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アメリカ合衆国についての動画を観ました。
いつもアメリカの国の基本がいまいちわかっていないのですが、
アメリカ合衆国の人々は「先住民」と「移民」に分ける考え方が一般的ですか?
それとも「先住民」「白人(イギリス人など)」「移民」と分けるのが一般的ですか?

民主党は「移民系」というように耳にしたのですが、
そうすると、共和党に「先住民」と「白人」が入っているのでしょうか。

おそらく、「白人」と「黒人」とか「ラテン系アメリカ人」とか、
そういった基本的なことが私にはわかっていないと思うんです。
それぞれの人々の間で軋轢もあると思います。

ざっくり基本的に、どのように、アメリカ合衆国をつくる人々を類別して覚えておけばいいのですか?

質問者からの補足コメント

  • うれしい

    たくさんのわかりやすい豊富な視点の回答をいただきました。ベストアンサーを選ぶのが難しいのですが、はじめの方でとくに理解が深まった回答を選び、終わりにしたいと思います。皆さま、ありがとうございました。

      補足日時:2019/09/29 08:14

A 回答 (8件)

「ざっくり」って、どういう意味か教えて下さい。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たぶん私は本当に基本的なこともわかっていないレベルだと思うんです。
おそらく、人種など細かく整理すれば、かなり複雑になるんじゃないかと思い、都合よく「ざっくり」という言葉を使ってしまいました。すみません。

お礼日時:2019/09/27 12:18

民主党とか共和党という政治的な括りは後に説明します。

まずは歴史的な類別から

アメリカ合衆国(米国)はネイティブアメリカンと呼ばれる先住民族がいましたが、今の国家を作ったのは白人、それもWASPと言われるイギリス系清教徒の白人です。彼らを始祖として、まずイギリスやヨーロッパの比較的北側の人々が米国に移民しました。彼が「国家を作った白人層」とされ、だから「米国は白人の国」だとトランプ氏は主張するわけです。

米国で白人たちが西部開拓を始めると、奴隷として黒人が連れてこられます。米国に居る黒人の殆どは祖先が奴隷としてやってきた人々ですが、白人とほぼ同時期に米国に住みつき、辛い労働で国土を耕したのは俺たち、という自負があります。

ラテンアメリカ人は、南部や中部アメリカを支配したスペインの影響を受け、メキシコに接しているテキサス州などから合衆国内に入り、初期の米国の中西部はラテンアメリカの影響もあり、スペインやポルトガルからの入植者も多くいました。

その後、スペインから独立したメキシコが「テキサスはメキシコの領土だ」として米国と戦争になり、米国が勝ってほぼ今の国境ができたのです。それでも現在までヒスパニックと呼ばれるラテン系の人々の流入はなかなか止まりません。

米国の主権がカルフォルニアまで達する時期になるとゴールドラッシュが起き、今度は太平洋の向こう側からアジア人がやってきます。日本は1968年まで鎖国していましたが、中国人などは労働者として太平洋を渡って米国に住むようになります。日本は明治になると米国に移民を開始し、第二次世界大戦直前までかなりの人々が米国に渡っています。

このような経緯から、アメリカの各層は次のように位置付けられています。
・白人 もっとも由緒ある米国国民であり、米国の基礎を作ったという自負がある
・黒人 白人と同じぐらい古くから米国建国に貢献したと自負している
・ヒスパニック 米国の一部には古くから住んでいたが、米墨戦争戦争で負けたため、やや劣勢である
・アジア人 かなり後から移民したので、権利主張はあまりしない。近年中東からの移民も多いが、それを含めても米国人口の3%程度しかいない
・ネイティブアメリカン 先住民だが、白人に迫害され権利を奪われ、発言権も強くない

これが基本的な位置づけです。
で、民主党と共和党の違いは「移民や社会問題を優先する民主党」と「国を守るためには移民も社会問題も制限していいと考える共和党」という違いがあります。

なので、中東からの移民を制限し、白人の誇りを取り戻すと主張しているトランプ大統領は共和党の出身、初の黒人大統領となったオバマ氏は民主党の出身です。

今のところ米国の人口で一番多いのは白人なので、次に多い黒人と白人の対立が社会問題になることが多いですが、カルフォルニア州などメキシコに近い州ではヒスパニック系とアジア系の人口がどんどん増えていて、特にヒスパニックは今後米国全土で一番多い人口になると言われています。また、ヒスパニックはスペイン語を話すので、アメリカの事実上の第二公用語はスペイン語だとも言われています。

そのため、今は「白人が元の地位を失いつつある」と考える人が多く、保守色の強い共和党は「アメリカがナンバーワンになり、白人が正しくアメリカを導く」という考え方を示しているのに対して、民主党は「アメリカは移民の国なので、社会保障制度を入れてみんなで豊かになろう」と言う考えをもっています。

米国内の人種対立は、単に人種だけでなく、その人が保守なのかリベラルなのか、によっても異なるので、日本から見るとすごく分かりずらいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。アメリカの成り立ちやそれぞれの人種の立場がわかりやすく整理できました!

