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昭和30年代に、日本は世界銀行から東海道新幹線建設のために多額のお金を借りたと聞きました。
何故、国内銀行からお金を借りずに、わざわざ世界銀行からお金を借りたのでしょうか?お金ならば国内銀行でも借りることができたのでは?と思いました。
世界銀行からお金(ドル?)を借りた理由を教えていただければと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

>ありがとうございます。

やはり、ドルを必要としたのですね?

そういうレベルの話なら、確かにドルを必要としました。


>つまり、日本の生産力だけは足りない資源や技術を輸入で補ったということでしょうか?

資源は輸入しましたが、技術は充分国内にありました。だからこそ世界初の高速鉄道が作れたのです。

>日本は未だ戦後で十分な生産力もなく、海外からの輸入に頼らないと、新幹線という巨大な建設プロジェクトを成し遂げれなかったということでしょうか?

#4さんの回答が正しいです。ドルを必要としたのは「生産資材を輸入するため」です。

鉄鉱石があれば、日本で製鉄することは可能でしたが、鉄を買うお金がなかったわけです。
 道路を作ったり、ダムを作る技術はありましたが、重機を動かす大量の燃料を外国から買うお金が無かったのです。

新幹線は純国産技術、純国産素材で作られています。だからこそ、世界が驚き、他の高速鉄道ができるまで日本に遅れること20年を要したのです。アメリカなんか、未だに作れなくてテキサス州は日本の新幹線を誘致しましたね。

素材技術でいえば、1960年代のアメリカはアポロ計画などで最高の技術を持っていた時代です。日本はそれらの技術を外国から輸入はしていません。
 輸入したのは材料と燃料だけ、でもそれを買う外資が無かったのです。
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この回答へのお礼

やはり、ドルを必要としたのですね。燃料とか。でも日本に技術の萌芽があったことも忘れてはいけないのですね。よく理解できました。
ありがとうございました!

お礼日時:2021/09/20 19:30

無制限にお金を刷ると”ハイパーインフレ”に陥ります。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4 …
お金を刷るにはその裏づけとなる物が必要です。昭和30年当時はその裏づけとして、金がありこれを金本位制と言います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%9C%AC …
金本位制は崩れていますが、今でも無制限にお金を刷ることはできません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。お金ではないのです。

お礼日時:2021/09/20 19:41

ほぼ同時期に建設された黒部ダムの総工費が512億円。

それでも関西電力の資本金の5倍という空前絶後のプロジェクトと言われた。東海道新幹線の総工費は3800億円。世界銀行から借りたけど8000万ドルだけだ。これは288億円。つまり全額世界銀行からの融資で賄った訳じゃない。当時は高度経済成長時代。大プロジェクトは同時並行でいくつも進行しているのだ。「国内銀行からお金を借りずに」というのは事実誤認。可能な限りは借りている。サラリーマンがせっせと貯金して大銀行は重工業に融資していた時代だが、国内銀行にも限界がある。高度経済成長時代の地価高騰がどれほどだったことか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。参考になります。
お金ではなく、生産力なのですね。

お礼日時:2021/09/20 19:41

そうです



世界銀行が日本に融資したと言うよりも投資したのです

今は日本の銀行も東南アジアやアフリカなど
海外にいろんな形で投資(融資)しています

金は貸さないと増えませんからね
融資は投資です
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この回答へのお礼

つまり、日本の生産力だけでは新幹線が建設できなかったので、このために世界銀行がドルを提供し、結果、海外の物資等を新幹線建設のために提供したということですか?

お礼日時:2021/09/20 18:51

ジンバブエ的な思考ですね。



金を大量に刷れば国が金持ちになるわけではなく必要以上に刷れば貨幣価値が下がり「インフレ」が起こります。

インフレが酷くなれば、トランク一杯の札束でコーヒー一杯しか飲めない等札が紙切れの様になります。
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この回答へのお礼

自国の通貨を擦りすぎると、やはり、生産力を超える通貨を発行してしまうのです。その結果はインフレと!ありがとうございました!

お礼日時:2021/09/20 19:43

膨大に必要な鉄や非鉄、石油など輸入する必要がありました



当時、1ドル360円で現在の3分の1以下です
戦争に負けた日本円など世界に通用しません

輸入代金です
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはり、ドルを必要としたのですね?
つまり、日本の生産力だけは足りない資源や技術を輸入で補ったということでしょうか?
日本は未だ戦後で十分な生産力もなく、海外からの輸入に頼らないと、新幹線という巨大な建設プロジェクトを成し遂げれなかったということでしょうか?

お礼日時:2021/09/20 18:43

貧乏だったから。



本当は航空路を整備拡充するはずだったが、その予算を新幹線に回した。
どちらも進めることはできなかった。
高速道路すら緒に就いていなかった。

日本がいちおう一人前の財政状態になるのは、高度成長がほぼ終わる昭和40年代になってから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ご丁寧な回答に感謝します。

どうしても分からないのは、お金の問題ならば国内問題なので国内の銀行が信用創造してお金を貸せば良かったのでは?と思うことです。
わざわざ世界銀行にドルを貸してもらった意味はどこにあるのか?と思って伺いました。

お礼日時:2021/09/20 18:38

昭和30年代と言えば、映画”3丁目の夕日”の時代ですね。

まだまだ国内に資金力が足りなかったのでしょう。終戦が昭和20年で、サンフランシスコ平和条約が昭和27年ですからね。
https://www.nikkenren.com/tetsudo/history/area/s …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
つまり、未だ未だドル、つまり、米国等海外からの輸入がないと自国の生産力だけでは新幹線がつくれなかったということでしょうか?
お金ならばいくらでも刷れるのでは?と思い、どうもピンと来ずにいました。

お礼日時:2021/09/20 18:08

太平洋戦争が終わったのが昭和20年、戦争は多額のお金を使い、戦争末期は日本の国家予算の8割ぐらいが戦費に利用されていました。



もちろん戦争に勝てば、莫大な賠償金や植民地などで利益がでたわけですが、日本は敗戦したので全部失いました。ついでに言えば満州や朝鮮半島などの権益もうしなったわけです。

だから昭和30年代の日本はお金がありませんでした。子供たちの給食すらまともに賄えず、アメリカから小麦粉などの物資を提供してもらっていたぐらいで、だから昭和50年代ぐらいまでパン食が普通だったのです。

そんな日本の国内銀行がお金なんて持っているわけが有りません。だから世界銀行から借りました。当時の日本は発展途上国レベルの経済力しかなかったのです。

また、当時世銀からお金を借りた国内プロジェクトは新幹線を含めて全部で31件あります。
https://www.worldbank.or.jp/31project/#.YUhLdFX7 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

未だ未だ日本の国力だけでは新幹線が建設できず、海外からの資材等の輸入に頼らなくてはならず、ドルを必要としたということでしょうか?
お金の問題ではなくて日本の生産力の問題だったと。
そんな感じでしょうか?

お礼日時:2021/09/20 18:11

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