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日本語のこそあど言葉について

外国人の友人に日本語を教えているのですが、こそあどの使い方の定義について分からないところがあります。
非現場指示会話においての「あそこ」の使い方ですが、
例えば私が「明日は豆腐屋さんに行こうと思っている」
と言った場合、聞き手の友人はその場所を知らないので、友人は「あそこ」とは使えず「そこ」と言うべきですよね?
この場合は「そこ」を使うんだよと説明したのですが、以前通っていた日本語教室でも日本語の教科書でも、その場所へ行ったことがあるないに関わらず、情報を共有した時点で「あそこ」を使える。「今知った」時点で使えると習ったと言われました。
聞き手が「あそこ」を使えるのは、聞き手も行った事がある場所、または元々その場所を知っていた場合に限ると思っていたのですがどうでしょう?
自分でも調べてみたのですが、「あそこ」と「そこ」の使い分けの定義が詳しく書いてあるものが見つからなかったので、こちらで質問させて頂きました。
詳しい方いらっしゃいましたらよろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

こそあど(指示語)を上手に使うためには、対象との距離に応じて正しく使い分けなければけません。



近い物を指すなら「これ」、相手の近くにある物や具体的な物を指すなら「それ」、遠い物を指すなら「あれ」を選びましょう。
「日本語のこそあど言葉について 外国人の友」の回答画像1
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
こそあどでは、現場指示の場合だと距離の定義を使えますが、非現場指示の場合だと距離の定義は使えず、聞き手また話し手の領域の定義を使う事になると思うのですがどうでしょうか?

お礼日時:2021/05/06 14:38

たしかに。

。。
「明日はあそこに行こうと思ってる」
場所を知らなくても情報を持っていれば使いますね。。。

しかし
「明日はそこに行こうと思ってる」
これは確実に情報を持っていませんね。

「あそこ」が万能なのだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私の書き方が少し分かりにくかったようで申し訳ございません。
例えば

私 「明日は豆腐屋さんに行こうと思ってる。そこの豆腐は美味しいんだよ!」

と私が友人に言ったとします。
この時、友人はその豆腐屋さんを知らないし、行ったこともありません。
ですが友人はこのように返事をしたとします↓↓↓

友人「へぇー!あそこの豆腐屋さんは遠いの?」

この場合、その豆腐屋さんを知らない友人が「あそこ」を使うのはおかしいですよね?
「へぇー!そこの(或はその)豆腐屋さんは遠いの?」
となるべきだと思うのです。
それで私は友人に対して、「この場合豆腐屋さんを知らないあなたは「あそこ」とは使えないんだよ。」
と教えました。
すると友人からは、「どうして?たった今豆腐屋さんを知ったから「あそこ」を使えるはずでしょう??たった今知った時点で「あそこ」を使えると日本語教室でも教科書でも習ったよ!」
と言われました。

「あそこ」を使える定義とは、聞き手(友人)も行った事がある。または行った事はないけど元々その場合を知っていた場合に使われる言葉じゃないのでしょうか??
元々は知らなかったけど、「たった今」話し手(私)から聞いて知ったからと「あそこ」を使うのはおかしいと思うのですがどうでしょうか??

お礼日時:2021/05/06 15:11

記憶に残る言い方で、よく使われるのは、「あれ」「 あの子」「あそこ」「あの頃」(よかったなぁ…)

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですね。思い出しのシュチュエーションでは「あ」を使いますね。

お礼日時:2021/05/06 19:44

「あそこ」は遠称で、「こ(処)」が場所を表し、話者、聞き手の双方から離れた場所の関係を表します。



「明日は豆腐屋さんに行こうと思っている」と話者が言った場合、聞き手の友人がその場所を知らなければ、遠近感は不明なので、「あそこ」とは言えません。

話者が口にした「豆腐屋」という場所として、話者に属するものとして「そこ」と言うしかありません。

歯医者で、話者の歯をピンセットで触れ、「ここですか?」と聞かれた場合、「そこです。」と答えるのは相手にそれを委ねたいるために「そこ」というのと同じです。

聞き手も場所を具体的に理解しており、その会話の場と離れた場所であることを理解し、お互いが了解していれば「あそこ」になります。

知らないのに「あそこ」と言うと、話者は相手は具体的に知らない筈なのにと疑問を抱き、「あなたはその場所を知っているのですか?」と質問することになります。

また、知っている筈がないのに、知った振りをしているのか、誰かに聞いたのか、行ったことがあるのかと疑いをもつことになります。■
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
なるほど、遠近感の話しを加えて説明すると分かりやすいですね。
そのように説明してみます!
また歯医者の例えも分かりやすかったです。
ありがとうございます!

お礼日時:2021/05/06 19:47

おっしゃるとおり、非現場指示の「あ」は共有知識を指します。


A:あしたはサトーココノカドーに行くよ。
B:あそこは安いですね。(共有知識)
B':そこは安いですか?(非共有知識)

A:(スマホを見ながら)そこの角を曲がって100メートルほど行ったら、サトーココノカドーがあるってさ。
B:じゃあ、そこで(×あそこで)買い物をしよう。(非共有知識)


例外は回想モードです。
共有知識でなくても「あ」が使えます。
A:私が入社したときはバブルでね。あの頃(×その頃)はよかったなぁ。


従って、その日本語教室がポンコツなのか、単なる勘違いでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
たくさんの例を挙げて下さり、非常に分かりやすかったです。
また例外の件も説明しておこうと思います。
その友人が通っていた日本語教室の先生は日本人ではなく、前にも間違っている文法を教えられていた事があったので、もしかしたら教え間違いの可能性もあります。
ですが、教科書にも書いてあると言っているので友人の認識違いな気もします。
ありがとうございました!

