【お題】王手、そして

高校地学について質問です。亜熱帯高圧帯の高気圧から吹き出る風がコリオリの力で曲げられたものが偏西風と貿易風だということを他のサイトで教えてもらったんですが、だとすれば熱帯の高温の空気が膨張して生じる温度風(地衡風)が偏西風だという教科書の説明は一体どういうことなんだということでずっと悩んでます。
画像がその説明かと思いましたが、0°〜30°を偏西風が吹いてるみたいで、これだと貿易風はどうなるんだということでこの画像の意味もよく分かりません。
一体どういうことなんでしょうか。

「高校地学について質問です。亜熱帯高圧帯の」の質問画像

A 回答 (5件)

もともと偏西風とか貿易風という概念は、中世に帆船の推力となる風が緯度(大西洋限定)によって異なることからつけられたものです。

以後は、前地球的に吹く風として拡大解釈されてきました。その過程で考えられたのが中緯度高圧帯から吹き出す風の向きで説明する方法です。
 最近になって、地球全体(対流圏内に限ります)でどのような風が吹いているかということを観測や実験で確かめました。その結果わかったのは、地球全体では、西風が卓越していて、東風は赤道付近の地表近くでしか吹いていないことでした。これは中緯度高圧帯で説明していた大気の循環モデルは成立していないことを示しています。
 そこで地球全体に吹いている西風を、もともと使われていた偏西風の名前を使ってよぶことになりました。これが混乱の元となっています。

 拡大解釈する前の偏西風の定義は破棄されるべきなのですが、そのまま残っていて使用されています。特に地理関係ではよく使われているようです。地理学の定義と地学(気象学)の定義の違いによるもののように見えます。
 教科書に書かれているのは新しい偏西風の定義に従った説明で、中緯度高圧帯を使う説明は誤りを含む古い偏西風の説明になります。

補足です。添付された図下側の説明で赤道付近にある東回りの矢印は地球の自転方向と速度を示していて、風の向きを示しているのではありません。地表付近の風は東風です。
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この回答へのお礼

なるほど。いろいろと面倒くさいことになってるんですね…(笑)
他の方もとても勉強になりました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2021/05/23 19:19

No.3の回答者です。

下記のURLが「存在しない」となる場合があります。
 宇宙太陽光発電所を建設する為の人と資材の輸送は、下記のブログで説明している「宇宙塔マスドライバー」が最適だ。
http://blog.livedoor.jp/satou_hiroshi_4649/archi …
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こちらのサイトでは、コリオリの力には言及せず、


亜熱帯高圧帯から亜寒帯低圧帯に(北緯30°から北緯60°へ、南緯30°から南緯60°へ)吹く恒常風が「偏西風」で、
亜熱帯高圧帯から赤道低圧帯に(北緯30°から0°へ、南緯30°から0°へ)吹く恒常風が「貿易風」だと説明している。
https://benesse.jp/teikitest/kou/social/geograph …

 宇宙では、何に遮られる事も吸収される事も無く、太陽の光が100%、365日24時間、太陽電池パネルに降り注ぐ。地球-月のラグランジュ点L4,L5や地球周回軌道上に宇宙太陽光発電所を建設し、太陽電池で作ったクリーンで無尽蔵で安価な電力をマイクロ波に変換し、地球に送信し、地球でこのマイクロ波を受信し電力に戻して利用する。
 この電力で地球の水を電気分解し、水素と酸素を作り、この水素で水素自動車を走らせる。宇宙に降り注ぐ太陽の光で全ての自動車が走る「水素社会」が到来する。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_an
 宇宙太陽光発電所を建設する為の人と資材の輸送は、下記のブログで説明している「宇宙塔マスドライバー」が最適だ。
http://blog.livedoor.jp/satou_hiroshi_4649/archi