「日系アメリカ人」「WASP」の言葉に対する理解が深まりました。また、人口密度の低い広大な国土を開拓した黒人の方々の自負など、それぞれの人種が「自負」するところも勉強になりました。ヒスパニックの拡大は最近耳にするアメリカの「2050年問題」のことなのかな、とも考えました。民主党と共和党の思想についても認識が深まりました。

”リベラル”ということばは、社会学のような分野でよく耳にしますが、私はまだ勉強不足です。
※今回の質問からそれてしまいますが、リベラル、についても教えていただけたら嬉しいです。

お礼日時:2019/09/27 12:39

No.2さんの詳しい回答どうりですが、一部に間違いあるので、訂正。



カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス州は、メキシコの領土でした。それで、テキサス戦争でメキシコが敗れ、アメリカ領土に。メキシコ領土ですから、当然、ヒスパニックだらけのところにゴールドラッシュで白人が入植です。地名も多くのところはスペイン語です。

また1960年くらいまでは、メキシコ人は自由に国境超えもでき、移住も就職もほぼ自由でした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ゴールドラッシュのときには、白人もたくさん入植したのですか?
白人が入植して、働き手として中国や日本の人たちが渡米したということ?

お礼日時:2019/09/27 12:41

#2です。

お礼ありがとうございます。

#3様にフォロー頂いたのですが、疑問が増えたようですので、補足します。

#3さんが書くように、カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス州は米国になる前はスペイン領で、メキシコが独立した後は、メキシコ領になり米墨戦争でメキシコが負け、アメリカに編入されています。だからこの辺りには元々ヒスパニック系も結構いたのです。

米国は建国時に13州だったのはご存知だと思いますが、じゃあ今の50州のうちの37州はどうだったかというと
①全然開拓されておらずだんだん入植者が増えた
②イギリスの清教徒ではない別の人々が入植していた
のです。

私が住んでいた「オズの国」も最初はスペイン人とスペイン人が連れてきたヒスパニックが入植し、のちにテキサスの一部だった時期もあり、オールドシティにはスペイン風の建物がたくさん残っています。

米国の白人たちが「この国は俺たちが作った国」だと自負するのは、米墨戦争のような争いや、他国の入植地だった地域を買い取ったり、無主の地を馬車で開拓し、今の米国の国境を作った、という歴史があるからです。

で、個別に
>ゴールドラッシュのときには、白人もたくさん入植したのですか?
もちろん沢山入植しました。ゴールドラッシュの情報を聞いてカルフォルニアに集まったのは30万人程度と言われ、その多くが米国人(白人)でしたが、外国からやってきた人々も居ました。
 で、外国からやってきたのもほとんどが白人です。当時のアジアは植民地で移動の自由はなく、黒人は奴隷でしたから移動の自由は無かったからです。後はメキシコ領時代からのつながりでヒスパニック系もいました。


>白人が入植して、働き手として中国や日本の人たちが渡米したということ?
唯一例外なのが中国人で、清国は西洋列強に支配されているとはいえ、西洋人が支配していたわけではないので、アメリカにやってくることができました。ゴールドラッシュ時に米国に来た中国人労働者を苦力(クーリー)と呼びます。

ゴールドラッシュのおかげで、カルフォルニアは一気に人口が増え、州に昇格しましたし、鉄道や都市建設も進みました。その際に仕事を求めてやってきたのが中国人たちです。
 それ以外のアジア人黒人は居ないわけではありませんが、数としては少ないです。

※今回の質問からそれてしまいますが、リベラル、についても教えていただけたら嬉しいです。
リベラルとは、自由主義または革新主義と呼ばれます。

フランス革命の土台となった啓蒙思想はご存知だと思いますが、啓蒙思想は「人々は平等であり、個人の権利を有する」と説いています。革命以前のヨーロッパ諸国、独立戦争以前のアメリカなどの人々は必ずしも自由ではなく、奴隷ではなくても君主などに支配されている状態でした。
 
