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大学院の受験方法や、その仕組みについて詳しい方は教えて下さい。

大学院へ行くには、大学で成績優秀で勉強好きで、大学で特に優等生でなければならないとか、色々ありますか?
また、卒業して何年か経過してからとか、30代や40代で大学院に入る申請の仕方とは?

後、仮にも東大大学院へ行くなら、やはり東大や京大で特に優秀でなければならないとかはありますか?

やはり、二流とか中堅の大学から一流大学や東大大学院とかに行くのは厳しいと考えた方が良いですか?

A 回答 (3件)

大学院は勉強するところではなく、研究をするところです。

だから院進学のために最低限必要なのは「研究したい」という意欲と、研究テーマです。
大学院では生活の全てが研究最優先になるので、勉強好きというか、「三度の飯より研究が好き」というのが望ましいし、実際にそういう学生が多いです。
院進学は、受験生側から見れば「師匠選び」、指導教員側から見れば「弟子選び」「研究室スタッフ選び」です。学部時代にどんなに成績優秀でも、学生の希望テーマが研究室の研究テーマと合わなかったり、指導教員が「指導できない」と判断すれば、受け入れてもらえず不合格になります。
院試では、研究計画書と研究能力を示すもの(具体的には卒論)の内容が重視されます。英語や専門分野の学科試験もありますが、足切りに使う程度という場合もあります。学科試験で高得点でも、研究計画書や卒論の内容次第では「合格基準に達していない」と不合格になることもあります。

受験方法については、希望の大学院の募集要項を見てください。大学院の公式サイトで公表されています。
東大院など、一部の院では事前に進学説明会を開催しています。
学部からの内部進学でない場合は、他大学の学生であれ社会人であれ、事前に研究室訪問をするのが一般的です。特に理系の研究室では必須です。文系の場合は分野によって慣習が違います。
研究室によっては、事前の研究室訪問や内諾が受験の条件になっていることもあるので、まずは「行きたい研究室(指導を受けたい指導教員)」を決めて、その研究室の受験ルールを調べないといけません。公式ルールとして明記されていなくても、分野ごとの慣習のようなものもあるので、可能ならば学部時代の指導教員に相談しておくべきです。学部時代と何らかの接点のある分野の院に進むなら、学部時代の指導教員と、院の指導教員は、学会での知り合いの可能性が高く、院受験の話も筒抜けの可能性があります。学部時代の指導教員に不義理はしないほうが賢明です。場合によっては何かアドバイスをもらえるかもしれません。

>東大大学院

実のところ、東大の院は定員が多いこともあって、分野によっては学部入試よりも易しいと言われています。他大学出身者も多く、一部では東大は学歴ロンダリングの定番コースのように言われることもあります。もちろん、分野によっては内部進学がほとんどで外部からのハードルが非常に高い研究室もあります。研究室次第です。
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まず,大学院に行くには,その大学院修士課程の入試で合格すればいいだけです。

学部成績がそこそこでも,入試を突破できれば入学できます。合格するかどうかは,4年生になってからその大学院入試の過去問を解いてみればすぐに自己判定できます。もちろん,大学によっては成績上位者に推薦入試とか筆記試験免除という別システムを持っていたりしますが,定員のほとんどは一般入試で合否を決めています。他大学から東大のような旧帝大でも,合格すれば入学できます。
 僕が勤めていた大学では,内部学生ですら不合格者が出るようなまともな筆記試験(専門科目)を出しています。他大学からは10名以上受験者がいて,数名くらいしか合格しませんが,合格した人は,その内部学生と同等かそれ以上の知的ポテンシャルを持っているわけですよね。その判定を入試の専門科目でやっています。推薦などでは,在学しているところの普段の成績が例えば上位5%で,かつ小論文が優れているとかで判定する大学が多いと想像します。なぜ他大学からは合格し難いかというと,大学には指導要綱が無いことから講義内容が大学によって異なるからです。例えば入試に材料力学という専門の試験がある場合,その大学の材料力学の内容と,他のA大学やB大学の材料力学の内容とは,20%以上は異なることが多いです。あるいは同じその大学でも,機械工学科の材料力学と土木工学科の材料力学の内容は50%以上異なっていたりするわけです。だから,過去問を他大学生が見ると,見たこともない・解き方もわからない問題があってびっくりするわけ。
 さて,大学院は研究する場だというポストがよくありますが,少なくとも工学系の修士までは決してそういう場ではありません。たかが修士で研究者の卵だとは,我々教員も企業も全く捉えていません。大企業も含めて求人票に修士を優先するという文言はありません。修士修了者を研究職として採用するとも限りません,というか,分野にもよるかもしれませんが,工学系ならまずは総合職技術者として採用します。修士1年はスクーリングで,学部ではカバーしていない内容だけど,ちょっと狭い範囲の専門の講義を5科目くらい受講して試験をして合格しないといけません。修論は,卒論の延長であれば,修士1年生のときから,ちょっとずつ継続しますが,メインはやはり修士2年生の就活が終わる6月くらいから本格的に始めます。卒論を経験していますから,研究の仕方はだいたいわかっていますから,毎月一回くらいの先生との打ち合わせで12月までにはなんとか結果が出せます。出せそうもない学生は中退したりしますが,テーマの微調整でもいい論文が書ける場合もあります。ただし,僕がいた大学では,修論はちゃんと学会論文集に投稿して受理されるレベルを要求します。これをもって大学院は研究をするところだと誤解されているようですが,あくまでも工学系の修論のテーマはその研究室の教員がやっている研究テーマであって,学生が見出したものではありません。よく言われる言葉で言うと,問題解決能力を学生には期待しますが,問題発見能力までは期待していないわけ。
 ところで,二流の大学ってどこのことですか?
https://japanuniversityrankings.jp/rankings/
にエントリーされていない大学は,もしかしたらそういうところがあるかもしれませんが,そういう大学でも先生達はちゃんと研究をしています。発表数が2年に一編だったりするだけのこと。進展がゆっくりだというだけのことです。それをもって二流とは,僕らは呼びませんよ。
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>>大学院へ行くには、大学で成績優秀で勉強好きで、大学で特に優等生でなければならないとか、色々ありますか?



たぶん、一般的な意味での「成績優秀で勉強好き」であれば、望ましいと思います。
でも、それ以上に「○○を研究したい!」っていうテーマを自分の中で持っていることが必要なのかな?なんて思います。
そして、その○○が大学院で教授が研究しているテーマに似ていたら、大学院に入りやすいのかな?なんて思います。

歌手のアグネス・チャンは、スタンフォード大学の大学院教育学博士課程を修了して博士号を得ています。
彼女は、自分からこの大学院に行こう!って思ったのではなくて、大学院のほうから、「うちで研究しませんか?」ってお誘いがあったみたいですよ。
もちろん、お誘いがあったってことは、大学院の教授が気にするほどのことをすでにやっていたってことですけどね。

一般的には「大学で○○学んだけど、まだ足りない。大学院で○○を研究したい!」ってテーマがあれば、いいんじゃあないか?なんて思ったりします。
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