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シーケンス制御とフィードバック制御それぞれの利点と欠点できるだけ多く教えてください!

A 回答 (1件)

「利点と欠点」という話ではなく、「そもそもが別なもの」と考えるべきものです。



「シーケンス制御」とは、要するに「動作順序の制御」、条件の有無によって動作を変更するような「動作条件の制御」です。
異常信号を検知したら電車を止めるとか、電車が停止しないとドアが開かないとか、そういう制御のことです。
つまり、ベースは「動作をする、しない」、「Aの動作をするか、Bの動作をするか」といった「ON/OFF 制御」です。

それに対して「フィードバック制御」は、「操作(制御)の結果(フィードバック)を見ながら制御する」ものであり、通常は「目標値」と「結果のフィードバック」の「偏差」から「制御量」を決めるという「量の調節」「アナログ制御」です。
電車の例でいえば、「この区間では速度 60 km/h で自動運転を行う」というようなものです。電車の実際の速度(フィードバック)を見ながら、「目標値 60 km/h」より遅かったらモーターの電流を増やす、「目標値 60 km/h」より速かったらモーターの電流を減らすという「モーターの電流調整」を行います。

電車では、上記のような「速度一定制御」を「フィードバック制御」によって行いながら、「異常信号(ATS信号、運転指令所からの緊急信号、電車内の「非常ボタン」、電車の電源電圧や空気圧の異常など)」があったら「モーター電源」そのものを遮断したりブレーキを作動させたりする「シーケンス制御」を行っています。
相互に機能分担し、補い合って電車を安全・効率的に制御しています。
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