ジメジメする梅雨のお悩み、一挙解決! >>

質問させてください。
企業ロゴデザインを現在しているのですが、色を4色使うのであれば、CMYKで指定するのが良いのか、それともDIC等で4色選んだほうが良いのでしょうか?
そもそもロゴデザインでDIC等を使うのは、CMYKで指定するより単色で済んで金額的に安いからということなのですか?
当方ロゴデザインは専門外のため分からず困っています。
どなたか詳しい方,教えてください。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (5件)

4色印刷で使用する場合と、そうでない場合を考えて指定します。


例えば主な目的が名刺や封筒などで使う事で、
金額的に抑えたいのならば、ロゴマークは1~2色で作る事もあります。この場合はDICで指定します。
1~2色印刷のほうがコスト的に安いからです。
(もちろんCI戦略として単色デザインにする場合もあります)
ご質問は4色とおっしゃっているので、
この価格的な観点からは余りDIC指定は意味がないようにも見えます。

ですが、ロゴマーク納品時は
CMYKで指定したものと近似色のDIC指定、また、
グレースケール用の指定(新聞掲載の広告などの用途に)も
付けておくといいと思います。

マークは看板などに使う事もあり、
制作物や業者によってはCMYKよりDICで指定したほうが良い場合があるからです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変参考になります。
>CMYKで指定したものと近似色のDIC指定、また、
>グレースケール用の指定(新聞掲載の広告などの用途に)も
>付けておくといいと思います。
この形で納品しようと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/04/12 22:46

 No.4のjanvierです。

他の方のご回答とmarley77様のコメントを読んでいなかったもので失礼しました。

 わたし個人の経験として、とかくコーポレイトカラーはクライアントの経費や管理の面から色数が少ない方がいいという自説を唱えてきたことから、とかくロゴはベタのもので色数も少ないものと勝手に解釈しておりました。

 お仕事のような場合にはたしかにCMYKの方が印刷コストは安くなりますよね。それに、DICだけではかなり色数があるようでそれほど鮮やかなものは案外ないものです。

 花柄の多色ロゴなんてわたしが最前線に居た頃にはやりたくてもクライアントから強力なブレーキがかかったぐらいで、とても考えられなかったもの、うらやましいです。いいお仕事をなさって下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なんとか3色にまとめてno.1様のお礼に書きました形での納品をしようと思います。やはり汎用性の事を先方にもお話しして今後のコストに関わってきますのでとこちらが多少でもブレーキをかける提案をしようと思っています。
ご丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/13 03:32

 ロゴなどに使うコーポレイトカラーは、印刷物についてはDICで指定することが多いものです。

その理由としては印刷会社や他のデザイナー、イベント会社、広告代理店などとのコミュニケーションが円滑に進むことにあり、CIの統一の管理上便利だからです。
 もとより、CIマニュアルなどに記載する際にも多くはDICで指定しているようです。

 ただし、同じ印刷物でも、ことパッケージについては段ポールを含む紙質によって色の上がりが一様にならないことが多いこと、さらに陳列によって褪色がありうることなどから、一応DIC指定を基本にしながらも、指定色に近く見えるインクを別途制定し、それぞれ色見本を作成しておくということも行われます。

 また、DIC指定と言いましても、DICの色名帳のロット(年版)によってかなり色調が異なりますので、特に詳細に色合わせを求めるならロット番号を付記して指定することにもなります。
 そのため、CIマニュアルを作成している会社では厳密な色校正を行って印刷した色見本のチップを添えているケースもあります。
 
 一方、看板、広告塔、あるいはイベントのブースということになりますと、これらはDICで指定しても実際にはその色の素材を特注品を作らない限りなかなか指定通りにはいかないものです。
 しかも、広告塔や看板など大きな面積を持ち、しかも外光に曝されるものでは、印刷物と同じDIC指定ではとかく実際に見た色調が薄く感じられてしまいます。

