「何年もの間」の「もの」の説明

外国人に日本語を教えています。
「何年もの間、二人はそれを不思議に思っていました」という文ですが、
「何年もの間」の「もの」はどう説明したらいいでしょうか。
「何年間も」と同じ意味と言ってもいいですか。

No.5 ベストアンサー 回答者： daaa- 回答日時： 2019/01/15 14:03

この「の」は、名詞と名詞を繋いでいます。

机の上、僕の楽しみ、などと同じです。「の」の前の語が後の語の説明となっていますが、日本語文法としては連体修飾格を作る格助詞とされます。説明にあたる名詞と説明される名詞を仲立ちするわけです。

「も」は係助詞に分類することもありますが、単に「強調」を表現するときは副助詞でよいと思います。
https://www.kokugobunpou.com/%E5%8A%A9%E8%A9%9E/ …

「何年も」その期間をとても長いと強調した上で、「の」によって「間」に対する連体修飾語としているわけです。

この回答へのお礼

ありがとうございました。よくわかりましたし、外国人に説明するのにもわかりやすい説明だと思いました。
皆さま、即座のご回答を寄せて頂き感謝しておりますが、「外国人への説明」として一番わかりやすかったので、この回答をベストアンサーとさせていただきます。

お礼日時：2019/01/17 13:02

No.6 回答者： doc_somday 回答日時： 2019/01/15 17:52

極端な強調で「何年も、何年も、何年も……もの間」という意味。

この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時：2019/01/17 12:56

No.4 回答者： phj 回答日時： 2019/01/15 13:52

日本人は意識していませんが「もの」は形式名詞です。

形式名詞とは「～もの」や「こと」「ため」などの種類があります。

形式名詞は名詞の後ろにくっつき、名詞の意味を「抽象化」します。
ご質問の「何年もの間」は年数を具体的な期間で示すのではなく、「数年あるいは数十年ぐらいの、一般的に『長い期間』と人々が考えるに相当する期間」に抽象化するのです。

「何年間も」とは全く異なります。

この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時：2019/01/17 12:56

No.3 回答者： OKAT 回答日時： 2019/01/15 13:25

「も」は係助詞（副助詞）で複数の存在を意味する助詞。

去年も、今年ものように、列挙しますが、一例を挙げて他にもあることを意味する用法も多く使われます。またまとめて何年ものように表すこともあります。「の」は全く別の「連体格の格助詞」です。
「何年もの間」も「何年間も」も同じ使い方です。←「も」の花盛りです（笑い）

この回答へのお礼

ありがとうございました。よくわかりました。

お礼日時：2019/01/17 12:57

No.2 回答者： hakobulu 回答日時： 2019/01/15 12:39

「も」

１－５ 驚き・感動の意を表す。「この本、三千円もするんだって」
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/218351/meaning/m …
という用法の係助詞。
「の」は連体修飾語を作る格助詞。

「何年もの間」＝何年という長い間。

「何年間も」は、驚き・感動の要素が含まれておらず、強調の意図に乏しいという意味で同じとは言えないでしょうね。

この回答へのお礼

ありがとうございました。よくわかりました。

お礼日時：2019/01/17 12:58

No.1 回答者： hanhangege 回答日時： 2019/01/15 12:25

同じではないです。

程度の重さといいますかね

「そんなに長い時間」という強調がなされるわけですから

この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時：2019/01/17 12:54