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大学でマーケティングについて勉強している者です。一般的な流通活動は、メーカー・卸・小売・消費者の順番で行われますが、卸と小売を考えないものとして、メーカーと消費者だけの関係で考えた場合、お互いにどのようなメリットがあるのでしょうか。この場合だと、消費者がメーカーに対してブランド価値をもっていないといけないわけですし、小売店で商品を選べないため、メーカーはどのような方法でマーケティング活動を行うべきなのでしょうか。わかりにくい質問だと思いますが、これに近いことならどんな回答でも結構ですので、アドバイスお願いします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
#3の回答に若干追加させていただきます。
【消費者側】
<メリット>
-#3の回答どおり
<デメリット>
-小売店などで購入したい商品の確認が出来ない
-商品情報の入手煩雑(小売店店員から商品情報の説明を受けるようにはいかない)
-購入したいその時に商品を入手できない(発注から受取までに時間差がある)
-代金支払も少し面倒
-機械モノなどの商品のアフターサービス面でのリスクがある
【メーカー側】
<メリット>
-#3の回答どおり、ニーズに合わせた商品開発がスピーディーに出来、生産調整もタイムリーに出来ることにより経営面での機会損失を低減出来る
-流通在庫のリスクがない
-納品までの時間に付き顧客との合意が取れ、受注生産型の生産形態が可能であれば、メーカー商品在庫も無くなりキャッシュフロー経営面では有利
<デメリット>
-顧客取引ごとの受注-(生産)-納品-代金回収に係る処理業務と管理のための仕組みと体制が必要となる
-小売業に依存できない部分のマーケティング活動の負担
-顧客まで物を届けるディストリビューション体制の確立(卸売業の機能+α)
【メーカー直販型のマーケティング活動留意点】
顧客の消費行動視点から其々のプロセスについて留意点を述べますと・・・
<認知プロセス>
-顧客への当該企業及び製品の認知度を高めるには告知の量X質の積であるといえる。
-一般的な流通活動においてはメーカーは「ブランド」の確立と「商品のイメージ確立」「商品告知」に力を入れ、小売業はその商圏の顧客に対して「告知量を増やす」役割でマーケティング活動を行っている。メーカー直販型においてはメーカーがこの二つの側面を行うことになる。
-様々なメディアの活用による告知
<興味・関心付けプロセス>
-顧客に当該商品の「価値」を認識させ購買にいたる最初の動機付けのプロセスである。
-当該商品と競合他社商品との価値比較が行われるので、その要求に応えれる商品情報を様々なメディアと告知の方法で「価値認識の促進」を図る。
(テレビショッピングにおける商品のプレゼンテーションなどはその典型的な例)
-購買に到るまでの顧客の不安事項の解消に対する情報の提供。(品質保証の仕方・購入手続きの仕方・など等)
<記憶に留めさせるプロセス>
-当該メーカー及び商品を選択してよかった!と思わせる「顧客満足度」の認識と向上策。
-メーカー及び商品情報を記憶に留めるように頻度多く発信する以外に、既存顧客のコメントとか商品開発情報(技術などの優位性)や「アフターサービス部門で顧客満足度No1」等の第三者による評価情報の発信。
-リピーター顧客化するための顧客視点に立った有益情報の提供(これはメーカー側で全ての顧客情報を把握しているために容易に出来る)。
<購買行動を起こさせるトリガープロセス>
-様々な販売促進企画(期間限定お得なキャンペーンとか)
-顧客個別情報(過去に購入した履歴や顧客の属性など)を活用したOne-to-Oneのプロモーション。
(例えば産直の酒類販売においては顧客のテイスト嗜好に合わせた商品の紹介)
以上一般論として述べましたが、産直農産物とか機械製品とか商品属性により具体的な展開は異なります。
No.3
- 回答日時:
【消費者側のメリット】
流通の中間コストがカットされるので
当然、最終価格が安くなる(はず)
【メーカー側のメリット】
消費者の生のニーズが大量に得られる。
それによりニーズより難しいウォンツの
把握がしやすくなる(はず)
finkさんは
チャネル政策とブランド政策を
もう一度、復習された方が良いと思いますよ。
確かに、ブランドについての本を少し読んでいるのですが、自分の中で整理しきれていないところがまだあるようです。ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
う~ん、確かに意図が分かりにくいかも。
>メーカーと消費者だけの関係で考えた場合、
>お互いにどのようなメリットがあるのでしょうか。
これは、マーケティングのメリットを
メーカー側と消費者側のそれぞれから考えよ
ということかしら?
>小売店で商品を選べないため、
>メーカーはどのような方法でマーケティング活動を
>行うべきなのでしょうか
というのは、ダイレクト・マーケティングあたりを
例に考えると単純化できると思いますが
4Pミックスのうち、Placeがないと考えれば
残りの3つが大事だね、ぐらいではダメでしょうか?
ともあれ、ご質問文の中からは、ご質問タイトルの
>メーカー主導のマーケティング
の意図が見えないのですが・・・
No.1
- 回答日時:
消費者メリットは何と言っても低コスト化です。
製造原価は概ね商品価格の30%が目安ですから、流通経路を省く影響は絶大ですね。一方、メーカーは「それまで卸・小売」が担ってきた役割を負担することが求められます。それは消費者ニーズを汲み取ることです。しかし旧来、特に卸は流通の仲立ちとしての機能しか担っていなかった一面があります(業界によっても異なりますが)ので、メーカーが直販を始めだした今、卸はどこも大慌てなワケです。ネットの普及および意識変化に伴い、今や消費者は完全な情報武装の上で、消費行動に臨んでいます。ですから余分な情報や手間を省き、本当に消費者の必要な情報やニーズを見つけ出すことが、これからのメーカーの重大な使命となります。
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