 これらのことから看板、広告塔、あるいはイベントのブースに使用する、たとえばスコチカルフィルムなどのカッティングシート類、あるいはペイントなどについてはDIC指定を元に、別途やや濃い目の色を指定色として、品番を指定したり色見本を作成しておくことが行われています。
 この場合、マンセルで指定することも出来ますが、もっと簡単に塗料工業会の色見本帳などを参考にすることも多いようです。

 同様のものに社旗などの染色の染料の指定をすることもあります。

 取り急ぎ頭の中にあるものだけを書きましたのでさぞ読みにくいことと思いますし、このほか、なにか書き漏らしたものがありそうですが、お気づきでしたら補足をお願いします。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
NO.3様のお礼にも書きましたが、5色使う場合はCMYKでの指定が印刷時の金額でも安くて良いと思われますが,その際もDICでの指定はした方が良いのでしょうか?CMYKのみの納品は良く無いのでしょうか??なにぶん花柄のロゴでして、文字も違う色にすると5色になってしまいます。そもそも5色も使わない方がいいのでしょうか?でもオリンピックロゴは…。オリンピックロゴはCMYKですかね。。

補足日時:2005/04/13 00:22
    • good
    • 0

marley77さん 単純なことです。


ロゴをデザインして、ロゴの色を決めます。決める色はあなたのイメージで何でもOKです。手元のたばこの色がイメージ通りであればそれをサンプルとします。たばこをプレゼで見せるわけにはいきません。そのたばこに近い色をDICからさがして特色とします。そしてカラーチャートから、たばこの色に近い分解色を指定します。それだけのことです。

問題はこの例に出した「たばこの色」です。デザイナーは色々勉強して明快なコンセプトでこの色の説明をしなくてはなりません。ライバルの会社の色、将来性、環境問題、媒体の露出度、などで、なぜこの色でなくてはならないのかを説明します。

色々考えると、こんな問題だってあるかもしれません。ロゴを「キンアカ」に決めたとします。「キンアカ」は M100%+Y100% の色をいいます。通常でいう赤です。夕焼けの写真に「赤」のロゴは目立ちません。この時は、ロゴの色はスミ100%でOKということにします。あるいはロゴの白抜きだって考えられます。また、いかなる場合も○○ミリ以下で使用してはいけないとか、こういうあらゆるケースの取り決めも考える必要もあります。
これをロゴのアプリケーションといいます。
DIC以外にPANTON の色指定を付け加えると完璧です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>なぜこの色でなくてはならないのかを説明します
きれいな色をという配慮のみでぜんぜん考えていませんでした。
何度かロゴデザインはやっているのですが、いつもスミ100%のみで納品していたのですが、今回はパンチのあるカラーでというオーダーをもらったのでカラフルなロゴにした所、質問のような疑問が出てきた次第です。現状4色にしていますが,5色になりそうな気配が出てきました。こうなるともうCMYKの物ととスミの物の納品で良いのですかね?一応DICやPANTONEも付けるべきなんですかね?後追い質問でスイマセン。

お礼日時:2005/04/12 23:55

企業ロゴの場合、



・モノクロ1色…新聞広告などにロゴを使う場合を想定
・カラー特色…紙袋や封筒などにロゴを使う場合を想定
・プロセス4色…雑誌広告など4色印刷物にロゴを使う場合を想定

の3パターンを作っておけば大丈夫です。

封筒にロゴを刷り込む際、4色だと4版必要になりますので、その場合は特色1色の指定にすると、印刷費が抑えられます。
逆に、4色製版のポスターにロゴのみ特色指定だと、5版必要になってしまうため、印刷費がアップしてしまいます。その場合は、シアン○%+マゼンタ○%のほうが都合がいいのです。

