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多嚢胞性卵巣症候群についてお聞きしたいです。

3ヶ月前に生理が来たきりで、それ以来ないため産婦人科を受診したら、エコー検査で恐らく多嚢胞性卵巣症候群だろう、と診断されました。(血液検査等で正式な診断は2週間後です)

6月下旬辺りから体重が増加し始め、焦り糖質制限ダイエットを始めました。その反動かすごい甘いものが食べたくなる時期もあり、メンタルが安定せず、摂食障害(軽度)になりました。
極端なダイエットと過食を繰り返していたため生理が来なくなったと思っていたのですが、6月下旬の体重増加もこの病気の兆候なのか、と気になります。

この病気になると太りやすくなったり体重が増加したりするのか、そもそも完治するのか気になります。

この病気について知っている方、ご回答お願いします。

(ちなめに体重の変動ですが、165センチ46.5キロ→51キロまで増え、8月中旬に45.5キロまで落としています)

A 回答 (1件)

多嚢胞性卵巣症候群は排卵が起こりにくくなるため、月経周期が35日以上になったり、不規則な月経周期になったりするようになります。

また排卵が起こらない排卵障害により、妊娠しづらくなることもあります。さらに多嚢胞性卵巣症候群では、男性ホルモンが増えることでにきびができやすくなる、毛深くなる、「体重が増える」、声が低くなるなど全身の男性化が見られるのも特徴の1つです。

多嚢胞性卵巣症候群の患者は「インスリン血症や脂質異常を伴いやすく、糖尿病、メタボリックシンドローム、心血管疾患、脂肪肝を発症するリスク」が高くなります。そのほか、月経周期が乱れやすいため子宮内膜が異常に増殖することによる子宮内膜増殖症の併発や子宮がんのリスクが高くなるとの報告もあります。


治療
妊娠を希望されない場合は、定期的に月経を起こす治療が必要です。排卵がうまく起こらず月経周期が乱れ、子宮内膜が剥脱しないことによる子宮内膜増殖症や子宮体がんのリスクを減らすために、ホルモン剤を用いて月経を定期的に起こします。

妊娠を希望する場合は排卵誘発剤を内服して排卵を促す薬物療法が第1に行われます。しかし内服薬のみでは排卵を促すことができないケースもあり、そのような場合には排卵誘発剤の注射を行います。ただし、排卵誘発剤の注射は卵巣に過剰な刺激を与えてしまう可能性もあり、卵巣が腫れてお腹に水がたまる“卵巣過剰刺激症候群”を引き起こすことがあるため注意が必要です。

また卵巣を包む膜が過剰に厚くなっている場合は薬物療法を行っても排卵が起こりにくいため、腹腔鏡下手術ふくくうきょうかしゅじゅつで卵巣の膜に穴を開ける治療が行われることがあります。排卵誘発剤の内服、注射剤で自然妊娠が難しい場合は体外受精にステップアップすることもあります。また肥満がある場合は減量をすすめます。


予防
多嚢胞性卵巣症候群の明確な予防方法は現在のところありません(2021年5月時点)。

しかし、多嚢胞性卵巣症候群は「血糖値を下げるインスリンのはたらきが弱くなることも要因の1つとされています。糖尿病の治療薬が排卵障害を改善するとの報告もあるため糖尿病がある人は適切な治療を行うことが必要」です。

月経不順がある人は基礎体温を記録し、基礎体温の2相性(低温期と高温期)が認められない場合は婦人科の病院を受診してご自身の状態を確認してもらうことも大切です。

「」が増える要因です。
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