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企業の供給曲線Sと地球温暖化の限界外部費用曲線W、消費者の需要曲線Dが、以下の式でそれぞれ与えられているとする。

ただし、Pは価格であり、xは量を表す変数である。

S:P=2x+100
W:P=x
D:P=-2x+500

①温暖化の被害費用を内部化した場合の最適な取引量と価格を求めなさい。

②社会的限界費用曲線のもとでの社会的余剰を求めなさい。

③外部費用を考慮しない場合の余剰を求めなさい。


この問題の解答と解説をお願いします。

A 回答 (1件)

通常の需要、供給曲線のもとで総余剰の求め方は知っていますよね。

需要曲線と供給曲線(限界費用曲線)との間の三角形の面積として求まります。したがって、③から求めるのがわかりやすい。SとDをPを縦軸、xを横軸にとって描いてください。外部費用を考慮しないときの均衡はこの2つの曲線(直線)の交点で与えられる。

P=2x+100
p=-2x+500

をPとxについて解くと

x=100
P=300
となる。したがって、この時の余剰は、三角形の面積=底辺×高さ÷2を用いて
(500-100)×100÷2=20000
となる。

①については社会的供給曲線(社会的限界費用)を求めるためには、まずS曲線とW曲線を縦に加え、
P=x+(2x+100)=3x+100
を得る。この社会的供給曲線と需要曲線をPとxについて解くと(確かめよ)
x=80
P=340
となる。社会的に最適な生産量と価格だ。よって、
②の余剰は
(500-100)×80÷2=16000
となる。
上の結果と比較すると、外部費用を考慮した社会的余剰②は外部費用を無視した場合の余剰③に比べて当然ながら小さくなることがわかる。
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この回答へのお礼

助かりました

なるほど‼️ありがとうございます。

お礼日時:2018/11/13 10:26

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