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マグマの温度と岩石の色の関係性ってありますか?
ありましたら、理由も教えてください

A 回答 (2件)

マグマの温度と岩石の色の関係はあると言えますが、関係は直接的ではないです。


塩基性の玄武岩→中性の安山岩→酸性の流紋岩 とSiO2が多くなるに従い白っぽい色になる傾向がありますが、火山岩として噴出した条件でも色が変わり得るので、あくまでその傾向があるとしか言えません。

玄武岩は、中央海嶺やホットスポット、洪水玄武岩とマントル内から直接噴出する温度が高いマグマ(=火山)で多く見られ、日本では富士山が3つのプレートの深部にマグマの供給源があると考えられており、高温の玄武岩を噴出する噴火が歴史的に多くありました。富士山は日本一高い火山というだけではなく、マグマの供給源も日本の火山の中では特異な存在です。

一方、安山岩は、日本では典型的なプレート収束境界の海溝近傍の島弧の火山で噴出物としてよく観られており、特徴として粘り気がある、低温マグマの噴出物です。日本の火山の噴出物として安山岩が一番多いです。

流紋岩は安山岩よりも更に粘り気があるマグマで火山からは溶岩流として流れ出さなくて溶岩ドームを作ります、安山岩と流紋岩の中間の性質のマグマから出来た火山岩がデイサイトになり、雲仙の溶岩ドームが有名です。

それらの岩石のマグマの温度は、
玄武岩マグマの温度は1150℃~1300℃
安山岩マグマの温度は1000℃~1150℃
デイサイトマグマの温度は900℃~1000℃
流紋岩マグマの温度は850℃~900℃
であり、火山岩の種類とマグマの温度は関係があることが判ります。
しかし噴出条件や固まる条件で岩石の色が変化することもあるので絶対とは言えません。
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この回答へのお礼

教えてくれてありがとうございます!

お礼日時:2020/10/19 07:05

岩石の色は含まれている鉱物の種類で決まります。

ですから、マグマの温度というよりは組成ですね。
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この回答へのお礼

わかりました!
ありがとうございます

お礼日時:2020/10/18 22:42

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