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加速度aと糸の張力T(図a〜d)あるいは物体間の垂直抗力N(図e,f)を求めよ。ただしm<M、摩擦はないとする
という問題でeとf以外は物体の一体化で考えることができますよね?eとfも物体の一体化で考えても解けるのでしょうか?

「加速度aと糸の張力T(図a〜d)あるいは」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 重力加速度をgとする

      補足日時:2022/12/30 22:53

A 回答 (3件)

個別の物体に働く力と、それによる加速度を「運動方程式」として記述し、それを解けばよいです。



(a) m に働く力:
 上向きに F
 下向きに重力 mg
 下向きに張力 T
加速度を上向きに a とすれば、運動方程式は
 ma = F - mg - T   ①

M に働く力:
 上向きに張力 T
 下向きに重力 Mg
加速度は m と同じ a なので、運動方程式は
 Ma = T - Mg     ②

①②の連立を解けば、① + ②より
 ma + Ma = F - mg - Mg
→ a = (F - mg - Mg)/(m + M)

これを②に代入すれば
 T = Ma + Mg = M(F - mg - Mg)/(m + M) + Mg
  = [M(F - mg - Mg) + M(m + M)g]/(m + M)
  = [M/(m + M)]F

もちろん、① × M - ② × m より
 0 = M(F - mg - T) - m(T - Mg)
→ (m + M)T = MF
→ T = MF/(m + M)
と直接求めてもよい。


(b) m に働く力:
 下向きに重力 mg
 上向きに垂直抗力 N
 右向きに張力 T
 左向きに摩擦力 μ'N
加速度を右向きに a とすれば、運動方程式は
 mg - N = 0   ③
 ma = T - μ'N   ④

M に働く力:
 上向きに張力 T
 下向きに重力 Mg
加速度は m と同じ a (ただし下向き)なので、運動方程式は
 -Ma = T - Mg     ⑤

③④⑤の連立を解けば、③より
 N = mg
これを④に代入して
 ma = T - μ'mg    ⑥
⑤ × m + ⑥ × M より
 0 = m(T - Mg) + M(T - μ'mg)
→ (m + M)T = Mmg(1 - μ')
→ T = Mmg(1 - μ')/(m + M)


以下同様。(c)(d) は (b) の変形です。


>eとfも物体の一体化で考えても解けるのでしょうか?

「一体化」って、要するに「加速度は共通」ということですよね?
当然、(e)(f) も (a)~(d) と全く同じやり方です。

(e) m に働く力:
 下向きに重力 mg
 上向きに垂直抗力 N
加速度を上向きに a とすれば、運動方程式は
 ma = N - mg    ⑦

M に働く力:
 下向きに重力 Mg
 下向きに垂直抗力 N(m からの反作用)
 上向きに F
加速度は m と同じ a なので、運動方程式は
 Ma = F - Mg - N     ⑧

⑦⑧の連立を解けば、⑦ × M - ⑧ × m より
 0 = M(N - mg) - m(F - Mg - N)
→ (m + M)N = mF
→ N = mF/(m + M)


(f) 力学的には (e) と全く同じですね。

m に働く力:
 下向きに重力 mg
 上向きに垂直抗力 N
加速度を上向きに a とすれば、運動方程式は
 ma = N - mg    ⑨

M に働く力:
 下向きに重力 Mg
 下向きに垂直抗力 N(m からの反作用)
 上向きに F
加速度は m と同じ a なので、運動方程式は
 Ma = F - Mg - N     ⑩

⑨⑩の連立を解けば、⑨ × M - ⑩ × m より
 0 = M(N - mg) - m(F - Mg - N)
→ (m + M)N = mF
→ N = mF/(m + M)
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一体化で全体の加速度は求まるね。


その加速度でmが動くための垂直抗力も求まるけど
でも、それを「一体化」で解いたとは言えないでしょう。
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重力については何も書いてない。

てことは、b, c, dでは加速度なんか生じないのは自明でしょう。
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