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昔の日本人は二番茶を飲む習慣はなかったって本当ですか?

一番茶しか飲まない文化だったので二番茶は物凄く安く売っていた。でも誰も買わなかった。二番茶を飲む文化がなかったから。

A 回答 (3件)

私も家では、一番煎じのお茶しか飲まない、二番煎じ、三番煎じは美味しくない、あじけない。

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ちょっと調べてみました。



とりあえず江戸時代中期までは「一番茶だけが茶で、あとは番茶だった」ようです。一番茶は初摘みで取るその年の若芽のことで、柔らかい上に秋から冬にかけて栄養を蓄えてきたものなので、香りも高くおいしいわけです。
これを加工して粉末にすれば抹茶、淹れて飲めばお茶になったわけです。

ただ、当然ながら初摘みの手間と時期が限定されることから値段が高く、量も少なかったので庶民には手が届かないものだったわけです。

では庶民は二番茶でいいんじゃないか、と思うわけですが、江戸中期までは「二番茶以降は淹れて飲めない」ものだったようです。ですから一番茶以外は「番茶」でこれは煮だして飲むもので、だから「一番茶に比べてものすごく安く、淹れて飲む『お茶』ではなかった」ことから「一番茶しか飲まない」と言う表現になったものと思われます。

「番茶も出花」と言う言葉は「煮だした番茶でも、できてすぐのものは(一番茶のように)美味しい」という意味から来ている言葉です。

江戸も末期になってくると、二番茶を柔らかく加工する技術ができて、庶民に流通するようになり、庶民も急須で淹れたお茶を飲むようになっていきますので、(淹れる)お茶としての二番茶・三番茶というものが出てくるわけですが、それ以前は一番茶以外は番茶で淹れて飲めなかった、ということのようです。
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この回答へのお礼

みんなありがとう

お礼日時:2019/05/15 21:59

誰も飲まなければ、商品にもならなく一番も二番もない。


むしろ安く飲めると番茶(晩茶、二番茶のさらに後に取れるもの)が良く売れたのでは?
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