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語用論の解説書から引用です。

<次の例は、日本語らしさから見ると違和感があるものだが、発表意図に理解できるのではないか。>
<先生こんにちは。推薦状の様式と紙のサイズは確認しました。特別な決まりはありません。中国語で書いていいです。>  
     注 「ていいです。」には下線がしてあります。

質問は、違和感は「ていいです。」の敬語のせいでしょうか?

A 回答 (6件)

異和感の理由は3つありそうです。



1)
 個人的に一番大きな理由は「いいです(形容詞+です)」の形です。
 まあ、最近は許容されているようですから、スルーしましょうか。
 詳しくは下記あたりをご参照ください。
【「形容詞終止形」+「です」 うれしいです うれしかったです】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2417. …

2)
 状況がよくわかりませんが、中国人の先生に推薦状を依頼する……と推測しました。
 だとすると、「書いて」を敬語にしないとダメでしょう。
 このあたりは、No.3のかたの「1.」と同様です。

3)
 目上に「いいです」は不適切。このあたりもNo.3のかたの「2.」と同様です。
 ただ、「(て)いい」って動詞ですか? 
 このあたりを間違うと、ホニャララにインネンをつけられてグダグダになります。

 問題は「いいです」をどう言いかえるかです。
「結構です」でもよいのでしょうが、目上の人には使いにくい印象です。
「かまいません」も、少し上から目線の気がします。先生に依頼するのにはどうなんでしょう。
 当方なら、「(日本語の必要はないので)中国語でお願いします」をおすすめします。意味は少しかわりますが、失礼になるよりはずっとマシなのでは。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<意味は少しかわりますが><中国語でお願いします」>がお勧めなのですね。

お礼日時:2022/02/03 08:41

#3です。



中国語で書くほうが慣れている先生に対して、ご自身の楽な言語で書いていいです。

という意図の文ですよね。
中国語でお願いします、と頼んでいるわけではない。
新たに思いついたのは下記。

・中国語で書いていただいて差支えございません。

・中国語で書いてくださって差支えございません。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。
<差支えございません。>ですね。
状況によるのでしょうが、依頼というより、ごく軽い許可(うまい用語を知りませんので)なのですね。

お礼日時:2022/02/07 06:38

No.4でコメントした者です。


 少し補足します。

 違う例で考えました。
「食べて(も)いいです」なら、「食べて」を尊敬語にして「召し上がって」にしても、
「召し上がって(も)いいです」
「召し上がって(も)けっこうです」
「召し上がって(も)かまいません」
 では相当異様ですよね。
 これに「いただいて」をつけても同様です。
 おそらく一番素直なのは「お召し上りください」(厳密には二重敬語ですが、文化庁も「習慣として定着している」としています)でしょう。
 これに準じるなら「お書きください」でもいいのかもしれません。
 これだと、敬度が低く感じませんか。
 おそらく、「〜ください」が、「尊敬語の命令形」であることと関係があるのでしょう。
【「申し出る」の使い方】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12211455761.html

「お召し上がり」などとの組み合わせならOKでしょうが、「書く」と組み合わせると敬度が低い感じです。敬度を上げるには「〜ください」のかわりに「〜いただけませんか」「〜いただきたいのですが」などを使うはずです。
 この場合はそれもなんだかクドい印象になるので、意味が少しかわっても「(日本語の必要はないので)中国語でお願いします」のほうが自然な気がする……ということです。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
いやー、理屈通りの言い方はむずかしいですね。対話している状態で、敬語を正しく(誰からも注文をつけられないようにするには)。
私が実際の場面で使うとしたら、<「〜いただけませんか」>になりそうです。気の弱い私には、<お願いします>を使えそうもありません。

お礼日時:2022/02/04 18:11

『中国語で書いていいです』


違和感の理由は2とおりあると思います。

1.
まず、「書く」という相手の行為に対して敬語が使われていないこと。

(対応)
「書いて」⇒「書いていただいて」

のように謙譲語1の形にすることで相手への敬意を示す。

2.
次に、「(て)いい」という動詞自体が好ましくないということ。

この場合は、
(3)人の行動・性質や事物の状態などが許容範囲内であるさま。㋐許せる。承認できる。「帰っても―・い」「代理人でも―・い」
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
という意味なので、

・中国語で書いても許します。

という上から目線のニュアンスになってしまうためです。

(対応)
「いいです」⇒「構いません」「結構です」などという表現に替える。

「構いません」「結構です」にも許可を与える要素はありますが、「いいです」に比べて《消極的許可》といった意味合いが強いため、違和感は薄らぐでしょう。

・中国語で書いていただいて(も)構いません。
・中国語で書いていただいて結構です。
・中国語で書いていただいて(も)よろしゅうございます。

などとすれば違和感は薄れると思います。
簡潔に、

・中国語で(も)よろしゅうございます。
・中国語で(も)構いません。

のようにすることも。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうござます。
<「(て)いい」>は、<㋐許せる。承認できる。>となり、
<上から目線のニュアンス>になってしまうのですね。

お礼日時:2022/02/03 08:37

「形容詞の丁寧形」については、


昔の敬語で言えば、「(書いても)ようございます。」→「いいです。」
「動詞」の丁寧形。「行きます。」
「形容動詞」の丁寧形。「素敵だ」→「素敵です。」(揃っている)
これに「過去形」が加わると、
「形容詞」 「ようございました」 →「良かったです。」
「動詞」 「行きます。」→「行きました。」
「形容動詞」 「素敵だった」→「素敵でした。」
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この回答へのお礼

早速尾のご回答ありがとうございます。
<「(書いても)ようございます。」>が相応しいですね。(ただし、私のような人(にん)には重いですが)

お礼日時:2022/02/07 15:34

そうです。


目上の人に「ていいです。」とは言いません。
「中国語で書いていただいて結構です」
のように言います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<目上に人に>は<いただいて結構です>にすべきなのですね。

お礼日時:2022/02/02 15:31

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