
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
No.3へのコメントについてです。
> 棄却できないmの範囲がわかったらなにが言えるのか
(A群の平均) - (B群の平均+m)の棄却できない範囲がm0〜m1だとわかれば、「 (A群の平均) -(B群の平均)が m0以下あるいはm1以上」であるということは有意水準以下だ、と言える。つまり、「両群の平均の差」の範囲が絞れます。
ようやく理解することができました。
噛み砕いて説明をしていただいてありがとうございました!
この方法はすごいですね
T検定を行なっている本やサイトや論文をいくつか見たことがありましたがこんな使い方があるとは驚きです。しかもこれはマン、ホイットニーのu検定にも応用可能ですね。
かなり知見が深まりました。
ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
> 中心極限定理によりサンプルサイズの大きい場合母集団の平均の確率分布は正規分布になる
[1] (「母集団」とお書きのところを「サンプルの集団」と読み替えれば)おっしゃる通りです。すなわちkが大きいとき「ランダムに選んだk個のサンプルの平均値」が正規分布に(ほぼ)従う。だから、「ランダムに選んだk個のサンプルの平均値」をランダムに選んだものをn個作って、それを対象にする場合、すなわち:
帰無仮説:「両群の「ランダムに選んだk個のサンプルの平均値」の期待値は等しい」
を検定するのにならt検定が使える、ということです。
[2]「2群の平均値が等しい」という帰無仮説だと、Nがうんと大きければ大抵、有意差が出る。しかし「有意差あり」というだけじゃしょうがないですね。むしろ、「「(A群の平均値 - (B群+m))の平均値が等しい」という帰無仮説が棄却できないmの範囲」を検討するのがよろしいでしょう。
お礼が遅くなりました。
すみません。自分の理解力不足のためにわからないところがありました。
[2]について
「有意差あり」というだけじゃしょうがないですね。むしろ、「「(A群の平均値 - (B群+m))の平均値が等しい」という帰無仮説が棄却できないmの範囲」を検討するのがよろしいでしょう。
まず有意差ありで有意差がある理由を考察するだけで十分だと思っていました。
そして棄却できないmの範囲がわかったら
なにが言えるのかわからなかったです。
No.2
- 回答日時:
#1です。
重要な点を見落としていました。「サンプルサイズが大きい」とのことですが、この場合、どんな些細な差でも有意になってしまいます。
大標本のもとでは、大半の検定は破綻します。検定を使用すべきではありません。
あと、母集団のサンプルサイズは無限大です。ご注意を。
参考書
佐伯・松原(2000)『実践としての統計学』,東大出版会
何ページだっか忘れましたが、本当に書いてあります。
かつてこのサイトで、この本には大標本になると常に有意になると書いてあるがそれは間違いではないか、と質問があり結構盛り上がりました。ずぶの素人が高名な先生の記述を間違いだと書いているのは滑稽でした。
親切な回答をありがとうございます。
紹介していただいた本を見たところ、例として1万だと検定は使えないと書いてありました。
今回の標本データ数は100ほどなので
おそらくその心配はなく実際に有意差が出ていない物もたくさんありました。
しかし知見を広められたことに
改めて感謝いたします。
No.1
- 回答日時:
企業で統計を推進する立場の者です。
使えません。
正規分布で無い場合は、ノンパラメトリックな検定を使用することをお勧めします。
参考書
内田治(2019)『Rによるノンパラメトリック検定』,オーム社
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
-
先着1,000名様に1,000円分もらえる!
教えて!gooから感謝をこめて電子書籍1,000円分プレゼント
-
エクセルで正規分布かどうかを確かめる。
統計学
-
統計学 十分に大きなn数?
統計学
-
カイ二乗検定
統計学
-
4
マイナスのt値
心理学
-
5
確率密度関数
統計学
-
6
予想精度を10倍にするには何倍のデータが必要ですか? また、実験の精度を3倍に上げるには約何倍の努力
統計学
-
7
確率変数 X が自由度 n の χ^2分布に従うとする. (1) X の積率母関数 m_X(t) を
統計学
-
8
昨日、塾の数学で「ブラック=ショールズ方程式」を説明されました。講師は何を伝えたかったのでしょうか?
統計学
-
9
確率論の問題です。 解答よろしくお願いいたします! 0 <α <13 としてZ+ 上の確率分布{pk
統計学
-
10
回帰直線の区間推定、検定の問題です
統計学
-
11
入れ替えをしまくって全部が入れ替わる確率・統計
統計学
-
12
関数 基本 早めにお願いします!
統計学
-
13
ポアソン分布と正規分布の違いをわかりやすく教えていただけないでしょうか??
統計学
-
14
危険率と推定区間の間のトレードオフの関係について教えていただきたいです
統計学
-
15
【統計学】科学的根拠のある情報に触れたいならば、統計学は避けては通らないのではないか?
統計学
-
16
統計学の用語について
統計学
-
17
統計学 対数変換後、元のスケールに戻して信頼区間を算出する方法
統計学
-
18
y=ax^2の放物線と直線の裏技ですが みんながYouTubeやGoogleで胸を張ってるのは 放物
数学
-
19
正規分布に従わないと標準偏差の算出は向かないでしょうか?
数学
-
20
心理学(統計)を勉強するのに数学は必要か?
統計学
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
人気Q&Aランキング
-
4
データが正規分布しているか判...
-
5
数Ⅲ微分の問題です (1) y=(logx...
-
6
サンプル数の異なる2群間にお...
-
7
EXCELにてローパスフィルタを作...
-
8
2つの母不適合品率の違いに関...
-
9
心理学の統計について
-
10
アンケートの集計分析の基礎(...
-
11
変化率のみで、有意差の検定は...
-
12
エクセルで正規分布かどうかを...
-
13
エクセルのグラフから半値幅を...
-
14
この問題を教えてください 1000...
-
15
検定統計量の値がマイナス
-
16
アンケートの回収率について。
-
17
生産構造図の見方、意味がよく...
-
18
標本化定理をわかりやすく教えて!
-
19
連続型の最大値分布の期待値
-
20
日常の統計学
おすすめ情報