ﾅｯﾄの向きについて 建築の構造用ﾎﾞﾙﾄ･ﾅｯﾄにおいては"面取りされてない側"を締付け部材側に向

ﾅｯﾄの向きについて


建築の構造用ﾎﾞﾙﾄ･ﾅｯﾄにおいては"面取りされてない側"を締付け部材側に向けて締めますが､その他の状況において"面取りされてない側"を締付け部材側に｢向けないで｣締めることがあるという記載をｲﾝﾀｰﾈｯﾄなどで見ました｡
どのような状況において"面取りされてない側"を締付け部材側に｢向けないで｣締めるのでしょうか?

◼︎建築の非構造用ﾎﾞﾙﾄ･ﾅｯﾄ?
◼︎自動車関係?
◼︎精密機械関係?
◼︎その他?

教えてください｡

No.1 回答者： gisahan 回答日時： 2020/12/07 09:03

ナットの使用方向については、厚みが同じであれば締め付け力の差によって結合力は変われど、ナット自体の強さに差が出るわけではありません。

しかし、使われる状態において、例えば・・・

・途中で締め付け調整の必要がある時座面に傷をつけない、あるいは挟んだ薄いものが回転・変形しないようにとか。
・ダブルで使用する場合、スパナ作業の操作がやり易い理由かも。

・回転部分にあっては外傷防止・付着物防止のために面取りを必ず外側にする。
思いついた範囲です。

ほとんどの場合は、両側とも面取りのあるナットを使うのが原則です。