ロゴは汎用性が求められますので、なるべくシンプルなほうがいいのではないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>4色製版のポスターにロゴのみ特色指定だと、5版必要になってしまう
そうですね。DICのみの指定で納品していたらクライアントにご迷惑をおかけする所でした。
No.1様のお礼に書きました通りに納品する事に致します。
大変参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/04/12 22:52

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

QIllustrator上で色をDIC指定したいのですが

お世話になります。
ちょっと無知な質問かもしれませんが許してください。
イラレ上で作業している時に色を特色(DIC)で表示させるのはどうやってするんでしょうか?
カラーボックスの欄にDIC000と表示されていてちゃんとその色で表示されています。通常のCMYKの色からどうやってDIC特色の色の設定をしているのか教えてください。

Aベストアンサー

illustratorのヴァージョンによって違うかもしれませんが
スウォッチを表示させたいのであれば
上のメニューバー、ウインドウ~スウォッチライブラリ~DICcolor で出ませんか?

特色をCMYK分解するのは可能ですが、逆はできないと思います。

外部出力の際に特色で指定するには、Kのみ使用でdataを作成して色番号を指定すればよろしいかと。
data欄外ににdicで塗った四角と番号を書き加えておくのです。
さらに担当者に念押しして万全を計りましょう。

QDIC指定でKのみで構成されたカラーチップ

Illustrator CSでロゴを制作しています。
2色(オレンジとグレー)で構成されていて
オレンジはDIC160、グレーはDIC540を指定しています。
このグレーはCMYKに変換するとC=78,M=67,Y=71で構成されており、純粋なKで構成されていません。
DICのスウォッチパレット上で、グレーと思われるカラーをCMYKに変換して調べてみたのですが、ほとんどがCMYで構成されていて、純粋にKだけで構成されたカラーがありません。
実際に入稿するとき4色印刷なら問題ないのですが、特色印刷する場合、他の色が混ざっていない色を指定するにはどのようにすればいいのでしょうか?PANTONEを指定するしかないのでしょうか。
DICを使用することが多いので、DICにてKのみで構成されたグレーを指定できる方法があれば、教えていただきたいと思います。

Aベストアンサー

特色版なら、出力時にdic540の版やdic160の版として出力指定すれば、cmykに分版されずに出力されます。イラストレーターでもそのような出力は出来ますし、たしかepsなどにしてインデザインCSに貼り込んでもdic指定は生きるはずですので、そのdic番号で出力指定しやればいいと思いますが。
特色自体何色かのインキを練って作るのが前提ですから、
それをスミのみでグレーを作るということはスミ版の網カケということになりますので、それは特色版にはならないと思いますし、dicでは表現できないのではないでしょうか、どうしてもというと、見た目dicのグレーの各色に近い網を作るということになりますが。
スミインキはそのままでは100%スミですので、網掛けしないということは何らかのインキを混ぜなければグレーになりません
dicのインキ調整用のチャートには特色のインキの配合がグラム単位で出ていますが、そこには、スミインキと原色藍、紅、メジュウムでグレーを作っているものが多いように記憶しています。

Q商品のロゴ制作に使用するフォントについて

ある電気製品のペットネームのロゴのデザインを行なっております。
ロゴは製品には入りませんが、
パンフレットや商品の箱には入る予定です。
その時、フリーフォントや、既存のフォント(主にCD-ROMで購入)などを使用した場合など、
フォントメーカーに確認を取らなければいけないのでしょうか。
それとも、お金を出して購入したフォントなどは、
勝手に使用しても問題ないのでしょうか。

少し前に、auの携帯電話で、サイトウマコト氏が使用したフォントの件で、
裁判になったりしていたので、少し不安になり、質問させていただきました。

どなたかフォントの著作権などに関して、
ご存じの方がおられましたら、教えていただけないでしょうか。

Aベストアンサー

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)発行の『グラフィックデザイナーの著作権Q&A』という本にある文を引用します。

