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こんばんは。
昨年、あるプロジェクトでインドの現地高校生と交流する機会がありました。
そこで感じたのが、日本とインドとの教育制度の違いです。
インドでは、高校の教育で経済を習うらしく、日本の世界史の教科書より分厚いサイズにびっしりと文字が書かれた教材を見せてもらいました。(デリー市内の公立です。)
また、他の機会でディスカッションをしたのですが、そんなことはしたこともない私たちは、現地の高校生に圧倒されてしまいました。(これは私立です。)
インドの学生の知的な力にとても驚かされたのを覚えています。
日本に帰って、瓦礫のような家とゴミ山が見える途上国インドの学校では、ここまで実学の発展的な内容が教育されているのに、なぜ衛生面の整った先進国日本の学校は、知識偏重の受験勉強を推進しているのかという疑問が浮かんできました。

なぜ日本では、将来的に意味を持たない勉強を進めているのでしょうか。
古文・漢文・数学などは、特殊な職業でない限り全く役に立ちません。
さらに、多くの場合、これらの学問は必要に迫られていないため、受験が終わればすぐに忘れてしまい、教養にもならないという始末です。

日本でも実学主義の教育を行うべきではないでしょうか。
もちろん教養となる学問も必要です。
ただし、それは自分の好きな物を選ぶことができるような選択制にすればよいでしょう。
文科省には、バカしかいないらしく、ディスカッションの問題を出すと言って、紙の上で問題として出しています。そもそも、実際しないと何の意味もないものでしょう。

現行の制度について、みなさんの意見をお聞かせください。

質問者からの補足コメント

  • 少し誤解がある書き方をしてしまったので、訂正します。
    インドの話をしているのは、私がその考えに至った背景を少し書きたくなったからです。
    前置きが長くなってしまい、すみません。
    私は、インド的な格差教育を見習うべきとは思っていません。
    むしろ、日本的な平等を重んじる姿勢をうまく利用して、全員が質の高い教育を受けられるようになればいいなと思っています。

    もう一度、現行の制度について、私の思う教育制度について、みなさんの意見をお聞かせください。

      補足日時:2020/12/02 17:01
  • 実学という言葉が悪かったかもしれませんが、広義の実学にはディスカッションをする方法や課題を見つける方法、コミュニケーション、リーダースキルなども含まれます。
    これは、すぐに役立たなくなるでしょうか。
    むしろ、他の学問のほうが、実生活で使わないため、すぐに忘れてしまい、役立てるどころか、そもそも知識がないという状況に陥りやすいと思います。
    突然ですが、例えば、ニケーア公会議で異端とされたキリスト教の宗派をご存知ですか。
    おそらく、ほとんどの社会人が答えられないでしょう。
    ですが、大学入試の世界史ではこのような単語を3000語ほど覚えなければなりません。
    そんなものよりも、一生涯使えるコミュニケーションなどの技能を学ぶべきでしょう。
    だだ、歴史を完全に科目として廃止すべきとまでは思っていません。
    時代のフレームワークを学ぶことは、数多くの単語を暗記しなくても可能でしょう。

    No.8の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2020/12/02 22:20
  • うーん・・・

    そういうご見解だったんですね。真意が読み取れず、申し訳ありませんでした。

    >教育制度ではなく、企業側の問題です。

    私も企業側の「学歴フィルター」による弊害は、かなり大きいと思います。
    これさえなければ、学生が自分の意に反して、親族や教員からの進学のプレッシャーに妥協しなければならない事態にも陥らないですしね。

    ただ、現在の普通科が官吏・研究者の養成に向いているという点には賛同できません。
    科挙のあった時代の中国ならまだしも、丸暗記重視の入試・教育制度は現代には適しません。
    昔の官吏には、受け継いできた法令・制度をそのまま適応する必要がありました。
    なので、超人的な記憶力と古典に親しむ態度が必要だったわけです。
    しかし、時代は変わりました。
    コンピューターがあれば、瞬間的に必要な情報にアクセスできます。
    また、変化の激しい時代では、課題発見の力や、制度を変える度胸も必要だと思います。

    No.12の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2020/12/04 19:43

A 回答 (13件中1~10件)

応用が出来ない人しか 居ないですね

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官僚は優秀とは言いますが、さてどうなんでしょう!?


大臣も立派な人とは言いますが、人によりけりだと思いませんか。
要は国民の為に声を聞き、国民の為に汗をかき、人を見下さず、そして皆に好かれる人を立派な人だと言うのではないでしょうか・・・。
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政治はすべて利権がらみです。

高校でも、教科書検定制度があり癒着しています。教科書毎年少しだけ変えるだけだと、利益率いいのです。新しく教科書作り、検定通すの大変なのでナアナアで処理したいのです、
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高級官僚の多くは、東大卒の優等生。

すなわち、定型的、答えが決まった問題には強いが、正解のない現実の問題に、定型的な手法でおよび、失敗しても成果を誇る。そんなものです。
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インドみたいに、高校まで進むのが全体の5割で、大学に行くのが2割強であれば、もう少しやりようがあるでしょうね。

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文科省が賢いとは思いませんが出来る人を伸ばす為の教育と出来ない人を救う教育は違うのでしょう。


