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正しくは「~なのです」となるはずで、「~なんです」は話し言葉ですよね。
文章には適さないと思うのですが、本を読んでいても「~なんです」といった文章を目にします。

話し言葉にも関わらず「~なんです」という表記が許されている(?)理由はなぜでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • つまり文字に起こす以上、
    書き言葉であるべきという考えがそもそも間違っているのでしょうか?

    かく言う私自身も普段から「〜なんです」を使いますし、
    どちらかというと「〜なのです」はかしこまった書き方で使いづらいような感じです。

    でも「こんにちわ」や「そうゆう」みたいなのは同じ話し言葉でも私は使いませんし、本などでも使われません。

    これらはダメで「〜なんです」は本でも使われるように、話し言葉でも表記することが許されているのは何故でしょうか?

      補足日時:2022/07/03 00:11

A 回答 (7件)

「~なんです」は元々話し言葉のはずなのに、書き言葉でも使われるのはなぜか。


 多くの問題を含む気がします。
 めんどくさい話を抜きにして答えだけを書くと、「広く認められているから」とでも言うしかないような。

 まず辞書をひきます。なんという単語でひくかがまためんどくさいのですが、下記でよいでしょう。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%AE%E3%8 …
===========引用開始
出典:デジタル大辞泉(小学館)

の◦です の解説
[連語]《準体助詞「の」+断定の助動詞「です」》「のだ」の意の丁寧な表現。
1 理由や根拠を強調した断定の意を表す。「注意をしないからけがをする―◦です」
2 (「のですか」の形で)相手に対する要求・詰問の意を表す。「事故の損害賠償はどうしてくれる―◦ですか」
3 (多く「のでした」の形で)事柄のようすやあり方を強調して説明する意を表す。「彼は彼なりに努力をしている―◦でした」
[補説]話し言葉では「んです」の形をとることが多い。
===========引用終了

「のです」と「んです」には大きな違いはなさそうです。
※「のでした」は「んでした」にはしにくい気がしますが……。
 問題は〈[補説]話し言葉では「んです」の形をとることが多い〉の一文です。
 これは、「んです」は話し言葉、ととれなくもありません。
 実際の使われ方を考えると、書き言葉では同じように使われる。話し言葉では「んです」の形をとることが圧倒的に多い……ということでは。


 あとは余談とお考えください。
 なぜ〈話し言葉では「んです」の形をとることが多い〉のか。
 個人的には「のです」使いたくない言葉ですし、「んです」もよほどのことがないと使いません。「のだ」「んだ」も同様です。
 かなり強い響きがあるからです。
 ただ、デスマス体の文末に変化をつけるために、やむをえず使うことはあります。個人的な語感の問題なのでリンクだけ張ります。
伝言板【板外編7】デス・マス体が書きにくいワケ1
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-277.h …

 補足で書かれた〈「こんにちわ」や「そうゆう」みたいなのは同じ話し言葉でも私は使いません〉は同感ですが、表記・発音の問題ですからちょっと別の話でしょう。
 こちらは「広く認められてはいないから」ということかと。
 辞書が認めているか否かはちょっと微妙な話になります。
 どちらも以前のコメントから抜粋します。

【こんにちは こんにちわ】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12986832.html
━━━━━━━━━━━引用開始
No.12
回答者: 1311tobi 回答日時:2022/06/08 21:21

 現段階では「こんにちは」が一般的なのは間違いありません。一般的なルールがそうなっているのですから。でも、「こんにちわ」を「間違い」と説明するのはけっくむずかしいかもしれません。
 近い将来「こんにちわ」もOKになっても不思議ではない気がします。
 次のような形なら、「は」と「わ」のどちらが自然に感じますか。
「こんちは」「こんちわ」
「ちはー」「ちわー」
「ちはっ」「ちわっ」
━━━━━━━━━━━引用終了

