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From the age of ten he was a pupil at the School of Jurisprudence in St. Petersburg, completing his course there in 1859 to take employment in the Ministry of Justice.

これは作曲家のチャイコフスキーに関する文です。この文を翻訳サイトを使って読んでいたのですが、みらい翻訳では後半部を「1859年に過程を修了して法務省に就職した」、Google翻訳では「1859年に法務省に就職するために過程を修了した」と訳していました。個人的にはチャイコフスキーは作曲家であって法律家ではないため「法務省に就職するため(目指して)修了した(が、実際には就職せずに作曲家になった)」ということだと考えたのですが、Wikipediaでチャイコフスキーを調べてみると、実際に法務省に就職していたとありました。この後にも文章は続きますが、そこで彼が就職したかどうかという文は出てこず、結局作曲家を目指したとしか書いていないので、この文でしか判断できません。

前者の訳し方はいわゆる「結果のto不定詞」で後者は「目的」だと思うのですが、実際この文だけで「実際に就職したかしなかったか」を判断できるのでしょうか?それとも、どちらにも読み取れるため文脈次第なのでしょうか。

A 回答 (5件)

もちろん文脈による. とはいえ, 「就職するために修了した」は変でしょ?



「目指して」をかっこ書きしてるけど, その「目指して」はこの文章から読み取れないし.
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「法務省に就職するために修了した」という日本語はあり得ませんね。



先に例として挙げました「目が覚める」という言葉で考えますと、自分が目を覚まそうと思って「目が覚める」ということはあり得ませんので、「〜するために目を覚ました」という表現もあり得ません。

結果を意味する不定詞を導く動詞はあまり数が多くないということから考えても見当は付きますね。

文脈を考えてもどちらの意味かわからないというような表現を使う人がいるとしますと、それはその人が悪いのであって、あなたの頭が悪いわけではありません。
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こじつけ論法に注意しましょう。


complete the course to enter a dream company
とちょっと変えただけで意味が断然、目的の方向へ傾きます。
内容や結末を知っているから言えることで、そうでなければ、確認することになります。

英語の授業でどこでもありがちな説明の仕方です。
このような説明に煙を巻かれてきた私たちは妄信させられていることがよくあります。
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回答No. 2でよろしいかと思います。



「自分の意志では左右できない事柄」に関する動詞に続く場合は「結果のto不定詞」となると考えればよろしいでしょう。ただしその他の動詞の場合もあるかも知れません。

「目が覚める」とか「卒業する」など、自分の意志ではどうしようもない事柄というのはわかりますよね。「中退する」などの動詞であれば「目的のto不定詞」となることもあり得る。

「結果のto不定詞」を導くこのような動詞の数はあまり多くなく、常識的にも判断できるようです。
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一種の曖昧表現ですね。


to take employment in the Ministry of Justice はかなり具体的なので、かなり結果に感じられますけど、それでもこれだけではっきり言っているわけではないです。ちょうどあなたが感じられたように確実にしたいと思ったら確認することになります。

英語にもけっこう曖昧表現はありますよ。なんでも略してしまう傾向にありますし、文脈への依存度の高い言語です。それに、日本語より言いやすい言語だと思っていると、日本語なら簡単に言えることが、英語では言語的ツールを用いるなど工夫が必要なこともよくありますね。天気を言う表現なんかがその代表例だと思います。
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