No.4
- 回答日時:
■
ご本人の性格や、療法との相性次第ですが、認知行動療法か森田療法でしょうね。
森田療法は、不安を感じる自分を認めた上で、やるべきことはやれるようにしていくものだと思いますが、不安と感じるのは不合理な思い込み(イラショナルビリーフ)であることを自覚的に認知するよう導く認知行動療法が好ましいように思います。
不安を感じるのは、それなりの理由があるわけですが、その理由に論理性が無いことを認識できるようにしていくわけです。
曝露療法などと兼ね合わせて行われることが多いかもしれません。
漢方薬を合わせるのも良いのではないでしょうか。
■
心療内科や精神科では抗うつ薬や抗不安薬を処方される可能性が高いですが、これは極めて危険な手段になるでしょう。
そもそも、若年者に対する薬物療法は推奨されていないぐらいです。(大人だから大丈夫という理屈は通用しないはず)
a.
たとえば、以前主流だったパキシルという抗うつ薬は臨床試験で、
7906例中
自殺念慮 4( 0.05%)
自殺企図 5( 0.10%)
自殺既遂 2( 0.05%)
という副作用が確認されています。
(下記URL からインタビューフォームを表示させると、43ページ以降で、さらに詳細なデータを確認できる)
https://gskpro.com/ja-jp/products-info/paxil-ir/ …
海外の治験では、パキシル服用者3455人のうち11人(0.32%)が自殺を図ったことが報告されている。(下記5ページ)
因みに、偽薬を飲んだ人の中では1978人中自殺を図ったのは 1人(0.05%)だった。
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/3402 …
また、厚労省も事件との因果関係を認めており、明らかにパキシルが原因と思われる事件が日本国内でも起きている。
2009 年 5 月 8 日に開催された薬事・食品衛生審議会医薬品安全対策部会に提出された資料によると、パキシルの副作用によって起きた傷害行為は判明しているだけで26件とのことです。
傷害行為の可能性があったものも含めると173件。
b.
さらに、現在もっとも処方されている 抗うつ薬 サインバルタ の臨床試験データは下記のとおり。
2079例中
自殺念慮 1( 0.05%)
自殺企図 2( 0.10%)
自殺既遂 1( 0.05%)
(下記のインタビューフォーム163ページ以降でさらに詳しい副作用一覧が確認できます)
https://www.lillymedical.jp//jp/JA/_Assets/non_p …
c.
抗不安薬はベンゾジアゼピン系が主流ですが、たとえばデパスの動物実験(ラット)では奇形の胎児が生まれています。
また、同じくベンゾジアゼピン系のジアゼパムを投与された妊婦が奇形児を出産している。
ジアゼパムは、アメリカの胎児危険度分類でカテゴリーD(危険度5のうち4段階目)に指定されている。
重大な副作用におびえながら、強い依存性のため中止することもできず延々と薬を飲み続けなければならなくなる可能性が大です。
d.
こうした薬を平気で処方するのが今の精神医療業界です。(データは製薬会社にとって不利なものですが、法律に基づいて製薬会社自身が公開している)
うつは病気ではありませんから薬で治すことはできません。
治療の必要がないどころか、治療すれば重大な副作用に見舞われるのは火を見るより明らかです。
一時的に症状を抑えることもありますが、わかりやすく言えば、それは気分の落ち込んでいる人に覚せい剤を飲ませるようなもの。
副作用に苦しみながら薬を止めることができなくなる。
自殺や奇形の確率が低いから大丈夫と言う人も中にはいますが、そういう問題ではありません。
精神科で処方される薬というのは、脳の神経細胞に直接作用し、脳細胞の膜たんぱく質構造を変質させてしまいます。
そのため、様々な重大な副作用や、依存性が発現してしまうのです。
しかも、なにより重大なのは、その薬が脳に与える仕組みが正確にはわかっていない、という点です。(だからこそ自殺したり、事件を起こしたりする人が出る)
それほど強烈な影響を脳に与えるのが精神薬というものです。
こうした副作用に全く触れずに安易に相談窓口や病院を紹介する方もおられるようですが、それは間違い。
精神科の薬剤に頼るのがいかに危険で無意味であるかは、下記動画もわかりやすいでしょう。
No.5
- 回答日時:
#4です。
>パキシル、デパス以外の薬も似たような副作用があるのですか
:
はい。
パキシルは SSRI と呼ばれる抗うつ薬で、 「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」として脳に作用します。
抗うつ薬の主流は、この SSRI や SNRI と呼ばれるものです。
デパスはベンゾジアゼピン系ですが、抗不安薬や睡眠薬のほとんどが、この系に該当します。
副作用の内容はほとんど変わらないとお考えになって良いです。
No.7
- 回答日時:
№3の追記ですが、
添付文書、インタビューフォームがどうのこうの書かれている回答者がいますが、ある程度の医学知識が無いと、逆に混乱するだけであって、一般の人が使うべき内容になっていません。
特に、添付文書、インタビューフォームの中では「禁忌」「警告」「注意事項」といった言葉が頻繁に使われていますが、一般的な意味と医療用語は少し違うので、誤認してしまうことが多いですから、使用は避けるべきです。
なお、一般的な薬の知識として欲しい場合、以下の「ハイパー薬事典」のほうが、わかりやすくまとめられているので、薬を調べたいのなら、薬の名前を入れて検索してください。
お薬110番の中の「ハイパー薬事典」のURL
http://www.jah.ne.jp/~kako/
から「ハイパー薬事典」をクリックし、薬品名を入れて検索をクリックしてください。
※ただし、添付文書、インタビューフォームもお薬110番の中の「ハイパー薬事典」も、出ても仕方がない副作用と出てはいけない副作用が分かれていませんので、いつもと違うなと感じたら、すぐに薬剤師さんに電話で確認してください。
No.9
- 回答日時:
No.8の続きです。
よく認知行動療法と一緒に言ってしまいますが、実は認知療法と行動療法は分けて考えたほうがいいです。
カウンセラーと一緒に行うのが一番いいのですが、まず、認知療法ではこのような不安障害全般を持っている人は、誤った捉え方をしている場合がかなり占めている為、そこの改善に努めます。
例えば、社交不安障害の場合、「こう思われてしまうのではないか」とか、その他にも色々ありますがマイナス思考に物事を捉えてしまうような所の改善です。イメージトレーニングも必要になります。
そして、行動療法は字のごとく行動する事です。
暴露療法は、行動することに意味があります。
まず、イメージで軽い状況から重い状況までイメージします。ここまでは出来そうだけど、ここからは出来そうにないという場合は一歩戻り、それを繰り返ししてから段階を一歩上げていきます。
こうして少しずつ、徐々に時間をかけて段階的に上げて行き、頂上を目指します。
これを、イメージから始まり、行動に移していきます。
かなり闘いの治療法にはなりますが、薬物療法ですと副作用や依存の心配をしなければなりません。
結局は、最後の試練である行動する暴露療法を闘い抜けば、健全に病状が快方に向かって行く事になります。
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