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歯列矯正について

歯列矯正は抜歯をする歯医者と抜歯をしない歯医者がありますがどちらが正しいのですか?

私がこれまで相談をしてきた中では抜歯をする歯医者は抜歯をすると歯の数は減るが歯並び(見た目)がキレイになると言います。

抜歯をしない歯医者は矯正のために健康な歯を抜くのはダメだと言います。


皆さんがもし矯正をするならどう思いますか?

A 回答 (2件)

どちらとも言えません。


乳歯から大人の歯に生え替わる時期から、歯列が乱れて来ます。
斜めに生えたまま、周りから押されて間が無い場合など、抜歯せねば成らぬ時も有り、そのまま矯正出来る場合と医師は見極めます。
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ケースバイケースなので、どちらが正しいとは一概に言えません。



最近の傾向として、硬いものを噛まないことで顎の発育がイマイチになり
歯と顎骨の大きさの不調和(arch length discrepancyといいます)になる
歯列不正が多くみられます。
例えるなら、大型車が14台駐車するのに軽自動車14台分しかないので
数台路上駐車をしている状態です。
この時、物理的に駐車場を拡大することができないのに
「路上駐車はダメだから絶対に駐車させる」というのが
「矯正のために健康な歯を抜くのはダメ」という考え。
実際に無理やり非抜歯矯正した症例では、口を開けると大きな歯が目立つて
口が大きく見えたり、奥までの清掃が行き届きにくくて虫歯になったり
弊害もあります。
ちなみに、上顎の場合は急速拡大装置(Rapid Expansion)という方法で
顎を大きくできる場合もありますが、年齢や拡大できる幅など
様々な要因で限界があります。

一方で、抜歯矯正が優れるということもありません。
例えば八重歯の場合は犬歯の抜歯だけで済みそうだと判断されることがあります。
しかし、歯周病などで順番に歯が薄な割れていく過程で最後に残ることが多いのが
最も歯の根が長い犬歯です。
時々、犬歯を抜歯して小臼歯を犬歯のように形態修正している症例がありますが
できれば時間をかけても犬歯を残す方針が望ましいと思います。
また、虫歯や歯周病で歯が失われることがあると、抜歯矯正は歯が少ない分
歯の健康には不利という側面があります。

赤ちゃんの歯は指しゃぶりで動くように、外部からの力で動きます。
これは年齢を経ても変わりません。
ある意味、不正咬合に見えてもその位置が歯にとって最も安定しているので、
矯正しても数年後に戻ってしまうこともあります。
このようなことを簡単にでも説明してくれる歯科医が望ましいと思いますので
抜歯矯正や非抜歯矯正にこだわって、他の方法を提示できないような歯科医は
はっきり言って「ダメな歯科医」だと断言できます。
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