インドは前者で日本は後者なんです。
インドのその教育は瓦礫の家とセットであり格差によって支えられるもので瓦礫の家を無くそうとすれば日本似たような横並びの教育になります。
世の中の大抵のものは良い面と悪い面どちらも持ってます。あるひとつの良い面だけを見てそれが全てだとは思ってはいけません。
全ての人が全ての教科を知っているということは、非効率ではありますが数学を知っていれば騙されないようなデマに対して全ての人が免疫を持っているという事にもなります。知識に偏りがあると、分業化が進んで効率的になりますが、反面変なデマに騙される事も多くなります。コロナでは日本が安定してるのは特にそういう部分がプラスに出たんじゃないでしょうか?
プラスを増やす事とマイナスを減らす事を同時にやるのは難しいのです。
インドはプラスを伸ばす教育、日本はマイナスを減らす教育が方針としてあるんだと思います。
日本がインドのようなものを取り入れるとしたら義務教育の期間を伸ばして全部教える事になるかと思います。
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失礼ながら、質問者様は「木を見て森を見ていない」状態です。


はっきり言えば、質問者様が会った人たちは「エリート中のエリート」だからです。

まず、進学率を検討しましょう。
日本の場合、小中の進学率はほぼ100%、高校も90%以上、大学は60%を超えています。

インドは小中の進学率が82%で、そのうち中退者が2割程度、大学進学率は3割程度です。

高校は2年ずつ高校と上級高校がありますが、古い資料での進学率は40%程度、今は上がっているようですが、たぶん50%には行かないだろうと思います。

つまりインドでは「高校に行ける人はかなりのエリート」なのです。

日本の場合、高校は「準義務教育」になって久しく、今年から始まった高校無償化は事実上「高校の義務教育化」と言っていいわけです。

そういう「高校の位置づけ」が日本とインドでは全然違う、と言う点が一点

もう一つは「教育の質」についてで、インドはイギリスの植民地だったことから欧米式の教育が行われていて、ディスカッションとか演繹法・帰納法などの思考方法を鍛える伝統的な教育方針が取られています。これは古代ローマ時代からラテン語文化圏の大きな特徴です。

しかし日本は東アジアの文化圏に属しており、伝統的な知識体系と教育方法は科挙のスタイルを踏破していて、簡単にいえば「詰め込み知識教育」です。

で、これのどちらがいいのか?は実は分かりません。
なぜなら日本は今よりもっと知識偏重だった昭和の時代に高度成長を経て、GDP2位の経済大国に上り詰め、一時期はアメリカを追い抜く勢いすらあったし、今現在は日本と同じように知識偏重の中国が思考法偏重なインドと経済的な覇権を争っているからです。

つまりアジア的な「知識偏重教育」がダメだ、とは必ずしも言い切れないのです。
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そこで感じたのが、日本とインドとの教育制度の違いです。


  ↑
明治維新になって、日本が力を入れたのは
初等教育でした。
途上国の多くは、高等教育に力を入れたのに
対し、日本は初等教育に力を入れたのです。
国民国家化には、これが適合したのです。



インドの学生の知的な力にとても驚かされたのを覚えています。
 ↑
それはトップクラスの生徒だからです。
文盲あふれるインドに知的な力が
あるとは思えません。



日本に帰って、瓦礫のような家とゴミ山が見える途上国インドの学校では、ここまで実学の発展的な内容が教育されているのに、なぜ衛生面の整った先進国日本の学校は、知識偏重の受験勉強を推進しているのかという疑問が浮かんできました。
 ↑
インドは、一部のエリートだけが、得する制度だからです。
だから、未だに途上国なのです。



なぜ日本では、将来的に意味を持たない勉強を進めているのでしょうか。
古文・漢文・数学などは、特殊な職業でない限り全く役に立ちません。
さらに、多くの場合、これらの学問は必要に迫られていないため、受験が終わればすぐに忘れてしまい、教養にもならないという始末です。
  ↑
歴史を共有するのが国民です。
共有することにより、国民として
まとまることが出来るのです。
まとまることにより、治安が良くなり
資本が集まるのです。



日本でも実学主義の教育を行うべきではないでしょうか。
  ↑
実学はすぐに役に立ちますが
すぐに役に立たなくなります。



現行の制度について、みなさんの意見をお聞かせください。
  ↑
インドの制度を真似て、それでインドみたいに
なりたいのですか。
国民がまとまらず、そのため経済が未発展で
餓死者累々のインドが優れているんですか。
この回答への補足あり
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日本の教育と諸外国の教育では基本的な考え方が異なるところもあるので一概にダメとはいえないけれど、あの前川さんがトップだったところですよ。

推してしるべき。
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たとえば、地球のことをよく知らない宇宙人がやってきて、先入観なしに日本とインドの学校を見たとします。

そしたら、そのインドの実学教育は瓦礫のような家とゴミ山が見える途上国を作り出した、古文・漢文・数学などを教える日本の教育が清潔な先進国を作り出したと思うんじゃないでしょうか。

あなたは何故そんなにインドの教育を持ち上げるんでしょうか。いや私もその「現地の高校生」は立派だし将来偉くなると思いますが、そう断じる客観的証拠はどこにもありません。

何の先入観も持たず、強いてあなたの書いた文章から客観的証拠を挙げるなら、上に書いた通り、日本の教育のほうが優れていることになってしまいます。

ええ、きっと何かが間違っているのです。よく考えてみることをおすすめします。
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