アメリカで起きたティーパーティー:ボストン茶会事件は、本国イギリスの無理やりな統治に反対したもので、これらの事件の結果「イギリス政府の横暴から自由になるために独立する」戦争が起きたのです。

で、リベラルの意味のひとつは「政府に縛られない、個人の幸福追求権の実現」という意味になります。

もう一つは近代化した後、階級社会の対立から、資本家と労働者の社会対立に変化した後「個人の権利と、幸福権の追求」を平等にするために「政府は貧富の格差是正に積極的に介入すべき」という考えが生まれ事です。
これも「リベラル」と呼びます。

で、アメリカの場合、日本やヨーロッパの多くの国のようには貧富の格差是正には積極的ではありません。
日本やほとんどの国では公的保険制度や公的年金制度のような社会福祉制度が充実しているのですが、アメリカはこれらの制度(貧富の是正政策)をあまり行わず、公的な制度はほとんどありません。

その中で、オバマケアのように「公的な貧富是正や人種差別の撤廃」などのリベラルな政策を行うのが民主党、そのような政策は要らないから、国家を強くし経済を活性化すれば貧富の差などは目立たなくなる、と考えるのが共和党です。

このため、特にトランプ氏が「アメリカがナンバーワン」と表明した時にもっとも反応したのは白人たちで、どうじにそれは「米国を作ったのは白人だ!」という認識を呼び起こすことになったのです。
それがあるからこそ、トランプ氏の支持者には白人が多く、また差別主義者が多いと言われているのです。



で、日本の場合、冷戦構造の時代は
共産党=超リベラル、社会党(のちの社民党)=リベラル、自民党=リベラルじゃない
という区分けでした。共産主義は「国家制度として私有財産を無くすことで、貧富の差をなくす」からリベラル、社会党は資本主義を基本にしながら、公的な社会福祉政策を政府が進めるというリベラル(修正資本主義とも言います)
自民党は資本主義の原則を基本に、なるべく社会主義政策のコストを下げたい、という考えでした。

これが米ソの冷戦と一緒くたになって、共産党支持者はソ連支持者とみられるような部分があり、社会党は自衛隊と安保に反対していたので消極的なソ連支持とされ、資本主義と民主主義を主張する自民党は保守(天皇制を含め政治体制をなるべく変えたくない派)とされた部分があります。

そのため、共産党ほど過激な政策ではなく、社会党とは妥協できるレベルで、自民党内にもリベラル派がおり(でも政体は天皇制保持で安保に賛成)、その綱引きで政策が決まったので、日本は「世界で一番成功したリベラル国家」とも言われました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

多くの方に回答いただき、1つ1つ整理するのも一苦労の実力です。再度、ここまでの回答を地図と”にらめっこ”しながら振り返りました。

phj さんの回答を軸に、No3 メキシコの爺ちゃん さんの回答からは地図上での理解が進みました。その上で、phj さんの回答から、ゴールドラッシュに奮闘する人種の入植の流れが整理できました。

また、リベラル についても丁寧に教えていただきました。リベラル は自由主義の思想と、格差是正に積極的に介入しようという思想の2つが主軸にあると理解できました。そこから、アメリカの共和党と民主党の思想、ひいては、日本の政党の思想についても理解が深まったと感じています。しかしながら、きっと リベラル には、白黒はっきりできないような複雑な概念が含まれているような気がしてなりません。勉強が必要です。

特に、近代史は現在の生活や思想に直接かかわってくるので、考え方も複雑で、人に語ることも難しいし、勇気のいることだと思います。わかりやすく回答いただき、皆さまに感謝します。

お礼日時:2019/09/27 19:30

アメリカの「白人」といっても、一口には括れないものです。


母国の政治事情や飢饉での多量に入ってきた時期があります。

最初に入ってきたのは、宗教的迫害から逃れてきたプロテスタント、
清教徒のイギリス人ですが、初期のアメリカにはほかにオランダ系、
スウェーデン系もいた。マンハッタンは昔、ニューアムステルダムという名前だった。
また、フランスはフランス領ルイジアナを持っていたので、フランス人も入っていた。
ニューオリンズはニュー・オルレアンとフランス語由来。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3 …

合衆国が誕生した1776年以降はおよそ350万人のイングランド人が移民をし、
19世紀の100年間は一定数の移民が続いた。

プロテスタント系のアイルランド人移民は18世紀から19世紀の産業革命期に
入ってきていたが、1845年から1849年にかけて起こったジャガイモ飢饉の際には、
数百万人のカトリック教徒が北アメリカへと押し寄せた。
ケネディー家もこのときの移民。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4 …

