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日本が現存する国で歴史が1番長いという事を戦前の日本人は知っていたのでしょうか?
それを知っていた故に天皇陛下を過剰に崇拝して皇国の為に死ねたのでしょうか??
私は20代前半ですが、その事を最近知り、驚きました。
80年前の人々はそんな事を当たり前だと思って誇らしく生きてたのでしょうか?

A 回答 (13件中11~13件)

戦国時代なんて、実質上、日本という統一された国家なんて無いも同然でしたし、戦後はアメリカに実質的に占領されていたわけだし、それを、ずっと日本という国があったみたいに誇らしく思えるのかな?


美化しすぎでしょ。
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>日本が現存する国で歴史が1番長いという事を戦前の日本人は知っていたのでしょうか?



戦前は「現存する国家で一番歴史が長い国」が日本ではなく、エチオピアだとされていました。これが世界の一般認識で、日本人もそのことを知っていた人はそれなりに居るはずです。

参考 https://honkawa2.sakura.ne.jp/9570.html

>それを知っていた故に天皇陛下を過剰に崇拝して皇国の為に死ねたのでしょうか??

違いますね。天皇は日本という「国家」の象徴だったからです。

近代民主主義国家は国民が自分たちの国を守る義務を負います。一番わかりやすいのはスイスで、スイスは国民皆兵(男子のみ)で同盟国を持っていませんから、とにかく敵が攻めてきたら自国を守るのは国民だけ、という国です。

スイスは元々イタリア・フランス・ドイツ系の住民が住む国で、公用語もこの3か国語を採用していて、だから「スイス人」という誇りは「この土地を自分たちの祖先が一生懸命守ってきた」という点にあり「先祖に対して恥ずかしくないように、自分達の世代も一生懸命守って、次の世代に渡す」という心意気をもっているわけです。

同様にフランスは「国王を倒して、国民主権の国になったから、国民はこの国を守らなければならない」と考えていますし、実際封建時代は国王と貴族だけが戦争に行って、権利が無い平民は戦争に行かないのが普通でした。

アメリカも「先祖が血を流して独立を勝ち取ったのだから、星条旗はその理念を表していて忠誠を誓うのがアメリカ人」と思っています。

逆にイギリスは「グレートブリテン島を一つの国家にまとめ上げ、誇り高き英国を指導してきた国王一家を敬愛し、この国の国民(臣民)として国王と国を守るのが誇り」であるわけです。

このような意識や誇りを「愛国心」とよびますが、国家を守るために犠牲になる覚悟はこういう愛国心から生まれるわけです。

日本は明治になるまで、こういう愛国心は「藩」レベルで止まっていました。各藩の武士は当然藩主である自分たちの殿様へ忠誠を誓い、藩の領民たちも「殿様がよくしてくれるから、オラたちの生活が成り立つ」と感謝と忠誠を誓っていました。
 それは「生活」を守ってくれる藩(藩主)に対する敬愛という愛国心であったわけです。

しかし、明治になると「西洋列強との戦争」が避けて通れません。なので明治政府は幕藩意識を消しさり「日本国の国民(臣民)」を作り出す必要があったのです。

なので、まず廃藩置県をします。自分たちの生活をなりたたせていた藩がなくなりその代わり県という国家政府の役所ができたわけで、目に見える形で「明治政府が俺たちの面倒を見てくれるんだな」ということになるわけです。

そして徴兵制が始まると「俺たちが守る日本国とは具体的にどんなものなのか?」という疑問が徴兵された国民たちの中に沸き起こります。

 そりゃそうですよね。苦しい訓練に耐え、場合によっては国家のために義衛になる覚悟が必要なのですから、幕藩の頃「オラが藩主のために犠牲になれる」と思ったように「誰のために?何のために死ぬんだ?」という理由が必要になるわけです。

ここでフランスなら「革命で国民国家になったから、その象徴であるトリコロールに忠誠を誓え」とできますし、アメリカも「星条旗の旗の理念のために戦え」といえますし、イギリスなら「女王陛下が統治するこの国家のために戦え」といえるわけです。

日本は天皇の統治で作られた国で、明治時代も今も「天皇が君主」の国です。つまり私たちが生活できるのは「日本という国を作ってくれた天皇一家」のおかげなのです。

明治時代はそういう教育をすることで「日本国」とか「日本国民」という認識を全国の人たちが持つことができ、だから戦争では「天皇陛下万歳」と言って突撃できたのです。

なぜなら「天皇陛下が存在する国=日本」は自分と自分の家族や子孫が暮らしていく土地だからです。

>80年前の人々はそんな事を当たり前だと思って誇らしく生きてたのでしょうか?

上記のようにそういう愛国教育を受けていますので、当然誇らしく生きていたでしょう。そしてこれは日本だけ特別なのではなく、どこの国でも今でもやっていることです。

たとえばアメリカなんかは、今でも小中学校の教室に星条旗が掲げられていて、生徒は毎朝星条旗に向かって「忠誠の誓い」を唱和します。
 他の国でも似たようなことをしている国はけっこうあります。


アメリカ忠誠の誓い


逆に今の日本は愛国教育をあまりにもしなさすぎ、かもしれません。
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日本が長いからではない



戦前の天皇は神様だからです。

と言うのもあるけど・・・・

日本にそこまで武器や兵力はないので、現実を教えてたら、兵士がやめてた方がいいとなるから
強制的に戦いなさいと、おしつけるための口実

石油、資源が止めれらて、せっかく手に入れた中国本土の解放を迫られて、どうしても戦わないといけないと当日の軍人が思ったのでしょうね

ちなみに、今は日本が一番長いけど、昭和時代のある時まではエチオピアの国王が一番長く続いていて、日本が二番目だったはず

武士道とかに誇りは持っているけど、日本の歴史が長いのはあまり誇り誇っている場面は、歴史とか調べててもあまり見ないかな
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