 水素自動車は、水素と酸素を反応させて電気を作りながら走行するので排出するのは「水(水蒸気)」だけで、CO₂などは全く排出しない環境に優しいクリーンな自動車だ。
 蓄電池(バッテリー)を搭載して充電して走行する従来の電気自動車は、非常に重いバッテリーを積んで走行するのでエネルギー的に効率が悪く長距離走行もできず充電するのにも長い時間が掛かる。
 中国は、蓄電池(バッテリー)を搭載し充電して走行する従来の電気自動車の普及に国を挙げて取り組んでいるが、世界的/国際的な流れは水素自動車/水素社会だ。
 月や火星には豊富な水がある。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO44158040U
https://www.cnn.co.jp/fringe/35146771.html
https://astropics.bookbright.co.jp/korolev-crater
 この水とこれを太陽電池の電力で電気分解して得られる酸素と我々や家畜などが吐き出すCO₂で食料生産プラントで月や火星やラグランジュ点のスペースコロニーで365日24時間体制で米/小麦/大麦/大豆/コーン/野菜/果物/海藻などを栽培し、牛/豚/鶏/魚介類などを飼育/養殖すれば、地球と同様の豊かな食生活が可能だ。

 2045年には、コンピューターの知能が全人類の知能の総力を超える「シンギュラリティ/技術的特異点」を迎え、超知能/超知性の人工知能AIが誕生するだろう。
 人間は脳にチップを埋め込み,スマホやPC,マウスやキーボードなどを使わず,脳の中に投影されるスクリーンの輝点を目で追うと,その脳の電気信号をチップが検出し,文字の入力やクリック/ドラッグ/ドロップなどが可能になり、人間は、常時、ネットにワイヤレスで接続し、超知能AIと通信し、世界中の情報を操作/情報処理する。
 テレビ電話で貴方Aが日本語でアメリカの人Bに質問すると瞬時に流暢な英語に翻訳されBに聞こえ、Bの英語の答えは瞬時に流暢な日本語に翻訳されAに聞こえる。この瞬時の翻訳は全世界の全ての言語間で相互に可能になる。
 超知能AIと連動した人型ロボットが、一般家庭で炊事/洗濯/掃除/育児/介護/買い出し/ゴミ出しなどを熟し、医療/法曹/建築/土木/生産/流通など全業種の全職場で働く。人間には、研究開発や芸術などの限られた仕事しか残らない。
 超知能AIに政治/経済/教育/医療/福祉など森羅万象について最適の施策を考えてもらい、人間は素直にその施策を実行して行くしか戦争を回避し平和な地球を実現する手段は無いのかも。
 アホで強欲な人間がアホで強欲な人間を統治できるのか? 歴史を振り返ると「無理」と結論するしか無さそうだ。
 地球の隅々に広がり地球から溢れた人類は、無限のキャパシティを持つ最後のフロンティアである「宇宙」に向かうだろう。それは「好奇心と拡散性」が人類の「性(さが)」だからだ。

 ケプラーは1609年と1619年の著書でケプラーの第1,2,3法則を発表し、ニュートンが1687年の著書で万有引力の法則を発表する切っ掛けになり、1887年のマイケルソン・モーリーの実験は、1905年にアインシュタインが特殊相対性理論を1915-1916年に一般相対性理論を発表する切っ掛けになった。
宇宙の加速膨張が観測され、ダークエネルギーやダークマターが提唱され、超弦理論や11次元のM理論などが議論され、これらは、次の物理学の一大飛躍の切っ掛けとなるだろう。
1900年にプランクが量子論を1905年にアインシユタインが相対論を創始して現代物理学が誕生し、それまでの物理学が古典物理学と呼ばれたのと同様に、2021-2030年に掛けて生み出される物理学は、今の現代物理学を過去のものとする、全く新しい「真新物理学」を創始するかも?
それは、1900-1905年頃の人に量子コンピューターや相対論的GPSの時間補正と言っても理解できないのと同様に、2021年の我々が「局所空間の通常空間における波乗り効果」と聞いても理解できない新しい物理理論/技術/時空のイメージ/次元理論を生み、任意の範囲の時空を通常空間の時空の中を波乗りをする様に滑らせ、何百万光年も離れた遥か彼方の銀河に極めて短時間で人や貨物を行き来させる技術を生み出すかも?
そうなれば、はくちょう座の方向の約600光年にある太陽に似た恒星ケプラー22のハビタブルゾーンを公転している岩石惑星ケプラー22bに移民宇宙船が大挙して押し寄せ、ネオ日本/ネオアメリカ/ネオチャイナ/ネオロシアなどが建国されるかも?