Q. 既成書体を使ってロゴを制作することは許されますか?
A. 既成書体の数文字をそのまま利用する場合は、慎重に対応した方がいいでしょう。変形して利用する場合は、許される範囲はかなり広いと考えられます。

その他色々書かれていますが、要約すると「書体の著作権は認めるがその権利範囲を狭く解釈する」という事だそうです。これはコンピュータプログラムなどにもよく適用されるとのこと。

  ・既成書体でロゴを作ってもいいが、商標登録等をして使用に制限をかけることはできない。
  ・書体の著作権は認めるが、万人の共有財産とも見なせるので、これを数文字変形してロゴを作るのは構わない。
  ・が、既成書体の全文字に手を加えて別のひと揃いを作るのは明らかに著作権違反。

とのことです。

あとサイトウマコト氏の件ですが、あれはサイトウ氏がデザインした携帯電話の数字キーの数字に既存のフリーフォントを使用したにも関わらず、「サイトウ氏が数字までデザインした」という記事が出て、フォントの作者がクレームを出したものです。しかし裁判まではいっておりません。サイトウ氏とauが即座にミスを認めフォントの作者に謝罪をし、作者も受け入れ和解しております。

参考URL:http://www.jagda.org/copyright/copyright.html#copyright

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)発行の『グラフィックデザイナーの著作権Q&A』という本にある文を引用します。

Q. 既成書体を使ってロゴを制作することは許されますか?
A. 既成書体の数文字をそのまま利用する場合は、慎重に対応した方がいいでしょう。変形して利用する場合は、許される範囲はかなり広いと考えられます。

その他色々書かれていますが、要約すると「書体の著作権は認めるがその権利範囲を狭く解釈する」という事だそうです。これはコンピュータプログラムなどにもよく適用される...続きを読む

QDIC? PANTONE? 色見本帳はまずどれを買う?

現在、多数の会社が名刺などに使うロゴマークの制作をしています。
元々Web制作を行っていたもので、印刷に関しては、色々本は読んで勉強しているものの素人です。

特色、CMYK、モノクロでそれぞれ色指定を行いたいのですが、
・特色はDICとPANTONEで、Webで調べる限りDICの方がポピュラーと見受けられるのですが、
 PANTONEのみで指定するのは不親切ですか?
 (Adobe IllustratorではPANTONEのパレットしかないですよね?)
・色見本帳は色々な種類あるようですが、
 まずはどれを買うのが良いと思われますか?
 (全部を買う予算はありません・・・)
・特色と似た色味を出せるCMYK値はどうやって調べれば良いのでしょうか?

会社によっては紙の色も真っ白とは限らないのですが、こういう場合の指定はどうしたら良いでしょうか?

一社のみが使うロゴであれば、色校正を取る、カラーチップをつける、その会社が使う印刷会社に相談するなどすれば良いのでしょうが、印刷会社も不特定多数なので相談できる方がいません。
初歩的なことと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

現在、多数の会社が名刺などに使うロゴマークの制作をしています。
元々Web制作を行っていたもので、印刷に関しては、色々本は読んで勉強しているものの素人です。

特色、CMYK、モノクロでそれぞれ色指定を行いたいのですが、
・特色はDICとPANTONEで、Webで調べる限りDICの方がポピュラーと見受けられるのですが、
 PANTONEのみで指定するのは不親切ですか?
 (Adobe IllustratorではPANTONEのパレットしかないですよね?)
・色見本帳は色々な種類あるようですが、
 まずはどれを買うのが良いと思...続きを読む

Aベストアンサー

工業デザインで機器類のシルク印刷を主としているので偏りがあるとは思いますが。
>PANTONEのみで指定するのは不親切ですか?
やっぱりDICのほうがトラブルがないですね。
Adobe IllustratorはスウォッチでDIC Colorを指定できます。

>色見本帳は色々な種類あるようですが
DICの光沢紙色色見本帳の~1000番までのものですね。

>特色と似た色味を出せるCMYK値はどうやって調べれば良いのでしょうか?
正確な色は、DICに電話するとすぐ教えてくれます。
概算値はIllustratorでまずスウォッチを選択し描画色のところに選択した色が現れたら、ダブルクリックするとカラーピッカーが現れ、選択したスウォッチのCMYK,RBG,HSBが表示されます。

>会社によっては紙の色も真っ白とは限らないのですが、こういう場合の指定はどうしたら良いでしょうか?
これはどうしようもないですね。カラーチップで調色してもらう以外ないと思います。

QIllustratorのパスが選択できない!何故?

