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大好きだった父をがんで亡くしました。

私はうつ病やその他の心の病の再発を繰り返している関係で、アルバイトや派遣で短期間働き、調子が悪くなると休養するというペースを取っており、父は自営でずっと家にいるため、自然と接する時間が多い関係でした。
何より私自身が父のことが大好きで、よく金魚のフンのように後をついてまわっては、「鬱陶しい!」と一喝されるようなことが多々あり、なんだかんだで父も私を可愛がってくれているのがとても伝わってきました。
生まれてこれまでの期間をほぼすべて実家で過ごしていて、小学校や中学校の修学旅行での外泊すら不安でたまらず帰りたくなるほど家に依存していて、帰れば必ず家のどこかにいる父の存在に大きな安心感を得ていました。

そんな父が胃がんになり、その時は胃を少し残して切除し、転移も確認されず事なきを得ましたが、1年後に胃カメラ検査でがんを発見、手術のために開腹したところ腹膜に転移しており、再発でステージ4へ移行、しかし抗がん剤治療を始めて1年ほどは副作用以外健康な人と大差なく過ごせていました。
腹膜播種ゆえにCTで経過が分からず、腫瘍マーカーも反応しないタイプだったため、目立った変化がない状態が続き油断していたと思います。

再発してから1年ほど経過した後、便秘からの腹痛、数日続いてからの悪化で腸閉塞が判明し、緊急入院して一時的に閉塞は少し解消したものの、経口摂取がほぼできなくなり、高カロリー輸液を始めましたが、そこから急速なスピードで悪化していきました。
最後の1ヶ月は週単位、最後の2週間は日単位で目に見えて衰えが進み、変化についていけないままあっけなく逝ってしまいました。
本人が在宅療養と延命拒否を望んでいたのでそのとおりにし、退院後は訪問診療や訪問看護、ケアマネさんの手を借りながらずっと家で診て、最後も家で息を引き取りました。
幸い遠方に家庭を持つ兄が帰ってきており、家族全員に囲まれての最後となりました。

父の病状が悪化してからは、とにかく父をなんとか助けたいと自分なりに奔走し、病院には必ず付き添い、闘病ブログを読み漁り、気になることはなんでも医師に質問し、できる限りのことをしてきましたが、それは普通に家庭を持って孫を見せられなかった自分の不甲斐なさを払拭させるためのせめてもの罪滅ぼしのつもりでもあり、後ろめたさも否定できません。
それなのに父はそのことを非常に感謝してくれ、ことあるごとに「ありがとう」「感謝してるよ」と言ってくれ、母や知人にも「まさか娘がここまでしてくれるとは驚いている。感謝しかない」と話していたそうです。
最後の最後も、声を出すのも苦しいのに「ありがとな」と精一杯の力で伝えてくれました。

父の望みは、残された私と母が幸せに暮らしていくことでした。
母は専業主婦、私は病気持ち、父が知人に宛てたメールには「世間知らずの妻と病気の娘を残して逝くのが悔しくてたまらない」と書いてありました。
そんな私と母には学生時代に生じた確執があり、普段は仲良くしていますが、なにかの拍子に喧嘩になることが多く、それが度を越したものにまで発展することも多々あったので、それを間近で見てきた父は余計に不安だったのだと思います。

大好きだった父の望みを叶えるためにも、私が母を支え、二人で前を向いて歩いていかなければいけないと分かっているのですが、私の中の大部分を占めていた父が亡くなり、大きく空いた穴はそう簡単に塞がりそうにもありません。
父が亡くなってからずっとずっと泣いています。何も手につかず、事後の作業は兄がやってくれています。
母も悲しんでいますが、私を励ましてくれます。でもそれも今の私には届きません。
部屋には父の介護に使っていた物が溢れています。家そのものも父の思い出があまりに多すぎて、どこへ行っても父が健在だった頃を思い出しては号泣してしまいます。

