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電離度が濃度によって変化してしまうことの説明ですが確かに水の量を増やして濃度をあげるとルシャトリエの原理より平衡は右へ移動し電離度は大きくなりますが例えば酢酸の量を減らして濃度を小さくした場合ルシャトリエの原理より平衡は左へ移動し電離度は小さくなりませんか?
よろしくお願いします

「電離度が濃度によって変化してしまうことの」の質問画像

A 回答 (2件)

お考えの半分くらいは正しいのです。



たしかに酢酸水溶液に対して酢酸を加えて酢酸の濃度を上げると、酢酸分子が増えるので平衡は右へ移動します。
しかしここで注意してほしいのは、電離度とは電離した「割合」であると言うことです。

たとえば、酢酸0.1molを含む水溶液1Lに、酢酸を0.1mol追加した時を考えましょう。
酢酸0.1molを含む水溶液1Lでは電離度α0で電離しているものとします。
あたらに追加した0.1molの酢酸分子にとっては、水溶液中にすでに
酢酸イオンやオキソニウムイオンがあることから電離が妨げられることになり(ルシャトリエの原理)。
新たに追加した酢酸0.1molは、電離度α1(<α0)で電離することになります。
酢酸イオンやオキソニウムイオンは当初よりは増えることとなりましたが、
酢酸分子全体に対する電離度は下がってしまうのです。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます
つまり確かに並行は右に移動し電離した酢酸イオンはふえたが溶けている酢酸に対する電離した酢酸イオンの割合は結果的に小さくなったということですね?

お礼日時:2019/08/24 12:31

>電離した酢酸イオンはふえたが溶けている酢酸に対する電離した酢酸イオンの割合は結果的に小さくなったということですね?


そういうことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2019/08/25 09:50

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