電子書籍の厳選無料作品が豊富!

美術史と音楽史が深く関わっている作品を探しています。
例えば『展覧会の絵』など。作品が関わっているものでも構いませんし、人物が関わっているものでも構いません。
Wikipediaなどその事について詳しく載っているページも合わせて回答していただくと幸いです。

A 回答 (2件)

特定の「美術作品」と「音楽作品」が関わっていることはあっても、「美術史」と「音楽史」が関わっていることはほとんどないでしょう。

「歴史」とはそんな偶発的なものではないから。

たとえば、美術史でいう「印象派」と、音楽でいう「印象派」は全く関係がありません。

美術と音楽との関わりでいえば、下記のようなものがあると思います。

20世紀前半のフランスの作曲家エリック・サティのバレエ「パラード」の美術・衣装はピカソが担当しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9 …

同様にプーランクが作曲したバレエ「牝鹿」(意味合いとしては「若いかわいこちゃん」)は、女流画家マリー・ローランサンの絵画に触発されたと言われています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9D%E9%B9%BF

ラフマニノフの作曲した交響詩「死の島」は、画家ベックマンの同名の絵画に基づいています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB …

また、抽象画家の創始者であるカンディンスキーと、無調音楽を推進した作曲家シェーンベルクは交友があり、カンディンスキーはシェーンベルクの音楽を聴いて「印象Ⅲ(コンサート)」という作品を描いています。
https://ameblo.jp/josh0916/entry-12200589048.html

といった話はいくらでもあります。
    • good
    • 0

No.1 です。

追加です。

20世紀初頭のスペインの作曲家グラナドスのピアノ曲「ゴイェスカス」。
スペイン語はよく分かりませんが、「ゴヤの絵の情景」「ゴヤ風」という日本語タイトルです。ゴヤの絵画に描かれた若い粋な美女(マハ)と伊達男(マホ)の物語風の組曲です。

↓ グラナドス作曲「ゴイェスカス」第1曲「愛のことば」


↓ (参考)Wikipediaの解説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%A4 …

20世紀ドイツの作曲家ヒンデミットの交響曲「画家マティス」。
このマティスは20世紀フランスのアンリ・マティスではなく、16世紀のドイツの画家マティアス・グリューネヴァルトのことで、各楽章にグリューネヴァルトの描いた「イーゼンハイムの祭壇画」が対応しています。
この曲は、初演した指揮者のフルトヴェングラーが、演奏を禁止しようとするナチスを批判する記事を新聞に載せたことからすべての公職から追放され(ヒンデミット事件)、その後ナチスに抵抗できなくなったといういわくつきの曲です。
第1楽章「天使の合奏」、第2楽章「埋葬」、第3楽章「聖アントニウスの誘惑」

https://www.youtube.com/watch?v=znXWfmfPh8E

↓ (参考)Wikipediaの解説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%AE%B6 …
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!