【「いう」と「ゆう」 シニアです。「日本語の乱れがー」とか「国語教育がー」などと言いたいわけではありま】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12947725.html
━━━━━━━━━━━引用開始
No.12
回答者: 1311tobi 回答日時:2022/05/15 21:16

 まず、「いう」を「ゆう」にするのは、個人的にはとても許容できませんが、必ずしも間違いとはいえないようです。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%A8%80%E3%8 …
===========引用開始
出典:デジタル大辞泉(小学館)

ゆ・う〔ゆふ〕【▽言う/×云う/×謂う】 の解説
[動ワ五(ハ四)]「い(言)う」の終止・連体形を「ユー」と発音するところから、「ゆ」が語幹と意識されてできた語形。終止・連体形以外で「ゆわない」「ゆった」などと言うこともあるが、本来の言い方ではない。
===========引用終了
 このデジタル『大辞泉』という辞書は、新しい言葉をどんどん採用する傾向があるので、ほかの辞書にはまだこのような記述はないと思います。
 こういうのはちょっと困る、定着などしてたまるか、と思いながら、もう間違いとはいえないでしょう。
━━━━━━━━━━━引用終了
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この回答へのお礼

私は「こんにちわ」「そうゆう」は気持ち悪く、一種の若者言葉のようなものだと思っていたのですが、
近頃はいい年した人、それもいたって真面目な文章なのに使う人を多く目にします。
なので新しい用法というわけでもない気がします。

この気持ち悪さはいろいろ調べた結果、話し言葉だからおかしい、という結論に至りました。
しかし「~なんです」は話し言葉にも関わらず、
本や新聞でも使われるパターンがあります。
私自身も慣れてしまっていて気持ち悪さはほとんどありません(軽い感じはしますが)
状況や相手によっては「ちわ」とか、「そゆこと」みたいに崩すことはありだと思っているので
絶対悪、という風に考えているわけでもありません。

>表記・発音の問題ですからちょっと別の話でしょう。
「~なんです」も表記・発音の問題ではないのでしょうか?
辞書に載ってるから、広く認知されているから、とは言っても、いまいち理由がわからず釈然としません。
なぜ市民権を得ているのか?(=許されているのか)です。

特別決まりがあるわけではないようですが、
具体的な事はわからないということでしょうか…。

お礼日時:2022/07/05 20:20

まだ「~なんです」なら許容範囲だと思う。



よく「〜何ですか?」(〜なのですか?の意味で)と書いてあるのを見かける。ここまで来ると単なる変換ミスとは思えない。
小学校の国語をもう一度勉強した方がいいと思う。
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その書き手は、読み手を聞き手として認識しているのだと思います。



ご質問文の場合も、たとえば、
《話し言葉ですよね。》なども話し言葉(呼びかけ)になるでしょう。
書き言葉なら、
「話し言葉でしょう」
「話し言葉になるはずです」
などですかね。

しかし違和感が無いのは、質問者さんが回答者を想定して話しかける気持ちで書いているからなんです。
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話し言葉だから。


会話の微妙なニュアンスを表現するのに
「私は会社員なのです」
だけでは、あまりに物足りない。
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話す様に書く事が


推奨されているから
なんです。

これを、
「言文一致」と言います。
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どんどん話し言葉どおりで通用する時代になって居ます。


学校へ行くと書き、学校え行くと読む時代は終わっていいと思います。
遠くは、とうくでなく、とおくが正しいとか一貫性もない。

日本人の過半数が間違えるなら、もうそれが正しい日本語です。
そう思いませんか?
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小説や漫画などは見て読んで楽しむものなので


話言葉に近い文体使ってるんじゃないの知らんけど

漫画でいちいちあなたがいう「文章に適する言葉」とかじゃしらけるよね
小説もそうんなんじゃないの知らんけど

>という表記が許されている
許される、とは?誰が許すって?

誰も文句言わないならやったモン勝ちでしょ
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