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0. 骨格であり例示を割愛しつつ抽象的な表現になりますが すでにあたまか
ら仮説を述べて行きます。ご批判をどうぞ。


1. 文は 主題(T)と論述(P)とから成る。

1-1. 文は 主題の提示とそれをひとつの問いとしてその答えとなる論述の
提示とから成る。

1-2. そのことは 一人の話し手の主観のうちでひとまづ完結する。

1-3. 文とは ひとが言葉でおのれの思想を表わすものである。



2. 主題には 一般に体言を用い 論述には やはり一般に用言を当てる。

3. 体言とは――ふつうに言う名詞ですが―― もの・こと・さまを 一つの
モノとして扱って出来た言葉〔その単位体〕です。概念を表わすとも言える。

4. モノとして扱った体言が コト(動態)になりサマ(状態)になって一般
に論述を形成するとき その文成分は 用言とよぶ。体言たる質量が 用言たる
エネルギーとなる。

4-1. 体言    ∽ 用言
    __________________
     おや(親) ∽ おゆ(老ゆ)
     おほ(大) ∽ おふ(生ふ)/ おほ‐し(多い・大きい)
     なは(縄) ∽ なふ(綯ふ)

5. 用言は 動態用言(いわゆる動詞)と状態用言(形容詞)とから成る。




6. 体言は 格活用する。(主格や対格といったように 名詞が屈折を成す場
合にも相当する)。

7. 格というのは 文の中でその成分が互いにどのような意味の関係を成すか
を――あたかも格子のネットワークのごとく―― 示すことである。

8. 名詞の屈折の以前に・特に日本語では 体言は そのまま主題格をかたち
づくる。

9. A‐ハ B‐ガ C‐ナリ。 / C‐スル。 
という構文類型において ハ格の活用は 中心主題(A)を提示して 中心主題
格を成し ガ格はその体言(B)を 第二主題つまり 第一中心主題に対する関
係主題に活用させている。

10. 《わたし(A)‐ハ 〔注文(B)‐ガ〕 うなぎだ(C)。》という文例で
示しうる。

11. 関係主題格は 基本となるガ格から 一方で属格(ノ格)を出現させ そ
のほかには 賓格(客体となる格活用)を派生させた。

11-1. 直接の賓客たる対格(ヲ格)と間接のそれたる与格(ニ格)があり 
さらにそれらの応用として 方向格(ヘ格)や 起点(カラ格)と着点(ニ格やマ
デ格)などなどをつくった。

12. 中心主題格のハ格は 主題提示という取り立ての相を保って ほかの副次
の主題についても 《副次主題としての取り立て格》になり得た。《わたしハ う
なぎ‐ハ 好まない。》





13. 用言が論述をになうとき それは 主題格(T)に対して論述格(P)を成
し 別の筋において 主格(S)や対格(O)に対する格(意味)関係としては 述
格(V)となる。

12. 用言も 活用する。それは おもに述格としての法活用である。法とは ム
ード(気分)のことでありまた 話し手の意志を表わすのが 基本である。

13. たとえば 動態用言の基本となる法活用の例(四段ないし五段)として:

Ⅰ 不定法(未然形):好ま‐〔ない〕 : 英語の to-不定詞のごとく
Ⅱ 条件法(已然形):好め‐〔ば〕  : konoma(Ⅰ)-i > konome (既成となる)

Ⅲ 概念法(連用形):好み     : 語尾の -i が 概念としての確定を表わす
Ⅳ 命令法(命令形):好め。    : konomi-a > konome ! :-a は主観をつよめる

Ⅴ 連体法(連体形):好む‐〔とき〕 : 語尾の -u は 保留の相がある
Ⅵ 存続法(終止形):好む。    : 語尾の -u が 保留の相から存続の相へ


14. 状態用言(形容詞)も ある程度この動態用言の活用にならって ただし独自
の法活用をおこなう。(省略します)。



15. 《Ⅰ 不定法(未然形):好ま‐〔ない〕》の ナイは 助動詞と呼ばれるが
ここでは 補充用言とよぶ。用言の法活用(気分や意志)をさらに補充する。

15-1. 好ま(Ⅰ 不定法)‐ない(否定法として補充している)。
その補充用言じたいとしての活用は Ⅵ 存続法である。




16. 文の成分として ほかには 語句(文の成分)を条件づける条件詞がある。

主題をになう:体言 (名詞)
論述に用いる:用言 〔動態用言(動詞)・状態用言(形容詞)〕
       および 補充用言(助動詞)*(註)
     

主題を提示する格活用: 中心主題格(ハ)・関係主題格(ガ);
            賓格〔ヲ格・ニ格 etc.〕;呼格(ヨ格);属格(ノ格) 
            また無標で絶対格また 同格がある。
            《きさまぁ!》というのは 絶対値を示すように絶対格で
            表出して呼格となっている。

用言の法活用: Ⅰ 不定法~~~Ⅵ 存続法

条件詞:① 主題条件:主題を成す体言を修飾するという条件づけ (用言の連体形など)
    ② 論述条件:論述を成す用言を修飾する (副詞・句)
    ③ 文条件: 文と文をつなぐという条件づけ (接続詞)
    ④ 超文条件: 実質的な意味のあり方として文を超えて 文にかかわる
          かたちの条件づけ (間投詞 または 感嘆詞)


   *(註) 補充用言には いわゆる助詞で入るものがある。話し手の気持ちや
       意志を提示する。

      か:疑問法         好む‐カ?
      な:否定命令(禁止)法   好む‐ナ。
      ね・な:念押し法      好む‐ネ。好む‐よ‐ナ。
      ・・・

A 回答 (12件中11~12件)

理系の人らしく、仮説を立てて・・・・、。


でも、妄想、白昼夢の仮説のようでも・・・・。
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この回答へのお礼

わたしは 文系。それも 哲学ではなく 経営学。


お気に召しませんか?




ご回答をありがとうございます。

お礼日時:2019/09/11 20:07

日本語じゃなくて汎用言語とか中間言語みたくツブシの効くものはどうですか?

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この回答へのお礼

それでしたら 次のように仮説を展開していますので 検証してみて
ください。

【Q:《ぼくハ 〔注文ガ〕 うなぎだ。》は 非線形だ。】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11275573.html


さらに本格的な理論立てとして――それとしては 入口の議論です
が―― 次のこころみについて検討してみてください。

【Q:ハ格・ガ格問題を中心として 日本語は どういう言語か?――
言語類型論の視点から――】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11268433.html



ご回答をありがとうございます。

お礼日時:2019/09/11 04:40

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