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日本最古の木造建築法隆寺を建立した推古天皇と、東大寺を建立した聖武天皇、偉大なのはどちらですか?

A 回答 (2件)

推古時代は豪族連合体制で、政体としては江戸時代に近い。


聖武時代が律令制が完成した中央集権国家体制で、政体としては明治時代に近い。

推古時代の目玉は小野妹子の遣隋使で、中国との対等外交を目指したことにある。外交面では明らかに推古天皇時代だろう。古豪の物部氏を倒した蘇我馬子を執権として内政面で充実していたことが背景にある。

その一方、聖武時代は、天武・持統、そして藤原不比等存命中は安定していたが、その死後は光明子立后を巡って皇族と藤原四兄弟が激しく争うほか、天然痘問題もあって乱れに乱れた時代だ。
東大寺建立や墾田永世私財法も、その天然痘対策という受け身の政策だった。

時代背景を考えれば、推古朝の外交など前向きな姿勢を評価したい。
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聖武天皇は、


①仏教を取り入れた国造り
飢餓や伝染病の流行の災いを鎮めるため、大仏建立と国分寺や国分尼寺を建立した。
②墾田永年私財法の制定
開墾した土地は自分のものにすることを認めた。
推古天皇は、
①皇太子になった厩戸王子(聖徳太子)を補佐役の摂政としました。
②権力を欲しいままにする蘇我馬子と政治的調整を完璧に成功させた。
③聖徳太子と蘇我馬子を側近として3人での共同政治を成功させた。
・17条の憲法制定や官位十二階制の導入

これらから見ると大仏建立などの聖武天皇の方が偉大だと思いますが。
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