お礼日時:2021/05/06 19:53

>聞き手が「あそこ」を使えるのは、聞き手も行った事がある場所、または元々その場所を知っていた場合に限ると思っていたのですがどうでしょう?



おっしゃるとおりでしょう。

>すると友人からは、「どうして?たった今豆腐屋さんを知ったから「あそこ」を使えるはずでしょう??たった今知った時点で「あそこ」を使えると日本語教室でも教科書でも習ったよ!」
と言われました。

この認識自体が誤っています。
つまり、

私 「明日は豆腐屋さんに行こうと思ってる。そこの豆腐は美味しいんだよ!」

という発言だけで、《(たった今豆腐屋さんを)知った》ことにはならない、ということ。
この発言に含まれる豆腐屋情報は《美味しい》という点だけ。
「あそこ」は遠称の指示代名詞なのですから場所についての情報を知らないと「あそこ」は使えない。

>その場所へ行ったことがあるないに関わらず、情報を共有した時点で「あそこ」を使える。「今知った」時点で使えると習った

この発言からの類推ですが、ご友人のおっしゃっているのは、ひょっとすると以下のようなシチュエーションなのかもしれません。

友人「どこ行くの?」
私 「裏通りの豆腐屋さんに行くんだ」
友人「あ、そうなんだ。僕は行ったことないけどあそこの豆腐は美味しいらしいね」

《「今知った」時点で使えると習った》という点は気になりますが、
「たった今豆腐屋さんの場所を知った」ではなく、「たった今豆腐屋さん(に行くということ)を知った」という意味ではないだろうか?
それなら辻褄が合います。
そういったご友人の勘違いでなければ、その日本語教室や日本語教科書が軒並み嘘を教えていることになりますが、いくら何でもそれはないような気がする。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
会話の内容ですが
私:「明日は豆腐屋さんに行くよ。そこの豆腐屋さんは美味しいんだよ。」
友人:「へぇー!あそこは遠いの?」
私:「今の状況だと、豆腐屋さんを知らないあなたは「あそこ」とは使えないよ!「そこは遠いの?」と言うべきだよ」
友人:「え?でも今あなたとの会話で豆腐屋さんを知ったんだから「あそこ」でいいはずだよ!日本語教室ではたった今知った時点で「あそこ」を使って良いと習ったよ」
という感じでした。言葉が足らずですみません。
友人が通っていた日本語教室の先生は日本人ではなく現地の方で、前にも無茶苦茶な文法を教えていたり、先生が質問に答えられないという事が度々あったようなので、今回の事も変な風に教えられた可能性もあるのですが、教科書にも書いてあったと言っているので、回答者様のご指摘にもあるように友人の認識間違いの可能性が高いです。
友人にも分かるように説明し直してみます。
日本語って難しいですね(汗)
ありがとうございました!

お礼日時:2021/05/06 20:09

#6です。


私の記述が下手で、ひょっとしたら誤解を招いたかもしれませんので少し補足させてください。

>その場所へ行ったことがあるないに関わらず、情報を共有した時点で「あそこ」を使える。「今知った」時点で使える

という説明をした人は、

友人「どこ行くの?」
私 「裏通りの豆腐屋さんに行くんだ」
友人「あ、そうなんだ。僕は行ったことないけどあそこの豆腐は美味しいらしいね」

というシチュエーションを想定して言っていたのではないだろうか?
ということです。
この場合は、その場所へ行ったことがないにも関わらず情報を共有していることになりますから、その時点で「あそこ」を使えるのは確かです。
「そこの豆腐は」と言い換える必要はありません。

私見の骨子は、

「あそこ」は遠称の指示代名詞なのですから場所についての情報を知らないと「あそこ」は使えない。

という点ですので。
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この回答へのお礼

ご丁寧に補足して頂きありがとうございます!
先程友人に説明しました。
ちゃんと理解してくれました。
回答者様が言われたシチュエーションを想定して言った訳ではないそうで、やはり日本語教室でそう習ったと言っています。
教科書にも書いてあると言ったのは間違いで、ノートに書いてあると言いたかったようです。
(このように日本語はまだまだ言い間違えがあるので、普段は友人の国の言語で会話しています。)
その授業の際ノートに書いているので、その場所を知っている知らない、行ったことがあるないに関わらず、たった今知った時点(今回は私が豆腐屋さんへ行く事)で「あそこ」を使えると習ったのは間違いないし、現場指示、非現場支持については習った事がないようです。
分からないところを質問しても答えられない事が頻繁にあったり、早く終わらせて帰りたいなど言う先生だったようなので、悪い先生に当たったのかもしれません(汗)
ご丁寧に回答頂き本当にありがとうございました!

お礼日時:2021/05/07 01:00

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