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エンタルピーの式dS = dQ/Tはなぜ一般的に>が成り立つのですか?

質問者からの補足コメント

  • 質問の日本語が変でした。
    ds ≧δq/Tが成り立つのかということです。よろしくお願いします。

      補足日時:2021/07/04 13:55

A 回答 (3件)

温度 T1 の吸熱源から Q1 の熱を得て、温度 T2 の排熱源に Q2 の熱を捨てる熱機関(サイクル)を考える。

この熱機関が外部に行う仕事はエネルギー保存則から W = Q1 − Q2 であり、熱機関の熱効率 η は
η=W/Q₁=1-Q₂/Q₁…①
カルノーの定理によれば、熱機関の熱効率には二つの熱源の温度によって決まる上限の存在が導かれ、その上限は
可逆系で
ηmax=1-T₂/T₁…➁
不可逆系で
η<1-T₂/T₁…③
①と②から可逆系で
Q₁/T₁=Q₂/T₂、可逆系でQ/Tは不変でその量をエントロピーと呼んだ。
①と③から不可逆系で
Q₁/T₁<Q₂/T₂、第一種永久機関を作り出すことはできなかった経験から
不可逆系でQ/Tは増大するとなった。
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それってエンタルピーではなくてエントロピーの式だと思います。

エンタルピーはエネルギーの一種であってエントロピーとは全く別物なので。
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状態Aから状態Bへと移る任意の過程Xと、同じく状態Aから状態Bへと移る可逆過程Cを考え、−CをCの逆過程とする。

このときXと−Cを連結させた過程X−Cはサイクルとなる。

このサイクルについて、導出と同様にクラウジウスの不等式から
∮[x-c]dQ/T=∫[x]dQ/T+∫[-c]dQ/T=∫[x]dQ/T-∫[c]dQ/T<0
∫[x]dQ/T<∫[c]dQ/T=dS
∫[x]dQ/Tは不可逆過程での量、∫[c]dQ/T=dSは可逆過程のエントロピー
断熱過程では、dQ=0なので∫[x]dQ/T=0
よって、
0<∫[c]dQ/T=dS

クラウジウスの不等式とは、不可逆過程のサイクルでは
∑[i=1~n]Qi/Ti<0
可逆過程のサイクルでは
∑[i=1~n]Qi/Ti=0
とするのが、不可逆過程のサイクルと可逆過程のサイクルを上手く表しているから。
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