利益があるなら経費で使った方がいい理由

Question

初心者素人の素朴な疑問です。
利益があるなら税金対策として経費で使った方がいいという話をよく聞きます。
例えば個人事業主で自分の収入となる利益が３００万円とします。
その３００万円に対していろんな税金がかかってくると思うのですが、
経費で使うと税金は減るかもしれませんが収入も減るので意味がないのでは？
次年度以降、絶対に必要な経費を先に使うとか分からないでもないのですが、
利益を抑えるために経費を使うというのと収入が減るというののバランス？意味？がいまいち分かりません。
額が小さいので分かっても分からなくても大したことはないかもしれませんが（苦笑）

hata。79 · Accepted Answer

１００万円経費となる支出をし、所得税住民税が２０万円安くなるとします。

１００万円の支出が不要な買い物でしたら経費になったとしても無駄使いです。
単純に「現金１００万円使って、２０万円節税できた」「８０万円の現金が手元から無くなった」のと同じです。

「経費で使うと税金は減るかもしれませんが収入も減るので意味がないのでは？」その通りです。
正確には「経費で使うと税金は減るかもしれませんが現金も減るので意味がない」です。収入が減るのではないですね。手元の現金がなくなるのです。

ben0514 · Answer

収入ー経費＝利益
であり、
利益を所得計算をして税金がかかります。

経費でお金を使うと経費が増えて利益が減るのであって、収入が減るという言葉はおかしいこととなります。
おそらく事業で儲かった利益部分が事業主個人の収入と考えているから言葉がおかしくなるのかもしれません。
個人事業の会計や税務でいえば、事業上の資金であっても、個人事業主のお金と考えます。

利益として残ったお金に税金がかかりますので、利益そのまま手元に残るわけではありません。
そこで、税金がかかる前に経費としてお金を使えば、税負担が減るのも当然な話となるでしょう。
そこで無駄遣いしても意味がないのです。税金はあくまでも利益の一部ですからね。そのため、短期的に買い換えようと思っている備品の買い替えを早めるとか、従業員などに還元させて今後の収入増につなげてもらえるようにと考えるのか、いろいろかと思います。

あと勘違いしやすいのは、支出＝経費ではないということです。
大きなところでいえば、個人事業でいえば1～12月で計算しますが、12月に高額な機械や自動車などを買ってもあまり意味がないということです。
これは、税務上資産計上すべきものは資産計上し、その一部を減価償却の手続きを踏んで何年にもわたって経費計上することとなるのです。
たとえば普通車を事業用に買ったら、新車で耐用年数5年などと判断され、月割計算ですので、12月購入ですと購入金額のおよそ1/60しか経費になりません。

そこで重要なのは、月次にて会計処理し、見込み利益や税額などを試算しつつ、備品管理その他いろいろなものも含めて損得計算の判断を経営者がしたうえで、計画的にお金を使うことが大事になるでしょう。

さらに言うと、個人事業はあくまでも個人事業主個人の人格内で処理となるので、別人格である法人格が与えられる法人組織の方が節税効果の高い方法が認められたりもします。

t_fumiaki · Answer

>>収入も減るので意味がないのでは？
経費で購入したもの(サービスや物)がある訳だから、おおいに意味ありですよ。

mojitto · Answer

そもそもそういうのは「目標以上に出過ぎた利益」の話です。
だから「どうせ取られるくらいなら」で経費を増やすのです。
確保すべきものを確保したうえで…と考えましょう。

ohkinu2001 · Answer

利益がある状態で経費に該当するものは事実上税金分
割安で買えることになりますが、
お考えの通り、経費になるからと浪費してしまっては
手取りの利益が減り本末転倒になります。

利益があるなら経費で使った方がいい理由

１００万円経費となる支出をし、所得税住民税が２０万円安くなるとします。

収入ー経費＝利益

>>収入も減るので意味がないのでは？

そもそもそういうのは「目標以上に出過ぎた利益」の話です。

利益がある状態で経費に該当するものは事実上税金分

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