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経済理論について、数式の根拠なしに、どうのこうのと口論しても、どちらが正しいのか?結論が出ません。
それに対して、今、ノーベル賞を受賞するような数式を使った理論が出てきてます。
将来、数式を使った理論が主流になりそうな気がします。
ということは、理系にした方が良いのではないでしょうか?

A 回答 (4件)

経済学部は今でも、文系・理系のいずれかと決めつけるのは難しい学部です。

 経済学部の代表的科目であるマクロ経済やミクロ経済、ファイナンス分野や計量経済など、程度は違えど数式を扱う科目の方が圧倒的に多くなっています。
近年では理論物理学や電気工学、情報工学などの分野を応用した数量経済学なども発展しており、かなり数学色の強い学問です。
おそらく多くの人は、経済学部と言うと文系をイメージするかと思いますが、各大学の経済学部の入試科目に着目すると、京都大学や九州大学の経済学部の入試には理系用の枠が用意されており、文系総合大学とされる一橋大学でも後期日程の経済学部は数学Ⅲ(理系範囲の数学)まで要求されます。
(ちなみに一橋大学経済学部後期の数学は、文系受験生の配慮して数ⅠAⅡBまでの知識で解ける問題を用意してあります)
また入学後のカリキュラムや制度に着目してみると、慶應義塾大学経済学部は1・2年生の必修科目に理系数学の授業があり、この単位を取れないと3年生に進級することができません。
進振りのある東京大学では、経済学部の指定科類として文Ⅱが有名ですが、実は理科類からも一定数の人数枠を設けています。

ちなみにノーベル経済学賞受賞者には、非経済学者の受賞者も存在し、その中には数学者が多くいます。 大学で経済を学べば必ず耳にすることになる、ナッシュ均衡のジョン・ナッシュ(数学者)が有名です。
また経済学者として受賞しても、元々は数学者だったり、物理学者だったりという人もいます。

経済学部は工学分野とも関連性があります。 工学部の中には経済工学という分野があり、これは経済的な諸問題について数量的・計量的な分析から解決する学問です。 経済学部で扱うこともありますが、基本的には工学部に設置されている場合が多いです。
またそれに関連した学問で、経営工学や金融工学と呼ばれる学問もあります。
これらも経営学や金融学を基盤としていますが、理系的アプローチを前提とした学問のため、理系学部に設置されています。

このように、経済学部の科目の中でも得意に数学色の強いものは理系学部に科目が設置されているケースが多く、そういう視点から考えると、理系要素を排除された経済学が経済学部という解釈も可能であるため、経済学部は文系とも考えられますし、それらを含めて総合的に考えると、経済学は理系要素を多分に含んでいるため、理系の学部という解釈をすることもできるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

>また入学後のカリキュラムや制度に着目してみると、慶應義塾大学経済学部は1・2年生の必修科目に理系数学の授業があり、この単位を取れないと3年生に進級することができません。

そうなんですか。それは厳しいですね。数学が大嫌いのド文系で慶應義塾大学経済学部に入学された人は、無茶苦茶、後悔されている気がします。

>大学で経済を学べば必ず耳にすることになる、ナッシュ均衡のジョン・ナッシュ(数学者)が有名です。

映画で見ました。妄想癖のある方ですね。

>経済学は理系要素を多分に含んでいるため、理系の学部という解釈をすることもできるのではないでしょうか。

理系にすべきだと感じます。最近の経済学は、一部の工学部より高度な数学を扱っている感じがします。汗。

お礼日時:2021/02/28 16:36

人間社会のことを主に扱うのが文系。


人間社会以外のことを主に扱うのが理系。

数学は人間社会でも必要な学問だ。心理学も統計学だの推計学だの数字をいじくりまくる学問だが、その意味では、なぜか文系。それも文学部に属す場合が多い。

経済学も、元々人間社会の数理的な部分を扱う学問だ。人間社会を扱わない理系に移ったら文系ではなくなってしまう。

そもそも文系に数理的側面が不要と云う考え方が間違っていると思う。

とはいえ、確かに現代経済学の先端は、現代の複雑系の数学という数学者でさえ簡単ではない部分に突入して久しい。
その意味では、御質問者の疑問なのか悲鳴なのか分からないが、その通りでしょう。

しかし、大学院以上ならばともかく、学部レベルでは複雑系経済理論はサワリ程度ではないのですか?
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この回答へのお礼

>その意味では、御質問者の疑問なのか悲鳴なのか分からないが、その通りでしょう。

悲鳴ではないです。面白ろそうなので関心があります。ある理系の人間は、面白くて歓喜する部分がある気がします。

お礼日時:2021/02/28 16:36

文系てのは、世の中に働きかける


学問です。

こういう世の中にしたい。
それにはどうしたら良いか。
というのが文系の基本です。


理系、というのは認識学です。

つまり、世の中の仕組み、自然の仕組みは
どうなっているのかを
研究するのが理系です。


経済学というのは、どうやったら人々が
豊かになれるか、を研究する学問です。
つまり、世の中に働きかける学問ですから
文系なのです。


経済学とは、
世を治め、民の苦しみを救うこと。
つまり経世済民から来た言葉です。
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この回答へのお礼

まあ、昔はそうだったかもしれませんが、最近の経済学は、一部の工学部より高度な数学を扱っている感じがします。汗。

お礼日時:2021/02/28 16:36

無理に理系にする必要はないと思いますが、せめて入試科目は「数学」を必修にしてほしいです。

見せかけの偏差値対策や生徒募集の作戦で、日本の難関私大の経済学部が「数学」を必修の受験科目にしていないことが、日本の経済学を歪めています。
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この回答へのお礼

>日本の経済学を歪めています。

それは感じます。
私は、経済学は、数学よりも物理のセンスが必要だと感じています。

お礼日時:2021/02/28 16:37

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