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タイトルにある文を英語で何て言うでしょうか?

"I'll help his homework tonight."では 間違いですよね。

そこで 3人の先生の教え方を紹介します。


A先生・・・・"I'll help him with his homework tonight."
これは、中学2年の初めに、ある教科書に載っていた英文です。この訳を、「私は今晩、彼の宿題を手伝うつもりです。」と訳す先生が多いです。英語教材の訳も、そうなっているものが多いです。しかし、これは意訳です。

もし、この意訳から英文を起こそうとすると、
"I'll help his homework tonight."
という文ができてしまいます。生徒たちは、どうしてこれが間違えか理解できません。先生方は、どのように説明されますか?

私がとても役立つと感じているスラッシュリーディングをしてみます。

"I'll help him/with his homework/tonight."

「私は彼を手伝うつもりです。/彼の宿題で/今晩」

このようにしておけば、helpの後に「手伝ってあげる相手」を、withの後に「仕事の内容」を入れ、便宜上withを「~で」と訳すと、生徒に教えやすいです。そして、I'll help his homework…としてしまうと、homeworkという生き物(?)を手伝うような、とんでもない感じの文になってしまうと説明すると、生徒は納得してくれます。しかし、ここまで説明する先生は、私の知るかぎりではいませんでした。真面目な生徒に限って、混乱しています。そもそも、この難しい英文を、中学2年の1学期に教えること自体、問題があるとは思いますが…


B先生・・・・①↓のダイヤローグを聞かせる。

A: What will you do tonight?
B: I'll help my brother.
A: What will you help him with?
B: I'll help him with his homework.

② もう一度ダイヤローグを聞かせるが、今度はポーズを置いて、大まかな訳を教える。

A: What will you do tonight? (今晩の予定は?)
B: I'll help my brother. (弟の手伝いよ。)
A: What will you help him with? (何を手伝うのかな?)
B: I'll help him with his homework. (宿題だよ。)

③ 再び最初と同じようにダイヤローグを聞かせる。

④ 今度は、自分がA、Bにそれぞれ入れ替わり、対話の練習をする。

⑤ 時制を変えたり、語句を入れ替えて ①と④の練習を繰り返す。


C先生・・・・これは日本語の「〜を」が紛らわしいのが原因の一つですね。「弟を手伝う」と「弟の宿題を手伝う」は一見同じように見えますが全く異なりますよね。
英語では"help A with B"で「AがBするのを手伝う」という意味になります。


そこで質問ですが、英語の教え方として、A先生、B先生、C先生、どの教え方の方が一番いいですか?
また、それぞれの先生の メリットとデメリットは何ですか?

A 回答 (1件)

C先生でよいのでは?


あとのふたりは冗長すぎます。

「help him with his homework だぞ。覚えとけ。」
でもいいくらいですが、少しだけ説明するなら、
「helpの目的語は人だよ。人を助けるんだよ。ものを助けるってするなよ」
くらいでよいでしょう。

理屈は理解や暗記の役に立つならよいのですが、
そうでなければややこしくなるだけです。

まあ、B先生は実際に英文を読んで使うという作業があるので
生徒が楽しく音読できるならこれもありでしょうか。
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この回答へのお礼

うーん・・・

回答ありがとうございます。

>C先生でよいのでは?
一番簡潔ですが、英語は耳で聴くよりも目で見て覚えるのが得意で 英語を読むのに慣れているか、勘がいい人でないと 飲み込みにくい気もします。
ここでの難点は、helpの訳語として一般的な「助ける」と「手伝う」の語法が違うことです。
というのは、「彼を助ける」とは言いますが、「彼を手伝う」は本来は誤用です。恐らく、 sureicanさんは その点を考慮してか helpの訳語に「助ける」を選んでいますね。 しかし、日本語的には「宿題」と「助ける」が コロケーション的に ちぐはくですが。一方で A先生は helpを「手伝う」と訳した上で 苦し紛れの説明をしていますね。
B先生の方法は 英会話教室などで広く行われている方法で、私も 小学生の時、この方法で覚えました。
この方法だと、耳と口で覚えるので、A先生が危惧していた ” I'll help his homework.”という誤った英作文も回避できるはずです。B先生の方法は 英語⇔日本語の変換を極力減らして、疑問文の語句を使い、疑問詞の単語を当てて返答する練習です。そうすることで、一々訳さなくても英会話ができることを目指すものです。それと、B先生の方法で重要なのは 音読ではなく、英語での質問に すばやく英語で答えることです。
ただ、私がC先生の方法でいいと思うのは 要領をつかめば、他の外国語にも そっくり応用が利くことです。ちなみに、”help him with his homework”は フランス語では ≪ l'aider dans son devoir≫ですが、
英語の ”help him with his homework”を引き合いに出せば、呑み込みも早いです。B先生の方法では
まどろっこしく感じるでしょう。

お礼日時:2020/05/29 22:04

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