プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ネットで調べると次のようにあります:

①火打ち石は日本神話にも出てくるほど昔から使われていた。
②火打ち石が江戸時代に商品化された。

そこで質問です。 江戸時代より前に人々は火打ち石(硬い石と金属片のセット)をどのように入手していたのでしょうか? 各自がそこらで火打ち石になりそうなものを適当に見繕っていたのでしょうか?

A 回答 (3件)

火打石は石同士を打ち付けても火花は出ません。


「火打ち金」という鉄と火打石をぶつけることで火花が出ます。
石はどこかで拾うことができても、火打ち金は人工のものなので簡単には手に入りません。
江戸時代に商品化される前は、火打ち金の産地以外は、もっぱら木と木をこすり合わせ摩擦熱で着火する「摩擦式」が一般的でした。

群馬県吉井の火打ち金メーカー落合さんが語っています。

「ご存知の通り、火起こしは摩擦式から始まります。原始的な着火方法だと思われがちですが、実は戦国時代までは摩擦式が一般的で、それまで火打石や火打金は普及していません。なぜだか分かりますか?」

市根井:「うーん……なぜでしょう……?」

落合さん:「鉄が高価すぎたからです。戦に使われていた刀の原料も鉄なわけで、一般庶民が手に入れられるものではありませんでした」

市根井:「確かに、鉄を他のものに使うなら刀を作ったほうが良かったわけだ」

落合さん:「それが徳川幕府になってから戦がなくなり、刀鍛冶職人の仕事が減った。そして同時に鉄の価値も下がりました。そうなって初めて『鉄で何か作れないか』という話になり、火打金が作られるようになった……つまり、火打石・火打金は江戸時代から広まったものなんです」

http://gooma.jp/2018/11/hiuchigane/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

興味深い回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/10/28 16:58

使えそうな石を探しては、試してみた。


そのうち、だんだんと、あの辺に落ちている石我いいのではないかと学習。
    • good
    • 0

山に行ったら落ちてます

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!