日本語を勉強中の中国人です。「かわいそうなぞう」という絵本に出た言葉についてお伺いいたします。下記の言葉が好きですが、「さくらのはなびらがちりかかってくるいしのおはかを」という部分の意味を教えていただけませんか。なんだか「ちりかかってくる」という箇所は文法的にしっくりこないような気がします。
「ふぶきのように、さくらのはなびらがちりかかってくるいしのおはかを、いつまでもなでていました。」
また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
No.1
- 回答日時:
ちりかかってくる→散って降り掛かってくる
なので
桜の花びらが散って、石のお墓に、ふぶきの様に降り掛かってくる。そのお墓をいつまでも撫でていた。
ということですね。
「ちりかかってくる」はもうあまり使われていないですね…
No.2
- 回答日時:
「散りかかる」という表現は「散り始める」という意味で使うことが多く、「散って降りかかって来る」という意味で使うことは現代ではあまりないかも知れませんので、「しっくりこない」感じに繋がるのだろうと思います。
No.3
- 回答日時:
「ちりかかってくる」と「いし」の間に句読点はいらないのでしょうか
↓↓↓
慣れてしまったら句読点は大体雰囲気でここだ!と分かるようになるので説明が少し難しいですが…
①「さくらの花びらがちりかかってくる、いしのおはかを、いつまでもなでていました。」
→これだと句読点が多くて読みにくいです。正式な伝えたい意味が伝わりにくいです。
②「さくらのはなびらがちりかかってくる、いしのおはかをいつまでもなでていました。」
→「さくらのはなびらがちりかかる」と「いしのおはか」にあまり繋がりが感じられず、いしのおはかにはなびらがちりかかってきているとはあまり読み取りにくいです。
③「さくらのはなびらがちりかかってくるいしのおはかを、いつまでもなでていました。」
→いしのおはかにさくらのはなびらがちりかかってきている ということが簡単に伝わりやすいです。
「どんな○○か」
という文は「どんな」の部分の表現が4つなどととても多くなって読みにくくならない限り句読点は基本入りません。
また、「どんな」と「○○」の間に句読点が入るとそれまでの「どんな」の部分と「○○」があまり繋がらず、意味が伝わりにくくなるので基本句読点は入りません。
例えば、
「美しく綺麗で透き通っていてまるで天使のようでふわふわとして優しいような真っ白なドレス」
などと「どんな」の部分が長いと読みにくくなってしまいますよね…
そんな時に、「どんな」の間などに句読点が入ってきます。
「美しく綺麗で透き通っていてまるで天使のようでふわふわとして優しいような真っ白なドレス」
↓↓↓
「美しく綺麗で透き通っていて、まるで天使のようでふわふわとして優しいような、真っ白なドレス」
下の方が読みやすいと思います。
句読点は『意味が正しく伝わるか』を常に考えて必要か、そうでないかを定めましょう。
15歳の知識ですので、多少間違いなどあるかもしれません…
お力になれたら嬉しいです(´˘`*)
No.4
- 回答日時:
ちりかかって「くる」は連体形ですので「はか」を修飾することは明らかです。
文法的にも問題ありません。>「ちりかかってくる」と「いし」の間に句読点はいらないのでしょうか。
必ず必要とは言えません。墓に桜が散りかかってくる、という場面の描写で前半の修飾句が長すぎて息継ぎもできないから付ける、というのも一理あり、散りかかる先は墓なので関係は密接という理由で付けないというのもまた一理あります。さらには全体に平仮名で綴られているために修飾被修飾の関係が読み取りづらいという理由で付ける婆愛もあります。いずれにせよ作者の表現意図と絡む問題です。
>「です、ます体」に統一しなかったのでしょうか。
日本語は末尾に補助動詞を配置するだけで、文全体の述語に同じ効果を与えることができます。逆にいちいちですますを配置するとかえって煩わしくなります。
No.5
- 回答日時:
「さくらのはなびらがちりかかってくるいしのおはかを」これを
「さくらのはなびらがちりかかって(きます)いしのおはかを」のように
「ます」を使うと、かえって修飾の意味が分かりにくくなります。
「ます」は、終止形(そこで切れる)も、連体形(後の言葉に掛かる)も
同じ「ます」なので途中に入れると、そこが切れるところののような感じがします。
「さくらのはなびらがちりかかってきますいしのおはかを」のようにすると分かりにくくなります。 ↑
「です・ます」体は、ほとんど「。」をうつところに使います。
No.6
- 回答日時:
「ちりかかってくる」と「いしのおはか」の間に句点をつけたらわかりやすくなると思いませんか
↓↓↓
作者さんはさくらのはなびらがちりかかってくるいしのおはかをいつまでももなでていたのでは?
そこで。をつけるとさくらのはなびらがちりかかっているのは主人公になります。
ですが、そこで句点を付けなかったので、いしのおはかにさくらのはなびらがちりかかってきていると言う意味になります。
なので作者は
さくらのはなびらがちりかかっているいしのおはかをいつまでもなでていた
ということを言いたかったのです。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
桜の花びらが散りかかってくる石のお墓を、いつまでも撫でていました。
=石のお墓に、桜の花びらが散りかかっていて、そのお墓をいつまでも撫でていました。
という意味で、「桜の花びらが散りかかってくる」と「石の」の両方がお墓の説明なので、「。」はつけたらダメですヨ。
中国でも桜の名所があるんですよネ(^^)
なのでご存知だと思いますが、春に短い間可愛いお花を咲かせて、美しく儚く散っていく桜は、日本人にとっては特別なお花です。
動物園なので、実際にお墓のそばに桜の木がある、というか、桜のそばにお墓を作ったのかな?と思いますが、この文章は、戦争のために死ななければならなかったゾウを、動物園の人も、桜の木も、いつまでも優しく見守っているのだと思います。
日本には「花は桜木、人は武士」という言葉がありますが、短い間美しく咲いて儚く散っていく桜と、昔の武士の死に際の潔さ、死生観を重ねて表現した言葉です。
みなさん、ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。この文の構造はなんとなく理解できました。気に入った文なので、余計気になりました。心から感謝いたします。
No.8
- 回答日時:
> 「ふぶきのように、さくらのはなびらがちりかかってくるいしのおはかを、いつまでもなでていました。
」幼児向けに漢字を使わずに書いたものですので、却ってわかりづらくなっています。
幼児が「ふぶき」とか「ちりかかってくる」という表現を理解できるとは思えませんので、母親などが説明しながら読んで聞かせるということになりますが、それでも幼児には意味がよくわからないでしょうね。
みなさん、ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。この文の構造はなんとなく理解できました。気に入った文なので、余計気になりました。心から感謝いたします。
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「ちりかかってくる」と「いし」の間に句読点はいらないのでしょうか。
「ちりかかってくる」はいしのおはかとも関係があるでしょうか。さくらのはなびらのみとかかるのでしょうか。句読点がないので、互いの修飾関係がよく理解できておりません。
「ちりかかってくる」はもしいしのおはかと関係がないようでしたら、なぜ「ちりかかってきます」にならずに、文末の「なでていました」と同じように「です、ます体」に統一しなかったのでしょうか。
「ちりかかってくる」と「いしのおはか」の間に句点をつけたら、わかりやすくなると思いませんか。下記【】の箇所で表記しました。表記しないと、後ろのいしのおはかまでかかると読んでしまいます。
「ふぶきのように、さくらのはなびらがちりかかってくる【。】いしのおはかを、いつまでもなでていました。」