Adobe IllustratorCSを使用している者です。
いままで何もなかったんですが、先日突然、イラレ作業中に選択ツールならびにダイレクト選択ツールでパスをクリックしても選択できなくなってしまいました。別にパスやレイヤーにロックがかかっているわけではなく、パス自体の線部分というか境界線をクリックするといままで通り選択できます。ただ、パスの塗り部分をクリックしても何の反応もしません。
知らない間に環境設を変えてしまったかと思いチェックしてみましたが、特にそんなことはないように思います、というかそんな「塗り部分は選択しない」というような設定はないように思います。
これは解決先はないのでしょうか、どうか教えてください。

Aベストアンサー

「環境設定」の「エリア選択」がOFF(チェックなし)になっていませんか?

Q印刷用デザインの特色について

印刷用デザインの制作で色について質問があります。
1つの制作データファイル(ai)に、デザインの色を指定するときに、色々な特色(DIC、PANTONE、TOYO等)を一緒に使ってもデータや印刷時に問題はないのでしょうか?

調べたら印刷やさんによっては、できる特色が限られているところもあり、印刷屋さんが決まっていなくデザインのみ仕上げる場合は、特色の番号を使うよりは、特色の番号に準じたCMYKの数値を入力したほうが無難なのでしょうか?

私は、広告などのデザインの基本になる色を色見本を見ながら決めて、細かい色などはカラーピッカーから、合う色や気に入った色をスポイントツールで拾っているのですが、色の数値の%が小数点になってもよろしいのでしょうか?(例 C:58.45%)
それともきっちり小数点の無い数値にしたほうがよいのでしょうか?

ロゴは、お客様にもわかりやすいように、全ての色の数値に小数点が無いようにしているのですが。ロゴにグラデーションがつく場合は、あきらめています。

ご回答いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

こんにちは。
グラフィックデザイナーです。

「特色」の指定ってどういうものか、しっかり理解されているでしょうか?
DICとかPANTONEってどういうものか、理解されているでしょうか?
CMYKの色指定の刻みの由来についてもご存知でしょうか?

CMYK指定を10%・5%刻みで指定するケースが多い理由。

コンピュータがデザインに使われていなかった時代、印刷はアナログ、つまり手作業で版を作っていました。
印刷機の精度の問題、製版の精度の問題などが絡み合って、2%とか3%などで刻む色指定は誤差でしかありませんでした。作業工程でずれるんです。どうしても。

レーザーでダイレクト製版ができるようになった現在はかなり精度も上がりましたので、「指定すれば出るかもしれない」というレベルになってますが、もともとは10%刻みが基本だったのです。ちゃんと違いが分かる色指定ということでね。
どうしても5%指定したいと言えば、現場の人が労力を払って努力してくれましたが、ほとんどが一笑に付されるお話でした。(大御所レベルなら別ですけどもね)

さて。

上記のように現在では製版の精度が高くなったので、10%と言わず、5%でもある程度の印刷品質が期待できます。
ただしそれは条件の良い印刷媒体である、ということが前提なんです。

用紙がアート紙なら、ほぼ制作者の想像通りに色が出てくると思いますが、用紙によってはそれが期待できないケースがあります。
表面加工していない用紙は、インクを吸い込んで濃く沈んだ色になったりします。

