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鋳鉄の製品は中々錆びにくく、特にマンホールの蓋など、塗装されてもいないのにそこまで腐食はしていません。鋳鉄管も然りです。対して、鋼管などはすぐに錆びてしまいます。
なぜ鋳鉄は錆びにくいのでしょうか。メカニズムを教えてください。

A 回答 (3件)

鋳鉄と鋼の差は炭素の濃度差です。

確かに、鋳物の方は鋼やステンレスより他の低融点の亜鉛、錫やアルミに
溶けにくいのですが、錆難いのは知りませんでした。マンホールの蓋は昔ながらの鋳物でしょうかね。鋳物は
硬いが脆い性質があるので、砂利を積んだトラックが載ると割れるとおもいます。マンホールの蓋の表は車に
擦られて錆は落ちます。マンホールの蓋の裏側を見ましたか?たぶん、錆びているとおもいます。鉄=早く錆びると思っていますが、錆の進む速さは平均で0.1mm/年です。1cmの鉄板に穴が開くのに100年掛かります。
ちなみに、鋳物の事を業界ではネズミ鋼と呼びます。鋳物の鋳は音読みでちゅうと読むのでちゅうはチューで
ネズミと言うことのようです。
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この回答へのお礼

有り難うございます。両者の耐食性を化学プラントと言う現場経験における明らかな違いから質問させて頂きました。

お礼日時:2019/05/06 17:49

ちょうどいいページがありました。


https://jfs.or.jp/question/%E3%81%AA%E3%81%9C%E9 …
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この回答へのお礼

私は化学会社の現場で耐食性に於いては鋳物>鋼の現実をあまりにも沢山見て来ました。同時期に導入したバルブは鋳鋼ほ漏れ多発、鋳鋼はゼロ。これが現実で業界では常識です。
しかし何故か大切と思います。
直接ではありませんがご回答有り難うございます。

お礼日時:2019/05/06 18:12

硫酸水溶液実験、塩化ナトリウム水溶液実験、大気実験などでも、厳密に解明されていない研究結果が見つかります。



黒鉛鋳鉄にも球状黒鉛鋳鉄と片状黒鉛鋳鉄があり、さらにねずみ鋳鉄もフェライト地とパーライト地によっても耐食性に差がある。

黒鉛の影響が大きいような研究結果もある中、黒鉛の量は大きく影響しない結果もある。
しかし腐食生成物が表面に層を成し、その含有物によって腐食速度が変化する。
腐食生成物安定化に黒鉛が寄与するとは考えられる。

つまりアルミの酸化皮膜のように強力ではないが、腐食生成物を以って耐食性を発揮すると。

しかし、同一環境において鋳鉄は鋼材よりも腐食速度は低いのは事実です。

つまりメカニズムは解明されてないが、業界が経験則で特長分けして製品化している状態のようです。
(まあ、メカニズム未解明のものはものすごい数存在しますが)
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