時間が無かったら,つまり,時刻も無い,瞬間も無い,時間的な幅が無い/ゼロなら「何」も「存在」できない。すなわち,「無(む)」です。

空間が無かったら,つまり,点も線も面も体積も無い,空間的な大きさ広がりが無い/ゼロなら「何」も「存在」できない。すなわち,「無(む)」です。

真空を「無(む)」だと言う人がいるが、超弦理論の弦/紐/膜やクォーク、素粒子、原子、物質、エルネギーの全てが無くても、真空には時間と空間はある。従って、真空は、「無(む)」ではない。

時間だけでも、空間だけでも、「存在」は、成立しない。この一方だけでは「存在」は成立しない。時間と空間の双方があって、初めて「存在」は、成立する。
宇宙は、なぜ存在している事が出来るのか? それは、「時間」が存在し、「空間」が存在しているからだ。

時間の無い宇宙をイメージ出来ますか?  時間が無い状態から時間が始まった/初めた/流れを開始した状態をイメージ出来ますか?
空間の無い宇宙をイメージ出来ますか?  空間が無い状態から空間が始まった/初めた/大きさ広がりを開始した状態をイメージ出来ますか?
出来ませんよね。と言う事は、時間の無い宇宙、空間の無い宇宙は、存在しない、ありえないと理解すべきと言う事なのだ。
ビッグバンで宇宙が誕生して、時間も空間も誕生したのなら、ビッグバンの「前」は、時間は? 空間は? どうなっていたのか?との疑問が湧く。
「無限大の大きさ広がりを持つ空間的に無限大の空間と無限大の過去から存在し無限大の未来まで流れ続ける時間的に無限大の時間が無限大の過去から共に既に存在している」。この時空/宇宙を「母宇宙」と定義します。この母宇宙Aの時空の量子論的な揺らぎが、我々が存在しているこの宇宙Bのビッグバンを138億年前に引き起こし、Bは、Aの「子宇宙」として、Aの時空の中で誕生し、今もAの時空の中で加速膨張し続けていると解釈/理解すると、Bが誕生する「前」の「時間」は? 「空間」は? と言う問いに、Bが誕生する「前」は、Aの時間が流れ、Aの空間が広がっていたと答える事が出来る。
それぞれが無限大の大きさと広がりを持つ「子宇宙」を無数に無限大個、その時空の中に持っているのが「母宇宙」で、母宇宙の中では、常に無数の無限大個の子宇宙が誕生して、それぞれが母宇宙の時空の中で収縮/安定/定速膨張/加速膨張などの成長を続けているのかも?
多数の宇宙が存在するとの考えを「マルチバース」と呼ぶ。
母宇宙は、どのように始まった/誕生したのかは、母宇宙の「定義」から、
「母宇宙は無限大の過去から時間と空間と共に既に存在している」と回答する事になる。なので、母宇宙に始まり/初め/起源/誕生は無い。

創世記では、「はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。」とある。「はじめに」とは、時間を指す言葉だ。「やみが淵のおもてにあり」とは、「やみ」や「淵」が存在し、これらが存在できる「空間」がある事を意味する。神が天地創造を開始した時には、既に時間も空間も存在していたのだ。
 では、これらを創ったのは何なのか? これらは何故、存在していたのか?
聖書は答えていない。

宇宙は、なぜ存在し、宇宙は、どうしてどのようにして始まったのか?

