自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されているじゃありませんか。
【(パキシルで)うつ病が治るかどうかはわかりません。うつ病がさらに悪化する可能性もあります。自殺したくなったり、実際に自殺を企てたり、あるいは他人に危害を加えるようになる可能性もあります。妊婦が服用した場合、新生児には2%の割合で先天異常(特に心血管系異常)のリスクが増加しました。】
というのが「悪意ある誤読」と本気でおっしゃるのだとすれば、見解の相違ということでしょうね。

インタビューフォームについては、「承認時」までの自殺既遂はたしかに見当たりませんが「使用後成績」では2件ありますよね?
これは気にしなくて良いものなのでしょうか?
表の見方をよく知らないもので、お手数ですがご教授いただければ有難いです。
また、同じく「使用後成績」ですが、自殺念慮が4件、自殺企図は5件報告されています。
これも、あまり気にする必要はないのでしょうか?

お礼日時:2018/10/12 00:06

>しかし、副作用が正確に喧伝されている、あるいは薬品会社や医者が十分に伝えていると思われますか?


>ノーでしょ?
ノーではありません。無回答です。
なぜなら答えられるほど、ケースを知らないからです。
ただ何度も申し上げている通り、昔に比べれば説明はしていると思うし、自分で調べることも容易になってきていると思います。

>公平に是正するために、弱いほうを強調的に取り上げているわけですから、その意味で十分に公平だと自負しているんですけどね。
両方を並べないのでは、不公平感を感じます。
両方を公正に並べた結果、強い方が勝つのは当たり前です。
本来なら弱いものをあたかも強いもののように取り上げるのは不公平です。

>『見解もなにも』ではなく、あなたご自身のご見解を伺っております。
それに何の意味が?
他の方も仰っている通り、あなたや私の見解に意味はありません。
データがすべてと思います。

>『メーカーの意見を』信じることはわかりました。
>しかし、『全く疑問を感じない』わけではないのですね。
>では、どのような疑問をお感じになるのか教えていただけますか?
具体的に疑問を感じているのではなく、「薬に100%はない」と思っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>なぜなら答えられるほど、ケースを知らないからです。
ただ何度も申し上げている通り、昔に比べれば説明はしていると思うし、自分で調べることも容易になってきていると思います。

わかりました。
(副作用について)『昔に比べれば説明はしている』と思うが、『(確信をもって)答えられるほど、ケースを知らない』ので、実際的には、『副作用が正確に喧伝されていなかったり、あるいは薬品会社や医者が十分に伝えていない』ケースもあり得る、ということですね。

>両方を公正に並べた結果、強い方が勝つのは当たり前です。
本来なら弱いものをあたかも強いもののように取り上げるのは不公平です。

『強い方』が正しい、というご見解なのですね。

>『見解もなにも』ではなく、あなたご自身のご見解を伺っております。
それに何の意味が?
データがすべてと思います。

『何度も申し上げている通り、副作用のリスクを上回る効果があるとされているからでしょう。』
というのは、bari_sakuさんご自身の見解ではないのですか?
つまり、『副作用のリスクを上回る効果がある』とは、どういう意味でおっしゃっているのかご見解をお聞かせいただけませんか、と申し上げている次第。
『副作用のリスクを上回る効果がある』というデータはありませんよね?

改めてお伺いします。
【うつ病が逆にさらに悪化する可能性がある。自殺したくなったり、実際に自殺を企てたり、あるいは他人に危害を加えるようになる可能性もある。妊婦が服用した場合、新生児には2%の割合で先天異常(特に心血管系異常)のリスクが増加する可能性もある。】
といった副作用のリスクを上回る効果がある、というご見解でよろしいのですね?
イエスかノーか2つにひとつ、簡単な質問だと思いますが?

>具体的に疑問を感じているのではなく、「薬に100%はない」と思っています。

薬の添付文書に「大人には効きます」という意味で書いていても、もしかすると効かないかもしれない、と思っている、ということですね。

お礼日時:2018/10/11 22:57

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