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気象学の温位の式を鉛直成分のzで微分する式が導くことができません。
乾燥断熱減率 Γdなどで表されていますが、ご解説をしていただけると助かります。

「温位の鉛直分布の式の導出について」の質問画像

A 回答 (2件)

これはTとpをzの関数と見て微分するんですね。


すると微分法の公式によりdθ/dzは
dT/dzと(p0/p)^(R/Cp)との積
Tと(p0/p)^(R/Cp)をzで微分したものとの積
この2つの積の和ということになります。
(p0/p)^(R/Cp)をzで微分すると
(R/Cp)×(p0/p)^((R/Cp)-1)×(-p0/p²)×(dp/dz)
=(R/Cp)×(p0/p)^(R/Cp)×(p/p0)×(-p0/p²)×(dp/dz)
=(R/Cp)×(p0/p)^(R/Cp)×(-1/p)×(dp/dz)となり
Tとこの積は
=(1/Cp)×(-RT/p)×(dp/dz)×(p0/p)^(R/Cp)
ここで密度をμ、重力加速度をgとすれば
dp/dz=-μg、1/μ=RT/p Γd=g/Cpだからさらに
=(g/Cp)×(p0/p)^(R/Cp)=Γd×(p0/p)^(R/Cp)
ゆえに
表記の結論が出ます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

基本的なことをお伺いしますが、
(R/Cp)×(p0/p)^((R/Cp)-1)×(-p0/p²)×(dp/dz)
になるのは、どうしてでしょうか?
2項目までは理解できるのですが
私は微分の基本的なことを理解できていないのだと思います。

お手数ですが、ご教示願います。

お礼日時:2019/04/21 21:34

(p0/p)^(R/Cp)というのはpの関数であると同時に


pがzの関数なので、そのpを通してzの関数になっています。
したがって、合成関数の微分法により
(p0/p)^(R/Cp)をzで微分したものは
(p0/p)^(R/Cp)をpで微分したものとpをzで微分したものつまりdp/dzとの積になります。
このうち
(p0/p)^(R/Cp)をpで微分したものが
(R/Cp)×(p0/p)^((R/Cp)-1)×(-p0/p²) になるわけです。
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この回答へのお礼

大変 よくわかりました。
ご丁寧な解説ありがとうございました。

(塊で微分)×(塊の微分)ですね。

お礼日時:2019/04/23 00:26

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