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護憲運動について質問です。
護憲運動=憲法に基づく政治(立憲政治)を守る運動
というところまでは自分で調べて辿り着きましたが、
①第一次護憲運動で藩閥政府が倒される
②第二次護憲運動で連立内閣が成立する
この理由がわかりません。藩閥政府は、憲法に反した政治なのでしょうか?逆に連立内閣は憲法に基づいているということですか?立憲政治を守るために藩閥を倒したり連立内閣をたてたりする意味を教えてください。

A 回答 (1件)

1)藩閥政府は、憲法に反した政治なのでしょうか?



今の日本国憲法と異なり、明治憲法には首相選任に関する規定が憲法に記載されていませんでした
その為に、首相を議会で選任するというルールがなくて、元老や枢密院という限られた人間の間で決めるという事が慣例化していました
これが藩閥政治(藩閥政府)

しかし、議会制を採用していると言う事は民意を尊重すべきであるという世論の高まりを象徴する言葉として護憲運動というモノが起こります


2)逆に連立内閣は憲法に基づいているということですか?
憲法に規定がありませんので、連立政権だから特別ということではありません
単に、政党内での主導権争いの結果当時の最大政党だった政友会が分裂して
分裂した政友会系と他の政党とが連立を組まなければ、衆議院の多数派を形成出来なかったと言う事です
結果的に連立政権になっただけです

連立の大義名分として護憲運動が用いられました

名前は清廉なモノですが、実態は権力闘争のドロドロです
藩閥派と保守的な政党政治派と民衆的な政党政治派の三つ巴
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