私は30代です。言ってしまえば、親離れできていない精神的に幼い娘が、寄りかかっていた父に旅立たれ、支えを失い倒れ呆然としている有様です。
父方と母方の両祖父母は私が生まれる前に他界しており、身内を亡くすのはこれは初めてです。
看護師さんには、「誰もが通る道」と優しい言葉で慰められました。
でもどうしても、私はこの先この悲しみから立ち直れる気がしません。
こうして書いていても自分が情けなくなります。どうか喝を入れてください。

A 回答 (5件)

愛していたお父様死去されて貴女が泣ける気持ち理解できます。

心に大きな穴があいたような寂しさ、泣いていいんですよ。涙がかれる迄泣いて下さい。いつか貴方にも落ち着かれる時が訪れるでしょう。自分の気持ちに素直になり泣いて下さいね。今の貴方に渇は必要ありません。
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この回答へのお礼

一律のお礼となることをお許しください。
皆様が色々な経験と想いを抱いて生きていらっしゃることを改めて認識し、自分の気持ちにも少し向き合えるようになった気がします。
まだまだ時間はかかりそうですが、父が願っていた私と母の生活を悔いなく過ごしていけるよう生活していきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/05/18 08:28

僕は両親が亡くなり1人で生きてます


特に母は最近亡くしたんで辛いです
早く迎えにきて欲しいって思ってしまう時も多々あります
でも、生きてます
立ち直れてなんていません、多分これからも立ち直れないと思ってます
でも生きます
僕は両親がこの世にいた証だからです
僕が仮に自死なんて選んだら両親は僕を何のために愛し育ててくれたのが意味のないものになるからです
誰もが通る道、その通りですが悲しみは人によって違います
僕は思うのです
立ち直らなくて良いんじゃないかと
悲しみを抱いて生きていけばいいんです
それが遺されたものの役割だと思うのです
僕は今は思います
両親ではなくこの悲しみ、寂しさを僕が引き受ける事になって良かったと
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この回答へのお礼

一律のお礼となることをお許しください。
皆様が色々な経験と想いを抱いて生きていらっしゃることを改めて認識し、自分の気持ちにも少し向き合えるようになった気がします。
まだまだ時間はかかりそうですが、父が願っていた私と母の生活を悔いなく過ごしていけるよう生活していきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/05/18 08:28

私は25歳で天涯孤独になりましたが22年間一人で生きてきました。



36歳からうつ病になり39歳あたりから重度になり、よくなったり悪くなったりを繰り返して

今に至ってます。

お母様がいるだけでも幸せだと思います。

喧嘩しないで仲良く過ごしてくださいね。
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この回答へのお礼

一律のお礼となることをお許しください。
皆様が色々な経験と想いを抱いて生きていらっしゃることを改めて認識し、自分の気持ちにも少し向き合えるようになった気がします。
まだまだ時間はかかりそうですが、父が願っていた私と母の生活を悔いなく過ごしていけるよう生活していきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/05/18 08:28

お坊さんのお言葉に甘えてみてはどうですか?

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この回答へのお礼

一律のお礼となることをお許しください。
皆様が色々な経験と想いを抱いて生きていらっしゃることを改めて認識し、自分の気持ちにも少し向き合えるようになった気がします。
まだまだ時間はかかりそうですが、父が願っていた私と母の生活を悔いなく過ごしていけるよう生活していきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/05/18 08:28

お辛いですね。



病の看病など後ろめたさかも
しれないですが、一生懸命できて、お父さんも感謝してくれたのなら、よかったと思います。

亡くなられて、どのくらいかわからないですが、しょうがない事だと思うので、少しずつでも、元気になれるようになれれば、いいと思います。

カウンセリングで話すだけでも少しは、気が楽になるかも。
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この回答へのお礼

一律のお礼となることをお許しください。
皆様が色々な経験と想いを抱いて生きていらっしゃることを改めて認識し、自分の気持ちにも少し向き合えるようになった気がします。
まだまだ時間はかかりそうですが、父が願っていた私と母の生活を悔いなく過ごしていけるよう生活していきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/05/18 08:28

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