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カフェなどにあるミルで崩して使う塩ってクリスタルソルトですか?岩塩ですか?

A 回答 (2件)

「クリスタルソルト」は原料塩の種類を示す名称ではなく、


大きめの結晶の食用塩によく使われるキャッチーな修飾語です。
つまり、海塩を原料にしたクリスタルソルトもあるし、
岩塩を原料にしたクリスタルソルトもあります。

「食用塩の表示に関する公正競争規約」では、
原材料は以下のいずれの名称かで表示することという規定があります。
「海水」
「海塩」
「岩塩」…… 溶解採鉱塩水及び地下塩水を含む
「湖塩」…… 塩湖水を含む
「温泉水」
「天日○○」 … 天日蒸発により製塩したもの
「天日塩」 …… 「天日海塩」の省略形

「岩塩」と表示されている商品は以下のいずれかです。(1)の岩塩もいろいろ市販されています。
(1)地中の岩塩層から採掘し粉砕・洗浄したもの、またはそれを溶解・再結晶化したもの
(2)地中の岩塩層に注水・溶解して汲み上げ、再結晶化したもの
(3)地中の塩水層から汲み上げ、再結晶化したもの

市販の食用塩には原材料の表示と併せて必ず「工程」の表示があります。工程を示す用語
イオン膜、逆浸透膜、浸漬、溶解、天日、平釜、立釜、噴霧乾燥、加熱ドラム、採掘、乾燥、焼成、混合、洗浄、造粒、くん煙

飲食店で食塩をふつうのミルに移し替えてテーブルに出してある場合は、何も表示されていないので、どんな塩なのかは店の人に聞いてみなければわかりません。教えてくれるかどうかは別として。


なお、地中から採掘した岩塩に不純物(土砂や有害な鉱物など)が多く含まれているものは、溶解して再結晶化することで不純物を取り除きます。
採掘したままの状態で不純物がほとんど含まれていないきれいな岩塩は、かなり高純度の塩化ナトリウムです。(時間をかけてゆっくり結晶化するほど高純度になります)

食用塩の評価として「ミネラルが豊富に含まれている」と称賛したり、「ミネラルがほとんど含まれていない」と非難する人がいます。
しかし、塩化ナトリウムそのもがれっきとしたミネラル(人体に最も多く必要な)ですから、ミネラルを含まない食塩などというものは存在しません。

また、塩化ナトリウム以外のミネラル(マグネシウム、カリウム、カルシウム)が多く含まれる場合でも、栄養的に意味があるほど含まれているわけではないので、ミネラルを豊富に摂取できると考えるのは大きな勘違いと言えます。
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本物の岩塩って、実はほとんど売っていません。


スーパーや飲食店にあるものは岩塩を水で溶かして抽出し再び固めたもので、岩塩のクリスタルソルトがほとんどです。

そのため塩分濃度が高く、ミネラル分はほとんどありません。
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