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夏休みの宿題で意見文を書くことになっています。性的少数者について書くことにしたのですが、作文を書く

締切済

質問者：翡翠_天音
質問日時：2021/08/28 15:19
回答数：2件

夏休みの宿題で意見文を書くことになっています。
性的少数者について書くことにしたのですが、作文を書くのが苦手で、どこをどう直していけばいいのか分かりません。
一応下書きは完成したのですが、直した方がいい所を教えて欲しいです。
文字数は400字詰めの原稿用紙が4〜5枚で、【】の部分を省いて数えたところ、改行を抜いて1413文字なのでまだ足りていません。(【】含めて1618文字)
中学2年生なので、それくらいのレベルに合わせてくれるとありがたいです。よろしくお願いします。
(【】の中は消すか迷ってます)

〈下書き〉
私は今回、LGBTQ＋(性的少数者)について書こうと思います。
何故、このことについて書こうと思ったのかというと、好きな活動者に、トランスジェンダーの方がいるからです。トランスジェンダーについて知ろうと調べていくうちに、性的少数者について興味を持ちました。この作文を、読んだ人の性的少数者についての理解を深めて、また、自分の理解も今まで以上に深められるきっかけにしたいです。

LGBTQ＋とは、上記にもある通り、性的少数者の事です。【Lはレズビアン(女性の同性愛者)、Gはゲイ(男性の同性愛者)、Bはバイセクシャル(同性愛者)、Tはトランスジェンダー(実際の性と心の性が異なる人)、Qはクエスチョニング(自分の心の性や恋愛の方向について、「分からない」、「決めていない」、「ひとつに決まるものではない」と感じている人)を表しています。
また、「＋」は、LGBTQの中には含まれない、様々な種類のセクシャルマイノリティがあるということを表していて、】「LGBTQIA＋」や「LGBTTQQIAAP」等と呼ばれる事もあり、この言葉を見ただけでも、性別には男と女の2つだけでは表すことが出来ない様々な種類がある事が分かります。

日本には、性的少数者に当てはまる人が1.6〜8.9%程いると言われています。8.9%というのは、約11人に1人と言い換える事もでき、11人に1人とは、左利きの人の割合とほぼ同じだそうです。
そう言われてみても、自分の周りにはそこまでいないように感じると思います。それは、カミングアウトしている人が少ないからだと思います。
カミングアウトをしない原因として、もちろん、｢必要がないから｣というのもあるのですが、私は、その他にも大まかに2つの原因があるのではないかと考えています。その2つというのは、「言っても理解されない事への不安があるから」、「性的少数者が差別されやすいから」であると思います。そして、この2つは性的少数者の抱える問題でもあると考えています。

まず、1つ目の問題である「言っても理解されない」という事についてです。
インターネットで調べたところ、2020年に20〜59歳までの調査対象6万人に｢LGBTについて知っているか｣と質問した結果が載せられていました。その中で、「知っている」と答えた人は34.4%、「何となく知っている」と答えた人は34.1%でした。また、この調査の他にもいくつか調査結果があったのですが、「Q＋」についての認識は「LGBT」に比べても著しく低く、まだまだ性的少数者の理解かが足りていない事が分かりました。

次に、「性的少数者が差別されやすい」という点です。
例えば、いじめや誹謗中傷を受け、最悪、自殺に繋がる事もあります。自分の性別がたまたま少数派だったというだけで、「気持ち悪い」と言われ、苦しんでいる人がたくさんいます。さらに、いじめが起これば、直接いじめていない人の目にも、性的少数者が良くないものとして写ってしまい、差別が広がってしまうのです。

今紹介した他にも、性的少数者が抱える問題があります。
Xジェンダーやトランスジェンダーの人など、体と心の性別が一致していない人に限るのですが、トイレや温泉、テストやアンケートの記入欄など、男と女でしかわけられていない場面です。「体の性を選択すれば良いだけではないか」という意見が出るのですが、見た目が心の性別に寄っている人が多く、トイレや温泉などでは白い目で見られる事が苦痛に感じる人も多くいます。
しかし、これらの問題は、多目的トイレを作ることやアンケートの選択肢に「その他」を追加する事によって解決する事が出来ます。このように、少しの工夫をするだけで性的少数者も苦痛を感じずに生活する事ができるようになっていきます。

性的少数者はひとつの個性です。
より多くの人に広めて、様々な人が暮らしやすい環境を自分たちの手で作っていけたらいいなと思います。