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関東地方では11月の上旬、12月の上旬と日本海の低気圧からの寒冷前線が列島を縦断しましたが、先行して南から湿った空気による悪天候があって、その後しばし薄日が差して、回復したかに見えた後に強い雨とかなりの強風に見舞われました。
寒冷前線に先行する湿った空気による悪天候領域と、寒冷前線本体のシビアな天候領域の間には、このように疑似好天が存在するものなのでしょうか?

A 回答 (2件)

関西でのようすです。

寒冷前線通過時に天気が悪くなり風が強くなりました。その後いったん回復したものの、半日後くらいから風が強くなってきて時々雨も降るという天気に変わりました。風の強さは後の方が強かったようです。
 寒冷前線が通過してから天気が悪くなったのは、通過した低気圧が発達したために冬型の気圧配置(低気圧に引っ張られて風が強くなるので「引き型」といいます)が強まったためだと考えられます。この影響でふだんは山越えしてくることはない雪雲が、流れこんでてきて雨(時雨)になったようです。
 関東で考えると、寒冷前線の通過は半日程度遅く、低気圧の発達の影響を受けるのは関西より早そうな気がします。天気が回復している時間は関西より短くなりそうです。
 寒冷前線通過時に南風が吹くことはよくあります。春一番がその例です。
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>このように疑似好天が存在するものなのでしょうか?



「必ず」存在するわけではなく、「時と場合と状況による」でしょう。

寒冷前線とは、進行する寒気が暖気の下に潜り込む、その「寒気と暖気の境界面が地表面と交わるところ」です。従って、上空の「寒気と暖気の境界面」は「寒冷前線の後ろ側」にでき、雲もそこに発生します。
従って、寒冷前線の「前方」には「寒気と暖気の境界面」は存在せず、比較的安定した天気になり得ます。
「寒冷前線に先行する湿った空気による悪天候領域」が何を指すのか分かりませんが、「南からの湿った空気」が雲を作る要因がなければ、そこそこの好天になることはあり得ると思います。
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