ドイツ人は初期から入ってきていたが、1840 ~ 1880年は
政治的理由から多くのドイツ人が入ってきた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4 …

イタリア人の多くは1880年代からの移民である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF …

ユダヤ人は初期から入っていたが、東欧におけるユダヤ人迫害の風潮が
高まった1880年代になるとアメリカへの移民は劇的に増え、
彼らのほとんどはロシア帝国や現在のポーランド、リトアニア、ベラルーシ、
モルドバなどの地域に住んでいた貧しい田舎出身のイディッシュ語を使う
アシュケナージだった。19世紀後半から200万人超のユダヤ人が移民し、
1924年に排日移民法などで移民規制が厳しくなるまで続いた。
ユダヤ系は白人ではありませんが、政治的、経済的に大きな影響力を持っています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%80 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「白人」について、多くの国々が関係していることがわかりました。

移民者の数が数百万人単位ということは、驚きです。非常に多くの人が、故郷を捨てて、新大陸に渡ったのですね。中には、自由を求めて、苦の生活から逃げてきたのかもしれない。でもほとんどは不本意な渡米だったのだろう、と根拠のない想像を巡らせるばかりです。

"ジャガイモ飢饉" について、初めて耳にしました。アイルランドではこの飢饉が歴史の境目になるほどの大きな歴史であることを知りました。

ケネディが移民であることも初めて知りました。(アメリカで生まれた人だと思った。)ユダヤ人の移民としては、アインシュタインが有名なのかなとも思いました。

人類のるつぼ、としてのアメリカが、"排日移民法"などのように、移民の規制に踏み込んだことも自然なのかもしれないと、考え、歴史上の点どうしが線で結ばれていきました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2019/09/27 19:44

アメリカ合衆国の人々は「先住民」と「移民」に分ける


考え方が一般的ですか?
 ↑
先住民は極少数派ですから、そういう
分け方は一般的ではありません。



それとも「先住民」「白人(イギリス人など)」
「移民」と分けるのが一般的ですか?
   ↑
色々な分け方があります。
宗教で分ける、人種で分ける。
白人の中でも、色々に別れます。




民主党は「移民系」というように耳にしたのですが、
そうすると、共和党に「先住民」と「白人」が入っているのでしょうか。
  ↑
民主党は移民を票田にしている、という
ことですね。
その他にも、左翼系や貧乏人を票田にしたりしています。
共和党は金持ちや、農家、労働者という具合です。

民主党は中国が好きで、共和党は日本が好き、と
言われています。




おそらく、「白人」と「黒人」とか「ラテン系アメリカ人」とか、
そういった基本的なことが私にはわかっていないと思うんです。
それぞれの人々の間で軋轢もあると思います。
 ↑
一番多いのが白人で
次がヒスパニック、つまりメキシコ系
それから黒人になって、アジア人がそれに
続きます。
●米国の人種構成(2010年)
白 72,4%
ヒ 16,3
黒 12,6
ア  4,8




ざっくり基本的に、どのように、アメリカ合衆国をつくる人々を
類別して覚えておけばいいのですか?
 ↑
まず、WASP(ワスプ)ホワイト・アングロ-サクソン・プロテスタント
という建国当時主流だった英国系の白人が
中核にいます。

それを取り巻くように、欧州出身の白人が
おり、
更にその周辺にヒスパニックや黒人、アジア人が
いる。

そんな感じです。

それに加味して、ユダヤ人、アラブ人その他
極少数派が存在している。

ユダヤ人、アラブ人が意外と大きな力を持っている
というのも特徴です。


最近はヒスパニックの増加が顕著で、
近い将来、白人は多数派では無くなる、と
言われています。

その焦りが、メキシコ国境に壁を造れ、という
トランプさん支持になっている。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

広大な土地に住んでいた少数派の先住民が、他国からの侵略を受けたとき、どんな思いだったのでしょう。メディアが未発達な社会では、人々は小地域の事情しか把握できず、大規模にアメリカ大陸が変化していることを感じられなかったかもしれません。先住民のご子孫たちは、どんな思いでアメリカで暮らしているのでしょうか、、、などと要らないことを考えました。

人種の分類については、先の回答で色々と学びました。宗教も、入植した人々の祖国を思えば複雑な宗教構成であることが想像されます。

民主党が移民や貧乏人 寄り、共和党が資産家、農家、労働者 寄りという視点も興味深いのですが、民主党が日本好き、共和党が中国好きという視点も初めて聞きました。中国好きの共和党のトランプ氏ですが、世界の覇権をめぐって、中国との駆け引きは活発なんだな、と国際社会の難しさを感じます。

