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有機化学実験で赤外吸収スペクトルの測定を行いました。

波数で結合を読み取れると思うのですが、N-ethyl-o-toluidineの場合3000付近と3500付近で吸収されていることよりCH3、NHの結合があることがわかり試料の中にこのような結合を持つ物質はほかにないためN-ethyl-o-toluidineが含まれていることがわかる。

このような解釈で良いのでしょうか?

また、与えられたデータより透過率が高い結果になったのですがこれは何故ですか?

解答解説宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

赤外吸収スペクトルだけで、N-ethyl-o-toluidineと断定できません。


N-methyl-o-toluidine、N-methyl-m-toluidine、N-methyl-p-toluidine、
N-ethyl-m-toluidine、N-ethyl-p-toluidineの可能性もあります。
透過率が高い結果になったのは、N-ethyl-o-toluidineであれば液体(室温)なので
KBrで挟む時の力の入れ具合で試料の厚みが小さくなったと思います。
フーリエ変換機能付き赤外吸収スペクトルを使うと、解決します。
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そもそも、3000付近の吸収でわかることといえば、sp2かsp3の炭素に結合したC-H結合があるということぐらいであり、それがCH3やCH2に由来するのかベンゼン環に結合したHに由来するのかまではわかりません。

というか、そもそもはわかるんですけど、「3000付近」といった曖昧さではわからないということです。たとえば、2950と3050では意味が違います。

「試料の中にこのような結合を持つ物質はほかにないため」というのも意味不明です。そもそも、N-ethyl-o-toluidineであるということがわかった上で測定しているのではないのですか?仮に構造が不確かなものの構造をIRで確定したいのであれば、文献データと比較するしかありませんし、その場合には、指紋領域も比較する必要があります。

>このような解釈で良いのでしょうか?
上述のように、目的や状況が不明なのでなんとも言い難いですが、「その解釈で良いのか」と言われればダメですとしか言いようがありません。

>与えられたデータより透過率が高い結果になったのですがこれは何故ですか?
これも測定条件による話です。液膜で旧式の分散型の装置で測定したのであれば、前の回答のような可能性はあるでしょうけど、そうでないなら別の可能性もあります。いずれにせよ、測定方法を具体的に示さなければ判断できません。Referenceがあるなら、そちらの問題の可能性もあります。
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初心者以外は許されません。

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