Dot Gain 15% とかいう文字をどこかでご覧になった事は無いでしょうか。
一度調べていただければ良いかと思いますが、つまり、色のコントロールが難しい用紙や媒体があるってことを前提に、色指定は行われるべきなんです。

他の方も書かれているように、「00.00%」といった中途半端な色指定を、誰もが間違いなく共有できてちゃんと色校正ができるなら小数点指定は問題ないでしょう。

あなたが神の目を持っていて、この色はこれだけズレているからだめだ、という判断ができるかどうか、というお話にもなります。
色校正も一般的に思われているほど完璧ではなくて、実は印刷の圧が違うとか、インクの量にムラがあるとか、そういうものを見抜く作業でして。
それを見抜いた上で、色指定がまずいのか、校正がまずいのか、変更する必要があるか、などを検討するプロセスです。
小数点単位での指定は、それらの判断を難しくします。

小数点の色指定を否定しているのではありません。
写真だったら小数点以下の部分もありますからね。

なんでもかんでも小数点以下の指定をするのは、「本当にその微妙な指定が必要か?」という再検討もする必要があるとお考えください。


日本国内ではDICの使用頻度が高い(とワタシは思っています)ですが、これは理由があって「色見本」というだけではなく、DICのインキを「調合する数値」が書かれているんで、話が早いんですね。
インクAとインクBとメジュームをこの比率で混ぜたらOK、というチャートでして、ここにPANTONEとの違いがあります。

PANTONEは「色を分類して、紙や繊維、プラスチックなどに使ったらこんなふうに見えるよ」という「色見本屋さん」。
DICは「インクの練り方を決めたよ。この色はこの調合ね」というチャートを用意して売る「インク屋さん」なんですね。TOYOも同じくインク屋さんです。

このようにアプローチがまったく逆ですので、aiデータの中に複数のカラーチャートのチップが使われるのは「おかしい」と言っても、たぶん間違っていません。

海外のロゴのCMYK指定が小数点になっている場合がありますが、これはPANTONEの色見本を基準に再現する目標値として出されていると理解した方がしっくりきます。

例えばロゴの色を考えたとき、色を厳密に指定して、それを共有したいならPANTONE。(グローバル企業や、中国で印刷をする企業さんはPANTONE必須です)
そうでない場合はDICで検討する、という感じでしょうか。

プロセス4色印刷が多い企業さんなら、DICよりもCMYKで色を検討して、それに近いDICを探し、2種類の色指定を提示するのが良い方法です。
特色印刷が多いなら、印刷される媒体をリサーチした上でDICを検討して、それに近いCMYKも提示する。ケースバイケースで色指定の共有をするのですね。

CMYK + DIC の色指定を提示する理由は、コスト面からも有効な方法なんです。

PANTONEのカラーチャート、1シートで買えば安いですが、フルセットで買うとかなり高いんですね。印刷屋さんもあんまり持ってません。
CMYKならカラーチャートは安いし、クライアントでも気軽に持てるし、印刷屋さんも自前のチャートを作ってくれる可能性が高い。DICも同様ですね。

クライアントがどんな企業なのか、どういう媒体を使うのか、デザインする前にしっかりリサーチすれば色指定はもっと容易に、かつ間違いがなくなると思います。
ぜひ研究を進めてください。

こんにちは。
グラフィックデザイナーです。

「特色」の指定ってどういうものか、しっかり理解されているでしょうか?
DICとかPANTONEってどういうものか、理解されているでしょうか?
CMYKの色指定の刻みの由来についてもご存知でしょうか?

CMYK指定を10%・5%刻みで指定するケースが多い理由。

コンピュータがデザインに使われていなかった時代、印刷はアナログ、つまり手作業で版を作っていました。
印刷機の精度の問題、製版の精度の問題などが絡み合って、2%とか3%などで刻む色指定は誤差でしかありませんで...続きを読む


人気Q&Aランキング

おすすめ情報