プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

夏休みの宿題で、昆虫の解剖をやってみようかと思っているのですが、方法がわかりません。誰か知っている人がいれば、ぜひ、教えて下さい。たとえば、何で分解していけばいいか、とか神経や血液みたいなものの見方・・等

A 回答 (2件)

カイコの解剖や手術なら学生の頃ずいぶんやりましたので、イモムシの解剖について書きます。



【準備するもの】
・よく切れる小さなハサミ(鼻毛きりハサミくらいのサイズ)1本
・先の細いピンセットを数本
・解剖台(厚手のコルク板)
・針を何本か(普通の裁縫用の針でOK)
・顕微鏡(低倍率の実体顕微鏡ならベスト)
・麻酔薬(一般に手に入る適当なものは・・・う~ん、探してみましょう!みつからなければ、傷をつけない適当な方法で殺しましょう。かわいそうだけど。)

【観察】
何らかの方法で動かなくなったイモムシをコルク台の上に置き、まず、そのままの状態で観察&スケッチします。そこで体の各部分の名前などを調べてみましょう。

【解剖】
次に、背中の皮を頭の方からおしりの方まで、中身を傷つけないように気をつけてハサミで切りましょう。
切った皮は、コルク板に広げて針を刺して固定しましょう。
食べた葉っぱのいっぱい詰まった腸が見えます(まゆをつくる直前のカイコではほとんど葉っぱありません)。
成長したカイコでは、しらたきのような絹糸腺(けんしせん)が腸の両脇にたっぷりあります。ここに絹糸の素になるものが入ってます。
→ここでスケッチしておきましょう。

腸と絹糸腺をとりのぞくと、お腹側の皮にへばりつくように茶色い神経と神経節が見えます。ただし、かなり小さいので、顕微鏡で観察しないとよく分かりません。
→もし分かったら、スケッチしておきましょう。

実体顕微鏡をお持ちなら、顕微鏡下でオナカ側から頭部を開き、よく探すと脳やアラタ体、前胸腺が観察できます(ただし慣れないと結構難しいです)。アラタ体や前胸腺といった器官は脱皮や成長を支配しているホルモンを出す器官です。(詳しくは図書館などで調べてみてください)

以上、カイコについて書きましたが、他のイモムシでも基本的に同じです。解剖は微妙な作業なので、できるだけ大きなムシを捕まえてやってみるのが良いと思います。
そして、解剖に協力してくれた虫には感謝とゴメンナサイの気持ちを忘れずにね。
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この回答へのお礼

とても、丁寧にありがとうございます。麻酔は、エーテルでも大丈夫でしょうか?
挑戦してみようと思います。本当にありがとうございます

お礼日時:2001/08/10 17:56

エーテルが入手できるんですか?


それならベストだと思います。
頑張ってください!
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