量子化学・分子軌道についてです。 分子軌道には結合性と反結合性の軌道がありますが、その原因となるのが

量子化学・分子軌道についてです。

分子軌道には結合性と反結合性の軌道がありますが、その原因となるのが各原子軌道の位相の重なり方であるというように理解していますが、これは写真のように異なる位相の原子軌道が同時に存在するということでしょうか？

No.2 回答者： Tacosan 回答日時： 2020/05/26 17:50

そう, 同時に存在する.

もちろん相互作用しない軌道も.

No.1 回答者： konjii 回答日時： 2020/05/26 14:32

分子軌道法は結合性と反結合性の軌道で分子結合を表します。

エネルギーの低い軌道から順に電子を2個（1対）入れて行きます。
一番エネルギーの高い軌道は反結合性の軌道で電子は入っていません、ＬＵＭＯと呼ばれる軌道です。
その下に、酸素のような１電子の軌道（ＳＯＭＯ）も反結合性の軌道です。
その下に結合性の軌道（ＨＯＭＯ）があります。
大抵の化学反応は、ＨＯＭＯとＬＵＭＯの相互作用で説明できます。