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陽イオンや陰イオンはどうやって電子が減ったり増えたりするのですか?
学校で、電子がなくなると、、、などと説明され、一体どうやって無くなるのかと気になります。
どなたか教えてください。

A 回答 (3件)

中学の「イオン」の範囲であれば、水に溶けたときです。

 水に溶けたとき、電子を失って+の陽イオンになるのか、それともほかの原子が捨てた電子をもらってーの陰イオンになるのか、さらにそのとき何個失うのか、あるいは何個もらうのかは、その原子によって決まっています。
 
 たとえばNaは、原子のときは+の陽子11個、-の電子も11個もっているため、+-ゼロで電気は打ち消しあっています。 しかしNaは水に溶けて電子をひとつ失ってイオンになるため+の陽子は11個のまま、-の電子は10個になり、全体として+が1つ分強くなり、+のイオン、陽イオンになります。 

また、塩素原子は+の陽子もーの電子も17個ずつ持っていて電気は打ち消しあっていますが、水に溶けると、Naなどほかの原子が捨てたーの電子をひとつだけ手に入れます。そのため +の陽子は17個、-の電子は18個になり、1つ分だけーの電気を持つーの陰イオンになるのです。
 
 水に溶けて、電子を失って+の陽イオンになったり、あるいは電子をもらってーの陰イオンになったりすることを「電離する」といいます。原子に強いエネルギーを加えたりしても電離は起こりますが、中学、高校の化学では、水に溶けたときの電離だけを学びます。
 
 また、砂糖やアルコール類などは電離することはなく、したがって水に溶けてもイオンにはなりません。こうした水に溶けてもイオンにならない物質は非電解質といい、イオンになる電解質とは区別されます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!よく分かりました!

お礼日時:2019/06/07 06:44

「電子がなくなると、、、」という言い方は誤解を招きます。

あなたも誤解をしているのでしょう。
電子がなくなるわけではなく、電子の受け渡しをしているだけです。
ある原子が陽イオンになるためには電子を手放す必要がありますが、電子を手放すためにはそれを受け取る相手が必要です。
たとえば、ナトリウムは石油の中につけておけばナトリウムのままでイオンにはなりません。それは石油が電子受け取ることができないからです。しかし水に入れれば、水が電子を受け取ることができるので、ナトリウムは陽イオンとなり、電子を受け取った水は、水素(H2)と水酸化物イオン(OH-)になります。

「電子がなくなると、、、」という言い方では、電子を受け取る側のことを記述していないことになります。
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いろいろな方法がある. 例えばナトリウムと塩素が近くにあると


ナトリウムと塩素がそれぞれいるよりもナトリウムイオンと塩化物イオンになった方が安定化する
ので「塩素がナトリウムから電子を奪って」イオンになる.

あるいは十分なエネルギーの光子をたたきこむとか.
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2019/06/07 06:43

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