神が創ったのなら、

_神は、なぜ存在し、_神は、どうしてどのようにして始まったのか?

こう記述すると、宇宙と神は同じだ。
「高校地学について質問です。亜熱帯高圧帯の」の回答画像3
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お示しの図は、明らかにおかしい、間違いですね。



>熱帯の高温の空気が膨張して生じる温度風(地衡風)が偏西風だという教科書の説明

それも変ですね。
「風」を単なる「地表面での大気の移動」だけで考えても、正しい理解はできません。
地球規模での大気の対流、大気の「上下方向」の動きを考えないといけません。

「熱帯の高温の空気が膨張して生じる」ものは「上昇気流」です。
それは「低気圧」ということでもあり、熱帯に雨が多い理由になります。
上昇した空気は「中緯度地方」に流れます。北半球では北に向かい、南半球では南に向かいます。

地球の「同じ緯度での周囲長さ」は、緯度が高くなるほど短くなります(極点では「ゼロ」になる。それがお示しの図で説明したいことのようですね)。このため、「中緯度地方」に向かった上空の大気は、窮屈になるのでどこかで地表面に降りて来ないといけません。
それが北緯、南緯30度のあたりです。
そこでは「下降気流」ができます。下降気流は「高気圧」になり、晴天が多く雨量が少ないので、この緯度には「サハラ砂漠」から「アラビア砂漠」「イラン、イラク、アフガニスタン」、アメリカの「ネヴァダ砂漠」、南半球ではオーストラリアの「ビクトリア砂漠」など、砂漠、乾燥地帯が多いです。
そこで地表に降りてきた大気は、一部は赤道方面に戻る「貿易風」になり、一部はより高緯度地方に向かって「偏西風」になります。

この「赤道付近で上昇→上空で中緯度へ→中緯度地方で下降→地表近くで赤道へ」という循環を「ハドレー循環」と呼びます。地球規模での「対流」です。
↓ ハドレー循環
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%89 …

中緯度地方で「偏西風」となったものの循環を「フェレル循環」と呼びます。
↓ フェレル循環
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7 …

こういう、大気の「上下方向」も含めた動きを、高校地学では教えないのかな?

なお、地球の大気は、地球の自転にくっついて一緒に自転しているので、「赤道付近」の自転速度と、中緯度、高緯度地域での自転速度が異なります。(極点では自転速度はゼロ)
そのため、赤道→中緯度→高緯度に行くほど、大気の自転速度が地面の自転速度より速くなり、大気は地面より「東」に行こうとします。(なので、「偏西風」は「西→東」に向かおうとする)
逆に、中緯度から赤道に戻るときには、大気の自転速度より地面の速度の方が速くなって、大気は地面より遅れて「西」にずれます。(なので、「貿易風」は「東→西」に向かおうとする)
それが「コリオリのちから」と呼ばれるものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ごめんなさい。自分が言葉足らずでした。
その大気の動きは教科書に図として載っています。
地衡風の説明として、「上空では高緯度側よりも低緯度側で気圧が高い。これは、熱帯のほうが高温で、高緯度側より空気が膨張するためである。この気圧差による気圧傾度力は、北半球の中緯度上空では北向きで、編成風に南向きにはたらくコリオリの力つりあっている。」と書かれており、この説明の意味(なぜ南向きにコリオリの力がはたらいているのかなど)は分かるのですが、それでは偏西風が発生した場所は温かい低気圧の場所ということになります。しかし、他のサイトで頂いた答えでは、亜熱帯高気圧の下降気流(高気圧)から吹き出た風が偏西風だというものでした。これでは言ってることがよく分からないという意味で質問させていただきました。

お礼日時:2021/05/23 18:52

温度風(地衡風)は一般的な風の名称で、偏西風や貿易風はその1つ

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