プロが教えるわが家の防犯対策術!

第二次世界大戦当時の日本人は、まさか日本が負けるなんて思ってなかった、絶対に勝つに決まってる!と思っていたんですか?

A 回答 (15件中1~10件)

山本五十六を始めとする海軍将校は概ね日米開戦に反対だったそうです。

理由は単純に「勝てない事が分かっていたから」と言うものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

皆勝てると思ってたもんだと思ってましたが、そうでもなかったのですね

お礼日時:2021/08/09 16:33

時期によって違うかも。

当時の日本人の大半にとっては、対外戦の結果というのは日清日露の勝利しかないわけで、日中戦争も長引いちゃいるけど負けたわけではない。日米戦も開戦当初は連戦連勝。負けた経験がないだけに勝利を信じるのは当たり前。加えてアメリカとの国力差なんて知ってる人は数少ない。だから少なくともガダルカナルあたりの「転進」報道があるまでは勝てると思ってた人が大勢、それ以降は懐疑派が徐々に増えるって感じじゃないかな。
 政府中枢や軍の指導部あたりは開戦前から「絶対に勝てる」なんて考えていた人は少数派だったと思います。
    • good
    • 0

不利な情報を検閲で無くして、放送していたからね。

    • good
    • 0

司馬遼太郎氏は、「重苦しさもあった。

少なくとも日露戦争の時のようなお祭り騒ぎのような熱狂はなかったと思う」と述べておられるようですね。

私のご先祖が子供の頃に開戦となり、子供心に「米国との戦争に勝つってどういうこと?米国の首都のワシントンDCを占領するの?そんなことできるの?」と周囲の大人に尋ねたそうです。
おそらく、中国の臨時首都だった重慶にも近寄れなかった日本陸軍の状況からみて、重慶さえ占領できない日本軍がワシントンDCを占領なんてできないだろうと思っての質問だったのでしょう。

実際のところ、当時の日本軍は中国の国民党軍に対してさえ、かなり苦しんでいた訳です。
結局、子供の問いに大人たちはまともに答えることができなかったようです。

緒戦の大勝に浮かれたとはいえ、それは日中戦争も同じことで、終局が見えない日中戦争だけでも国家統制が強まり、生活が苦しくなっていた。それが実態です。

口には出せないまでも、知識層を中心に将来への不安は非常に強まっていたのではないかと思われます。
    • good
    • 0

指導層は勝てない、と判っていました。



唯一勝てる可能性があるとすれば
それは奇襲だけだ。

それで真珠湾攻撃になったわけです。



一般庶民は、負けるとは思っていなかった
ようです。

ワタシの祖父も、苦戦はするだろうけど
まさか負けるとは思わなかった、と
述べていました。
    • good
    • 0

殆どの人は思っていませんね。



ある程度の知識のある人なら初めから勝てないと知っているし、そうで無くても毎日空襲されるのに日本の飛行機は来ないし高射砲も届かないのを見ているのですから。
降伏するとは思って居らず、いずれ日本人がいなくなって戦争が終わると思っている人もいたようですね。
    • good
    • 0

亡くなった祖母に昔そういう質問をしたことがあります。


マスコミも政府も大本営発表の日本が圧倒的に勝っているというニュースしか流さなかったし、今みたいにネットもない時代なので、あちこちで負けているなんてこと、一般市民は知る由もなかったし、絶対に勝つと信じて疑わない人がほとんどだったと言ってました。だからこそ敗戦を知って自殺した人も数多くいたという話です。
    • good
    • 0

亡き母は戦時中、小学生だったのですが、最後は「神風が吹いて日本が勝つ」と思っていたそうです。



戦争を知らない年寄りの推測ですが、開戦から半年ぐらいほとんどの人は勝つと思っていたのではないかと思います。1年以上過ぎて次第に戦局が悪化していくと戦争現場の人たちは負けると思う人が多くなったのではないかと思います。後半は内地の人々も負けることを現実として考えるようになったのではないかと思います。
    • good
    • 0

アラフィフです。

中学時代から色々調べています。

結論から言えば「結構な数の人がアメリカに勝てないと思っていた」といえます。

たとえば地方の社会科教師や、企業関係特に貿易関係者や軍から仕事をもらえる大企業などの世界経済に知識がある人は「アメリカの国力・経済的な生産力を考えれば日本が勝てる可能性はかなり低い」と考えていたといえます。

感覚的には今回のオリンピックと非常によく似ていて、戦争が始まってマスコミが「日本軍の連戦連勝!」と煽ると結局「早く講和すべき」と言えなくなったわけです。

もうひとつ、日本人の問題点は「異民族戦争で負けて、民族消滅の危機に遭ったことがない」と言う点です。だから「アメリカに勝てるはずがない」と思っていても「負けたらどうなるか?」と言う点に想像力が働かなかった、と言う点もあります。

アメリカ人はともかくヨーロッパやアジアの大陸の民族は、古代から異民族戦争に明け暮れ、負ければ支配されることを知っていました。イギリスなんて、今の王族自体が元フランス貴族ですからね。

なので日本人は「負けると思っていなかった」というより「負けたら日本民族が消滅する」という想像が出来た人が少なかった、と言うことのほうが重要だと思います。
    • good
    • 2

当時は今のように情報源がたくさんあるわけではなく、戦争を指揮する参謀本部が国民に戦況の情報を都合よく流していたわけです。



そんな本部が日本はヤバイとか、ボロ負けになってきたとか、言うはずもなく、勝った勝った、大勝利とウソばかりを言って体面(メンツ)を保つとともに、国民の戦意を高揚させようと宣伝をしたわけです。

当時は「欲しがりません、勝つまでは」と国民に我慢と忍耐と不満抑圧を強いていたので、そうでも言って少しは期待を持たせないと、持たなかったんです。

もちろん国民の中には日本はヤバイとうすうす感づいてきます。でも、そんなことを口にすれば非国民・売国奴として吊し上げられます。北朝鮮の国民は、決して北朝鮮の悪い話は口にしないでしょ。
それと同じで戦況が悪い事実は決して国民に流さないように、言わせないようにしていたわけ。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!