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「私たちの周りに氾濫している記号や象徴(イメージ)によってしか表示されない間接経験」とは何のことなのでしょうか?教科書による歴史の勉強とかのことでしょうか?後に「直接的経験のみでは、獣の経験の水準にとどまることになる。間接経験は記号によるよそよそしい・冷たく超然とした質から、直接的経験の緊迫さ・温かさのある直接性をもつものが必要となるのだ。」と続きます。どなたか具体的に教えて下さいm--mよろしくお願いします!

A 回答 (3件)

筆者のいう直接的経験とは


環境と感覚器官の生(なま)の接触による経験,
間接経験とは表象,すなわち言語や映像による
再現を通しての経験というような意味だと思います。
この意味での直接的経験は個別的・主観的であることを免れず,
一方の間接経験はある程度の公共性を有するものと考えられます。

ここから先は蛇足になりますが,
直接経験,間接経験という言葉は
心理学史の中で重要な意味を持っています。

心理学を哲学から独立させたヴントという人は
心理学を直接経験の科学と規定し,
間接経験の科学である物理学や化学や生理学に対比させました。
ここでいう直接経験とはわれわれの生(なま)の意識経験を指しており,
その経験に基く推論によって構成された経験を間接経験と呼んでいます。
20世紀の心理学はこの定義を拒絶し,
物理学や生理学をモデルにした間接経験の学の道を歩むわけですが。

下のURLにヴントの用法が少しだけ紹介されています。

西田幾多郎/善の研究
http://www.kyotokanko.com/text/zen/zennokenkyuu0 …
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例えば、神様の声のようなものでしょうか。


僕は聞いたことはないのですが、周りの雰囲気や自分自身のひらめきなどから、それを捉えたいと願っております。
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間接経験とは文面から察するにインターネット等マルチメディアを差しているのではないでしょうか?


インターネット等はもっと暖かみのある非バーチャル的な物に進歩させる必要がある。と私は解釈しました。
料理番組等で香りを伝えられないか等の視覚、聴覚以外の物の伝え方を研究しているようですが、その理想論の説明なのかな~と思うのですが・・・。
そのうち間接経験(五感を全て使わない経験)から五感を全て使うような情報伝達技術が出てくるのではないでしょうかね?
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