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中部電力や北陸電力の管区に、関西電力の施設があるのはなぜですか?ずるくないですか?

A 回答 (5件)

話は明治・大正時代の電力の歴史から始まります。


電気が使われ始めたころ、小さな電力会社が日本各地にできました。
東京・大阪などの大消費地の電力会社は資金力があり、北陸や中部地方の山岳地帯に多くの発電所を建設しました。送電線もそれに従って建設され、関西の会社が作った電気はそのまま関西へ送られるようになりました。

戦前・戦中には国の統制下、多くの電力会社を統合して、地域独占の配電会社(9配電会社)と全国規模の発電・送電会社(日本発送電)が作られました。

戦後、電力再編の時に、発電能力と需要のバランスを取るために、需要地は地域で分割しましたが、発電所は所在地ではなくもともとの電気の送り先の会社に帰属させました。潮流主義と呼ばれてます。
またそれに合わせて、発電所を所有する会社が、その河川の水利権も得ることになり、その後の電源開発も水利権を持つ会社が行うことになりました。

有名なものでは、関西電力の黒部川水系、庄川水系、東京電力では長野県の信濃川水系などでしょうか。

ちなみに、関西電力の原子力発電所がある福井県若狭地方は関西電力の供給エリアです。
供給エリア外にある原子力発電所は東電の福島第一、第二、柏崎刈羽の3発電所だけです。建設中(?)では東電の東通(青森県)ですか。
私見ですが、福島第一の事故対応の問題の遠因がこんなところにあるように思っています。(他人の縄張りで仕事していた!)
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関西電力 発電量を増やすため 黒部ダムを造りました。

供給エリアの外ですけど
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関西電力の詳細なエリアのページです。


https://kepco.jp/service/area/

 1県で2社の電力会社のエリアが混在している県は意外に多く、例えば日本の電源周波数の境界である静岡県は、富士川以東は東京電力の50Hzの電気が、以西は中部電力の60Hzの電気が供給されています。
 極端な言い方をすれば、静岡県で電源周波数の境界付近に住んでおられる方は、お隣さんからお借りした家電製品が使用出来ないといったことも考えられるのです。
 もっとも、今では、電元周波数の違いで使用出来ない家電製品は少なくなりましたが。
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正解では無いかもしれませんが、


関西電力は、北陸地方(福井県、京都府北部)に
原子力発電所を持っています。

原子力発電による「発電量」は、日本一だそうです。

その前には、日本一の「水力発電施設」である、
「黒部ダム発電所」があり、黒部も、関電です。

恐らく、近畿地方に大きな「水力発電施設」や、
「原子力発電施設」は、日本海側にしか造れなかった
のでしょう。
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過去にも同様のご質問がありました。


https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7475972.html

 福井県は、北陸電力と関西電力。岐阜県、三重県は、中部電力と関西電力のエリアが混在しています。
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