メキシコとの国境に壁を作ろう、移民の流入を阻止しよう、という考え方がアメリカの開拓の歴史や政治基盤としての白人の存在と密接にかかわっていることが理解できました。

ありがとうございました。

お礼日時:2019/09/27 19:57

東洋人は、鉄道建設の際、労働者不足で、太平洋を渡ってきましたが。

ですが、体が貧弱で使い物にならないで、雑用係。鉄道が全盛のころは、駅前には、中華料理屋が。日本人は農業のほうに。その日本人相手に五右衛門風呂でお風呂屋さんを始めたのもいるくらいでした。

先住民。西部から中部はアジア系の血統です。ほとんどは、一定のところに村を作る居住型は少なく、狩りでの移動型生活。今は、居住地では、外観は昔の住居でも、内部は冷暖房完備の近代的な家で、各家庭数台の車持ちです。
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この回答へのお礼

体格の特徴という人種の定めも歴史の流れと関係しているのだなぁと、初めての視点を得ました。鉄道建設とは、大陸横断鉄道のことなのかな、と私の中では不確かなことは何でも疑問になってしまいます。渡米した人々も、一方的に苦役を強いられるのではなく、仕事も自由ではないにしても、料理店などを営むことができたことには、人類の"賢さ"を感じます。

"先住民"と耳にすると、私は100%近くが代々先住民の血を引いていると思考が誘導されるのですが、長い歴史の中で、先住民とアジアの血が混ざっていったのかな、と考えました。間違っていませんか?先住民は、どちらかというと貧しい層に属しているけれども、最近は贅沢品も所有できるようになったのですね。

お礼日時:2019/09/28 18:21

広大な土地に住んでいた少数派の先住民が、他国からの侵略を受けたとき、


どんな思いだったのでしょう。
 ↑
メイフラワー号で白人が来たときは、
先住民は色々と生活の面倒をみてきた
のです。
恩を仇で返された訳です。

「白人達は先住民が神から与えられた土地を奪った」
「神から与えられたんじゃない。
 他の部族から奪っただけだろう」




メディアが未発達な社会では、人々は小地域の事情しか把握できず、大規模にアメリカ大陸が変化していることを感じられなかったかもしれません。先住民のご子孫たちは、どんな思いでアメリカで暮らしているのでしょうか、、、などと要らないことを考えました。
  ↑
先住民は数百万が殺され、土地を奪われましたね。
これを正当化するため、白人達は、これは
明白なる天意だ、としました。
マニフェスト・デスティニーといいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8B …

先住民の長の一人であったジェロニモの
言葉が残っています。
新聞記者のインタビューに答えたものです。

「貴方は、この勝ち目の無い戦いをどうして 
 続けているのですか?」
「確かに勝ち目はない。
 しかし、ここで無様な負け方をしたら子孫が
 軽蔑される。
 我々は子孫の名誉のために戦っているのだ」
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この回答へのお礼

回答から刺激を受けて、メイフラワー号やマニフェスト・デスティニー、ジェロニモについて調べ、勉強になりました。先進技術の欧米に対して、当時狩猟経済だったインディアン達。言葉も通じない得体のしれない人々に対する恩を仇で返された先住民たちを悼みたくなります。

メイフラワー号は、100人程の輸送船のようで、そんな小さな船であった時代に、先の回答にあるように何百万という移民が海を渡ってきたと考えると、北欧の人々はよほど祖国の生活が苦しかったのかな、ヨーロッパ・アフリカ・新大陸の三角貿易のうねりは本当に大きいな、という思いに駆られます。

マニフェスト・デスティニーということばを初めて知りました。文明の伝播・浸透という視点で「明白なる天意」は正当化されるに十分なことばの力があるように感じます。ですが、もちろん虐殺や苦役を強いられた人々や悪影響を受けた数多の方々がいるわけで、複雑な心境です。デスティニー(運命)かもしれませんが、マニフェスト(明白な)という気分にはなかなかなれません。白人の方々を非難したいわけではありませんが。

ジェロニモについても私には新しい学びです。(筋肉マンの影響で"音"として聴きなじみがありましたが、、、笑)勇敢なる戦士と尊敬される有名な存在であり、”ジェロニモ”が軍事的な場面で代名詞的に用いられることは皮肉に満ちているなと感じました。

お礼日時:2019/09/28 19:31

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