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場所がわからないのかもしれませんね。 
迷っているのかもしれませんね。

この文の中の「の」の働きを教えてください。

A 回答 (27件中21~27件)

なお、この「の」を<準体(助詞)>などと呼んでいる回答者がありますが、これは<助詞>とは何かという基本的な品詞分類が理解できず、語の形に囚われた根本的に誤った分類です。

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語は意義を表すもので、働きはその意義の結果に過ぎません。

語が何かの資格を与えることなどできません。

この「の」は抽象的な実体認識を表す<抽象名詞>で、学校文法では<形式名詞>と呼んでいます。格助詞「の」と形が同じなので<(準体)助詞>などと呼ぶ場合もありますが、<助詞>ではなく誤りです。

「形式」だけで内容の無い語は存在せず、<形式名詞>という名称も誤りです。

★ 場所がわからないのかもしれませんね。

は、「場所がわからない」を媒介的に抽象的な実態として「の」で捉え直し、確実なものとして提示しています。

★ 迷っているのかもしれませんね。

も、「迷っている」を媒介的に抽象的な実態として「の」で捉え直し、確実なものとして提示しています。

リンゴの山を指差し、

★ その赤い「の」を下さい。

の場合は、「の」はリンゴという実体を表していますが、

★ 顔が青い「の」が心配だ。

の場合は、「顔が青い」という事態を媒介的に抽象的な実態として「の」で捉え直し、確実なものとして提示しており、媒介的な実体認識の場合に「の」は多く使用されています。■
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
日常の中ではこの
迷っているのかもしれませんね。
の「の」は省略して使っている場合もあると思いますが、同じ抽象的な実態を表すものでも、例に挙げてくださった
顔が青いのが心配だ。
となると省略できないと思います。
これは慣習的な使い方以外に説明はありますか?
(このサイトの使い方がよくわからないので「お礼」でまた質問しましたがよろしくおねがいします。)

お礼日時:2022/04/27 17:47

会話を勉強してる人向けになっちゃった。

求めてる回答と違うならごめんなさい。
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なんとなくでお答えします。



「の」

「状態」

「状況」
という言葉に置き換えても通じます。
まあ、そんな感じの意味ではないかと。
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「の」の品詞としては、助詞に分類されます。


その中で、使用される状況によって・・・・助詞と分類されます。
質問の場合は、先の回答者の言う通り、準体助詞、と分類されます。
抽象名詞、という人もいますが「の」単独では、名詞という人はその一人を除いていません。
辞書によれば、抽象名詞は、表現される言葉は名詞に相違ないが、その実態が抽象的なもの、複数形がある言語圏では、複数形がない場合が多いと、あります。
例として、「平和」「経済」その他、「長さ」もそうらしいです。
確かに、「二つの長さ」、なんて表現あり得ませんね。
異なる、二つの長さの〇〇・・・という表現はありますが、「長さ」そのものは、0を除いて無限長ですね。
出版社が複数の監修者の目を経て出版した、辞書が間違いと言い放っています。
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#1ですがちょっと補足を。



・場所がわからないかもしれませんね。 
・迷っているかもしれませんね。

などの場合、
「場所がわからない」「迷っている」という【状態そのもの】を、「かもしれませんね」という不確実な推定の対象として直截的に表現している。これを、

・場所がわからないのかもしれませんね。 
・迷っているのかもしれませんね。

のように体言(名詞)化することで、「場所がわからない」「迷っている」という【状態】を一旦、意識の中に取り込んで客観視しようとする認識が働いていることになる。そのため、
・場所がわからない(ということなの)かもしれませんね。 
・迷っている(ということなの)かもしれませんね。
といったニュアンスになる。
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(2)活用語の連体形に付いて,その活用語を体言と同じ資格にする。

「リンゴは赤い―がいい」「行く―はだれだ」
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …
という用法の準体助詞です。

「場所がわからない」「迷っている」という【状態】を【名詞(体言)】と同じ資格することで、「かもしれませんね」という認識の対象として表現している。
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